SIerにおすすめの資格12選|職種別の優先順位・選び方を解説

年収・市場価値

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SIer転職では、資格よりも実務経験が重視されます。

ただし、経験が浅い人や、クラウド・社内SE・ITコンサルなど未経験の分野へ進みたい人にとって、資格は知識と意欲を示す有効な材料です。

【状況別おすすめ資格】

状況・年次最初に検討する資格
未経験・新卒・SIer1年目基本情報技術者試験
SIer経験2〜5年応用情報技術者試験
クラウドへ進みたいAWS認定資格・Azure認定資格
インフラ・ネットワーク系CCNA・LinuC
社内SEへ転職したい応用情報・AWS・セキュリティ系
PM・上流工程へ進みたい応用情報・プロジェクトマネージャ試験
ITコンサルへ進みたい応用情報・SAP・PM系資格
自社開発へ転職したいJava資格より開発経験・ポートフォリオを優先

この記事では、SIer社員におすすめの資格を、未経験・若手・クラウド・インフラ・開発・PMなどの目的別に解説します。

この記事の結論!
  • SIer転職で資格は必須ではないが、スキルや経験を補強する材料になる
  • SIerにおすすめの資格は、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・プロジェクトマネージャー試験・AWS・Cisco・SAP・Java・セキュリティ系資格
  • 資格を取る前に、TechGoMyVision社内SE転職ナビなどの転職エージェントで市場価値を確認しておくと遠回りしにくい
  • 資格取得だけで年収が上がるわけではなく、「経験×資格」で求人にアピールすることが重要

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今の年収からどの転職先を狙うべきかチェック

年収アップを狙うなら、資格よりも転職先選びや経験の伝え方が重要です。あなたに合う方向性を確認しましょう。

年収アップの方向性を確認する
  1. SIerに資格は必要?転職では実務経験が優先される
    1. 資格がなくてもSIer転職はできる
    2. SIer転職で資格が評価されやすいケース
    3. 資格手当や昇進に影響するかは会社によって異なる
    4. 資格取得より転職活動を優先した方がよいケース
  2. SIer転職で評価されやすいおすすめ資格12選
    1. ITパスポート
    2. 基本情報技術者試験
    3. 応用情報技術者試験
    4. AWS認定資格
    5. Azure認定資格
    6. CCNA
    7. LinuC・LPIC
    8. Java資格
    9. データベース系資格
    10. セキュリティ系資格
    11. プロジェクトマネージャー試験
    12. SAP認定資格
  3. SIer未経験者・若手におすすめの資格
    1. ITパスポートはIT未経験者向け
    2. 基本情報技術者試験は若手SIerの土台になる
  4. 【転職先別】SIer社員が取るべき資格の優先順位
    1. 大手SIerへ転職するなら応用情報を優先する
    2. 社内SEへ転職するなら応用情報・AWS・セキュリティ資格
    3. 自社開発へ転職するなら資格より開発経験を優先する
    4. クラウドエンジニアへ転職するならAWS・Azure資格
    5. ITコンサルへ転職するなら応用情報・PM・SAP資格
    6. PM・PMOへ転職するなら資格より管理経験を整理する
  5. 【経験年数別】SIer資格取得ロードマップ
    1. 入社前・SIer1年目は基本情報を目指す
    2. 2〜5年目は応用情報か専門資格を選ぶ
    3. 5年目以降はPM・セキュリティ・クラウドなど専門性を高める
    4. 30代は資格数より実務経験との一貫性を重視する
  6. 資格を取る前に転職市場での評価を確認しよう
    1. 資格を取る前に求人情報を見るべき理由
    2. SIer社員におすすめの転職エージェント
    3. 転職エージェントで確認すべきこと
  7. SIer転職で資格より重視されるスキル・経験
    1. 要件定義・設計など上流工程の経験
    2. 開発・プログラミング・データベースの実務経験
    3. 運用・保守から転職する場合にアピールすべき経験
    4. クラウド・ネットワーク・セキュリティの技術知識
  8. SIer転職で資格を評価・年収アップにつなげる方法
    1. 資格単体ではなく「経験×資格」で見せる
    2. 目指す職種から逆算して資格取得する
    3. 職務経歴書では資格より仕事内容を具体的に書く
  9. SIer社員が資格取得で失敗しないための注意点
    1. 資格マニアにならない
    2. 難関資格にこだわりすぎない
    3. 求人の歓迎条件を見てから学習する
  10. SIer転職と資格に関するよくある質問
    1. SIer転職で資格なしだと不利ですか?
    2. 大手SIer転職で資格は必要ですか?
    3. SIerから社内SEに転職するならどの資格がおすすめですか?
    4. 資格取得と転職活動はどちらを先に始めるべきですか?
    5. SIerからクラウドエンジニアを目指すならAWS資格だけで十分ですか?

SIerに資格は必要?転職では実務経験が優先される

結論からいうと、SIer転職に資格は必須ではありません。

採用選考では、保有資格よりも担当工程、使用技術、プロジェクト規模、顧客対応などの実務経験が重視されます。

ただし、資格がまったく意味を持たないわけではありません。

経験が浅い人や未経験分野へ転職する人にとっては、基礎知識や学習意欲を示す材料になります。

資格がなくてもSIer転職はできる

資格を持っていなくても、SIerへの転職やSIerからのキャリアアップは可能です。

特に経験者採用では、資格の数よりも「どのようなプロジェクトで、何を担当したか」が見られます。

要件定義、設計、開発、テスト、運用保守、顧客折衝など、応募先で活かせる経験があれば、資格がなくても十分に評価されます。

私自身もSIerの現場で働いていますが、実務では資格問題を解く力より、設計書を読み、周囲と確認しながら作業を進める力の方が重要だと感じます。

SIer転職で資格が評価されやすいケース

SIer転職で資格が評価されやすいのは、実務経験だけでは知識や意欲を伝えにくいケースです。

たとえば、IT未経験者や経験の浅い若手、クラウドやセキュリティなど未経験分野を目指す人は、資格によって基礎知識を示しやすくなります。

資格が評価されやすい人資格を取るメリット
IT未経験者ITの基礎知識を示せる
SIer経験が浅い人実務経験の不足を補いやすい
クラウド未経験者AWS・Azureの学習意欲を伝えられる
インフラ未経験者ネットワークやLinuxの基礎を示せる
PM・上流工程志望者マネジメント知識を補強できる

一方、十分な実務経験がある人は、資格取得より職務経歴書の内容を磨いた方が選考に効果的な場合もあります。

資格手当や昇進に影響するかは会社によって異なる

資格が給与や昇進に与える影響は、勤務先の制度によって大きく異なります。

資格取得時に一時金が支給される会社もあれば、毎月の資格手当が付く会社もあります。

昇進要件として応用情報技術者試験や高度情報処理技術者試験などの取得を求める企業もあります。

ただし、資格を取るだけで大幅に年収が上がるケースは多くありません。

評価制度では、プロジェクトでの成果や役割、顧客からの評価なども重視されます。

資格手当を目的に勉強する場合は、対象資格、支給額、申請期限、更新の必要性を社内規定で確認しておきましょう。

資格取得より転職活動を優先した方がよいケース

転職したい理由が明確なら、資格を取得するまで転職活動を待つ必要はありません。

特に、すでに応募先で活かせる実務経験がある人や、年収・残業・働き方を早く改善したい人は、求人探しを先に始めるのがおすすめです。

資格を取っても、希望する求人で評価されなければ、勉強時間が遠回りになる可能性があります。

まずは求人の必須条件と歓迎条件を確認し、不足している知識があれば資格学習を始めましょう。

TechGoMyVisionのエージェントに職務経歴を見てもらえば、資格を取るべきか、実務経験だけで応募できるかも判断しやすくなります。

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年収アップを狙える転職タイプを診断

今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。

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SIer転職で評価されやすいおすすめ資格12選

SIer転職で資格を取るなら、「有名だから取る」ではなく、目指す職種や求人に合わせて選ぶことが大切です。

資格おすすめの人転職先優先度難易度
ITパスポートIT未経験者SIer・IT業界低〜中
基本情報技術者試験若手・経験浅めSIer・開発・社内SE
応用情報技術者試験SIer経験者大手SIer・社内SE・PMO中〜高
AWS認定資格クラウド志望クラウド・社内SE
Azure認定資格Microsoft環境を扱う人大手企業・社内SE中〜高
CCNAネットワーク志望インフラ・社内SE
LinuC・LPICサーバー志望インフラ・クラウド中〜高
Java資格Java開発者開発・自社開発
データベース系資格DBを扱う人開発・データ基盤中〜高
セキュリティ系資格社内SE・セキュリティ志望社内SE・セキュリティ資格による
プロジェクトマネージャー試験PM・PL経験者PM・PMO・ITコンサル中〜高
SAP認定資格ERP・業務系経験者SAP・ITコンサル中〜高

ITパスポート

ITパスポートは、IT業界未経験者や、これからSIerで働き始める人におすすめの国家試験です。

IT技術だけでなく、企業活動、経営戦略、プロジェクト管理、情報セキュリティなどを幅広く学べます。

IPAによると、ITパスポート試験は国家試験として、CBT方式で年間を通じて実施されています。

項目内容
おすすめ度IT未経験者なら中
向いている人IT未経験者、内定者、新入社員、IT営業職
評価されやすい求人未経験歓迎のSIer、IT営業、ヘルプデスク
アピールしやすい内容IT・経営・マネジメントの基礎知識
注意点エンジニア経験者の転職では差別化しにくい

私もITパスポートを取得しましたが、ネットワークやデータベースだけでなく、開発工程や企業活動に関する用語を整理するうえで役立ちました。

SIerの研修や会議で出てくる言葉を理解しやすくなるため、IT未経験者の最初の資格としてはおすすめできます。

IT業界への転職が初めてで、資格取得と転職活動のどちらを優先すべきか迷っている人は、IT専門転職エージェント@PRO人へ相談する方法があります。

IT業界に特化した支援を受けながら、現在の知識で応募できる求人があるかを確認できます。

参照:IPA「ITパスポート試験」
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、SIer転職でまず候補に入りやすい国家資格です。

IPAも基本情報技術者試験について、ITエンジニアとしてキャリアをスタートする人に推奨される試験と説明しています。

現在はCBT方式で実施されており、受験しやすい点もメリットです。

項目内容
おすすめ度高い
向いている人20代若手、第二新卒、IT経験が浅い人
評価されやすい求人SIer、社内SE、開発職、運用・保守からのステップアップ求人
アピールしやすい内容IT基礎、アルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティの基礎知識
注意点実務経験がある人は、資格だけでは差別化しにくい
おすすめ参考書一番やさしい基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、SIer未経験者や経験が浅い人に特におすすめです。

設計や開発の実務経験がまだ少なくても、ITの基礎知識を体系的に学んでいることを示せます。

SIerへの転職はもちろん、運用・保守から開発寄りのポジションを目指したい人にも使いやすい資格です。

現在の経験で応募できる求人と、資格取得後に狙える求人を比較したい人は、TechGoへ相談してみましょう。

資格取得を待たずに応募できる求人が見つかれば、転職活動を早く始められます。

参照:IPA「基本情報技術者試験」
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験より一段上の国家資格です。

IPAは、2026年度から応用情報技術者試験をCBT方式に移行予定と案内しています。

試験範囲そのものに変更はないため、引き続きITエンジニアの知識証明として使いやすい資格です。

項目内容
おすすめ度かなり高い
向いている人SIer経験者、設計・開発経験者、上流工程を目指す人
評価されやすい求人大手SIer、社内SE、ITコンサル補助、PMO、上流工程求人
アピールしやすい内容システム開発、設計、マネジメント、データベース、ネットワーク、セキュリティの幅広い知識
注意点合格まで一定の学習時間が必要
おすすめ参考書一番やさしい応用情報技術者試験

SIer転職で資格を1つ選ぶなら、応用情報技術者試験はかなり使いやすい資格です。

特定の技術だけでなく、システム開発全体の知識を広く学べるため、設計・開発・運用・保守・要件定義など、SIerの業務と相性が良いです。

特に、大手SIer転職や社内SE転職を狙う場合、IT全体を理解している人として見られやすくなります。

ただし、資格だけで上流工程へ転職できるわけではありません。

要件定義、基本設計、顧客折衝、進捗管理などの経験と組み合わせて伝えましょう。

資格を取った場合に、どの程度の年収やポジションを狙えるか確認したい人には、ITエンジニアの転職に特化したTechGoがおすすめです。

求人提案だけでなく、企業別の選考対策も受けられます。

参照:IPA「応用情報技術者試験」
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html

当ブログ独自診断

資格より先に転職タイプを確認

資格取得を始める前に、あなたの経験で狙いやすい転職先と相談先をチェックしましょう。

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AWS認定資格

AWS認定資格は、クラウド・インフラ系を目指すSIer社員におすすめです。

AWS公式では、AWS認定は幅広い技術的知識と理解を証明するものとされており、AWS Skill Builderでは認定試験向けの学習コンテンツも提供されています。

項目内容
おすすめ度クラウド志望なら高い
向いている人クラウドエンジニア志望、インフラ経験者、オンプレ中心のSIer社員
評価されやすい求人クラウドエンジニア、社内SE、インフラ設計、クラウド運用求人
アピールしやすい内容AWS基礎、クラウド設計、ネットワーク、セキュリティ、可用性設計
注意点資格だけでなく、実際にAWSを触った経験もほしい

ITやクラウドの経験が少ない人はCloud Practitioner、インフラやシステム開発の経験がある人はSolutions Architect – Associateから検討するとよいでしょう。

ただし、転職では資格名だけでなく、EC2、VPC、IAM、RDSなどを使って、どのような環境を構築したかも見られます。

個人学習でも実際にAWSを操作し、構成図や作業内容を説明できる状態にしておきましょう。

AWS資格を活かしてクラウドや自社開発企業へ進みたい人には、現役エンジニアによるキャリア相談を受けられるTechClipsエージェントが向いています。

技術や担当工程を理解したうえで、求人を検討しやすいサービスです。

AWS「AWS Certified Cloud Practitioner」
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

Azure認定資格

Azure認定資格は、Microsoft製品を利用する企業や、社内SE・クラウドエンジニアを目指す人におすすめです。

入門資格のAzure Fundamentalsでは、クラウドの基本概念、Azureの主要サービス、管理・ガバナンス機能などの基礎知識が問われます。

上位のAzure Administrator Associateでは、Azure環境の構成、管理、ネットワーク、セキュリティなど、管理者向けのスキルを示せます。

項目内容
おすすめ度Microsoft環境を扱う人なら高い
向いている人Windows系インフラ経験者、社内SE志望者
評価されやすい求人Azureエンジニア、社内SE、インフラ設計・運用
アピールしやすい内容Azure、ID管理、仮想マシン、ネットワーク、ストレージ
注意点求人によってAWSとAzureの需要が異なる

官公庁、大手企業、グループ会社など、Microsoft製品を多く利用する環境ではAzureの知識を活かしやすいです。

AzureやMicrosoft 365の経験を活かして事業会社の情報システム部門へ転職したい人は、社内SE・情シスに特化した社内SE転職ナビで求人を確認してみましょう。

参照:Microsoft Learn「Microsoft認定:Azure Fundamentals」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-fundamentals/

CCNA

Cisco資格は、ネットワーク系のスキルをアピールしたい人におすすめです。

Cisco公式では、CCNA試験はネットワークの基礎、IPサービス、セキュリティの基礎、自動化などを対象としていると説明されています。

ネットワークの土台を示す資格として使いやすいです。

項目内容
おすすめ度インフラ志望なら高い
向いている人ネットワークエンジニア志望、インフラ運用経験者
評価されやすい求人ネットワーク設計、インフラ運用、社内SE、セキュリティ関連求人
アピールしやすい内容ネットワーク基礎、ルーティング、スイッチング、IPサービス、セキュリティ基礎
注意点暗記だけでなく、構成図や障害対応と結びつけたい

Cisco資格は、SIerでインフラ案件やネットワーク運用に関わっていた人と相性が良いです。

ネットワークは、クラウド、セキュリティ、社内SE業務でも必要になるため、CCNAレベルの知識があると転職活動でも説明しやすくなります。

参照:Cisco「CCNA」
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

LinuC・LPIC

LinuC・LPICは、Linuxサーバーの構築・運用に関する知識を示せる資格です。

LinuCレベル1は、クラウド環境やオンプレミス環境におけるLinuxシステムの構築・運用・管理スキルを認定します。

LPIC-1もLinuxのシステム管理能力を対象としており、認定には101試験と102試験の両方への合格が必要です。

項目内容
おすすめ度インフラ志望なら中〜高
向いている人サーバー運用経験者、クラウド・インフラ志望者
評価されやすい求人Linuxサーバー運用、インフラ設計、クラウド運用
アピールしやすい内容Linux操作、ユーザー管理、ネットワーク、権限、ログ
注意点認定には原則として2試験への合格が必要

Linuxは、オンプレミスのサーバーだけでなく、AWSやAzure上の仮想マシン、コンテナなどでも利用されます。

クラウドエンジニアを目指す場合にも、Linuxの知識は役立つでしょう。

サーバー運用から設計・構築へステップアップしたい人は、IT業界に特化したIT専門転職エージェント@PRO人へ相談し、現在の経験で狙える求人を確認してみましょう。

参照:LPI-Japan「LinuCレベル1 試験概要」
https://linuc.org/linuc1/

Java資格

Java資格は、開発職を目指す人や、業務システム開発の経験を補強したい人におすすめです。

OracleのJava認定資格には、Bronze、Silver、Goldなどの区分があり、Javaアプリケーション開発に必要な知識を段階的に示せます。

項目内容
おすすめ度開発職志望なら中〜高
向いている人Java開発者、業務システム開発経験者、開発職へ移りたい人
評価されやすい求人Java開発、自社開発、業務システム開発、Webアプリ開発求人
アピールしやすい内容Java文法、オブジェクト指向、例外処理、API、アプリケーション開発の基礎
注意点実装経験がないと資格だけでは弱い

Java資格は、SIerでJava案件に関わっている人にとって、開発スキルを補強する材料になります。

特に、業務では詳細設計やテストが中心で、実装経験を強くアピールしにくい人にとっては、Javaの知識を学んでいることを示せます。

Java経験を活かして自社開発企業や高年収求人へ進みたい人は、エンジニア転職を支援するSTRATEGY CAREERで求人を確認する方法があります。

参照:Oracle「Java SE 17認定資格」
https://www.oracle.com/jp/education/certification/javase-17-certification/

データベース系資格

データベース系資格は、データベース設計、SQL、性能改善、データ基盤などに関わりたい人におすすめです。

代表的な資格には、Oracle Databaseの知識を問うORACLE MASTERと、IPAのデータベーススペシャリスト試験があります。

ORACLE MASTER Silver DBAでは、データベースの運用管理、ユーザー・権限管理、ストレージ管理、SQLなどの知識を示せます。

データベーススペシャリスト試験は、データベースの企画・要件定義・開発・運用・保守で中心的な役割を担う人を対象とした高度試験です。

項目内容
おすすめ度データベース経験者なら中〜高
向いている人SQL利用者、DB担当者、データ基盤志望者
評価されやすい求人DBエンジニア、開発、データ基盤、インフラ
アピールしやすい内容SQL、DB設計、性能管理、バックアップ、障害対応
注意点資格の難易度と対象業務が大きく異なる

開発職としてSQLを扱う人は、ORACLE MASTER Silver SQLなどから検討するとよいでしょう。

データベースの管理・運用に関わる人には、DBA系資格が向いています。

データ基盤やバックエンドの経験を活かして待遇を上げたい人は、TechClipsエージェントSTRATEGY CAREERで求人の年収帯や必須経験を比較してみましょう。

参照:Oracle「ORACLE MASTER Silver DBA」
https://education.oracle.com/ja/products/trackp_DB19COCA

セキュリティ系資格

セキュリティ系資格は、社内SE、セキュリティエンジニア、インフラエンジニアを目指す人におすすめです。

代表的な資格には、情報セキュリティマネジメント試験情報処理安全確保支援士試験があります。

情報セキュリティマネジメント試験はCBT方式で年間を通じて実施されており、情報処理安全確保支援士試験も2026年度からCBT方式へ移行予定とされています。

項目内容
おすすめ度社内SE・セキュリティ志望なら高い
向いている人社内SE志望、インフラ経験者、セキュリティ領域に進みたい人
評価されやすい求人社内SE、セキュリティエンジニア、監査、リスク管理、インフラ求人
アピールしやすい内容情報セキュリティ、リスク管理、脆弱性対策、認証、アクセス制御
注意点セキュリティは実務経験や運用ルールの理解も重要
広告候補情報セキュリティマネジメント試験の対策本、支援士試験対策本、セキュリティ入門書、Udemy講座

セキュリティ系資格は、SIer転職でもかなり使いやすい資格です。

理由は、ほぼすべての企業でセキュリティ対策が必要になっているからです。

社内SEでも、クラウドエンジニアでも、インフラエンジニアでも、セキュリティの知識は評価されやすくなっています。

まずは情報セキュリティマネジメント試験で基礎を固め、より専門性を高めたい人は情報処理安全確保支援士試験を目指す流れが現実的です。

参照:IPA「情報セキュリティマネジメント試験」「情報処理安全確保支援士試験」
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sc.html

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験は、PM・PL・PMOなど上流工程を目指す人向けの国家資格です。

IPAはプロジェクトマネージャ試験について、プロジェクトを確実に成功に導くマネージャを目指す人に適した試験と説明しています。

2026年度からはCBT方式への移行も予定されています。

項目内容
おすすめ度PM志望なら高い
向いている人PL経験者、PMO経験者、上流工程を目指す人
評価されやすい求人PM、PL、PMO、大手SIer、ITコンサル、上流工程求人
アピールしやすい内容プロジェクト管理、進捗管理、課題管理、リスク管理、ステークホルダー調整
注意点難易度が高く、若手がいきなり狙うには重い

プロジェクトマネージャー試験は、開発スキルよりも上流工程やマネジメント経験をアピールしたい人に向いています。

たとえば、要件定義、進捗管理、課題管理、顧客折衝、ベンダー調整などの経験がある人は、資格と実務経験をセットで見せると説得力が出ます。

PM・PMOとしてSIer内で年収アップを狙う人には、ITエンジニア特化のTechGoが向いています。

参照:IPA「プロジェクトマネージャ試験」
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/pm.html

SAP認定資格

SAP認定資格は、ERPや基幹システム領域に進みたい人に向いています。

SAPは会計、人事、販売、購買、生産管理などの業務システムと関わるため、SIerの業務系システム開発経験と相性が良い領域です。

項目内容
おすすめ度業務系・ERP志望なら高い
向いている人業務システム経験者、ERP導入に関わりたい人、ITコンサル志望
評価されやすい求人SAPコンサル、ERP導入、基幹システム刷新、業務改善求人
アピールしやすい内容業務知識、ERP知識、導入プロジェクトへの理解
注意点SAP未経験だと資格だけでは弱く、業務知識も必要

SAP資格は、SIerからITコンサルや業務系システム領域へ進みたい人におすすめです。

特に、会計、人事、販売管理、購買管理、生産管理などの業務知識がある人は、SAP資格と組み合わせることで強みを出しやすくなります。

SAP経験を軸に転職するなら、20〜30代のSAP人材に特化したSAPテンショクが第一候補です。

参照:SAP Learning「SAP Certifications」「Staying certified」
https://learning.sap.com/certifications

SIer未経験者・若手におすすめの資格

SIer未経験者や若手社員は、いきなり難関資格を目指すより、現在の知識と実務経験に合った資格から始めるのがおすすめです。

IT業界が初めてならITパスポート、エンジニアとして基礎を固めるなら基本情報技術者試験、社内SEや情報管理に興味があるなら情報セキュリティマネジメント試験が候補になります。

状況おすすめ資格
IT業界が完全に未経験ITパスポート
若手SIer・エンジニア志望基本情報技術者試験
社内SE・情シス志望情報セキュリティマネジメント試験

ただし、資格を取得するまで転職活動を止める必要はありません。

まずは求人を確認し、資格が必須なのか、実務経験やポテンシャルで応募できるのかを見極めましょう。

ITパスポートはIT未経験者向け

ITパスポートは、ITの知識がほとんどない人が最初に受ける資格として適しています。

ネットワークやデータベース、セキュリティなどの技術だけでなく、企業活動、経営戦略、プロジェクト管理なども幅広く学べる国家試験です。

試験はCBT方式で実施されており、受験時期を比較的選びやすくなっています。

私もITパスポートを取得しましたが、IT用語を体系的に整理できたことで、SIerの研修や会議の内容を理解しやすくなりました。

文系・未経験からIT業界へ入る人にとっては、勉強を始めるきっかけになります。

基本情報技術者試験は若手SIerの土台になる

基本情報技術者試験は、若手SIerやエンジニアとして働き始めた人におすすめの国家試験です。

IPAも「ITエンジニアの登竜門」と位置付けており、システムの企画・要件定義、設計・開発、運用などに必要な基本知識と技能を対象としています。

科目AではIT全般の知識科目Bではアルゴリズムや情報セキュリティを中心とした問題が出題されます。

若手SIerとして次の転職先や年収を確認したい人は、ITエンジニア転職に特化したTechGoで求人を確認する方法があります。

【転職先別】SIer社員が取るべき資格の優先順位

SIer社員が取るべき資格は、目指す転職先によって異なります。

大手SIerや社内SEでは応用情報技術者試験が評価を補強しやすい一方、自社開発では資格より開発経験や成果物が重視されます。

ITコンサルやPMを目指す場合も、資格だけでなく上流工程や管理経験が必要です。

転職先優先したい資格資格より重視される経験おすすめサービス
大手SIer応用情報・PM系資格上流工程・大規模案件TechGo
社内SE応用情報・AWS・セキュリティベンダー管理・運用改善社内SE転職ナビ
自社開発基本情報・AWS・Java開発経験・GitHub・成果物TechClipsエージェント
クラウドAWS・Azure・LinuC設計・構築・運用経験TechClipsエージェント
ITコンサル応用情報・PM・SAP要件定義・顧客折衝・業務理解MyVisionSAPテンショク
PM・PMOPM試験・応用情報進捗・課題・品質管理TechGo

資格を取得してから転職先を考えるのではなく、希望求人の応募条件を確認したうえで、必要な資格を逆算しましょう。

大手SIerへ転職するなら応用情報を優先する

大手SIerへの転職を目指すなら、応用情報技術者試験を優先するのがおすすめです。

大手SIerでは、特定のプログラミング言語だけでなく、システム開発、インフラ、セキュリティ、プロジェクト管理などの幅広い知識が求められます。

応用情報は、SIer業務と関係する知識を広く学べるため、資格選びで迷ったときの候補になります。

ただし、資格だけで大手SIerへ転職できるわけではありません。

職務経歴書では、担当工程、プロジェクト規模、顧客との関わり、チーム内での役割を具体的に伝える必要があります。

特に評価されやすい経験は以下のとおりです。

  • 要件定義や基本設計などの上流工程
  • 顧客との仕様調整や課題整理
  • 大規模・長期プロジェクトへの参画
  • PL・サブリーダーとしての進捗管理
  • 品質改善や障害削減につなげた経験

応用情報を取るべきか、現在の経験だけで大手SIerを狙えるか確認したい人は、ITエンジニア転職に特化したTechGoで求人を確認してみましょう

社内SEへ転職するなら応用情報・AWS・セキュリティ資格

社内SEへの転職では、応用情報技術者試験、AWS・Azure認定資格、セキュリティ系資格が候補になります。

社内SEは、開発だけを担当する職種ではありません。社内システムの企画、運用、セキュリティ管理、ベンダー調整、アカウント管理など、幅広い業務に関わります。

そのため、IT全般を学べる応用情報や、クラウド・セキュリティの知識を示せる資格と相性が良いです。

資格を活かせる社内SE求人を探したい人は、社内SE・情報システム部門の求人に特化した社内SE転職ナビがおすすめです。

自社開発へ転職するなら資格より開発経験を優先する

自社開発企業への転職では、資格よりも開発経験や成果物を優先しましょう。

基本情報技術者試験、AWS認定資格、Java資格などは基礎知識の証明になりますが、採用選考では「実際に何を作ったか」「どのように改善したか」が重視されます。

SIerで開発経験が少ない場合は、資格を増やすだけでなく、実装経験を作ることが大切です。

  • 業務で担当した実装内容を整理する
  • 個人開発でWebアプリを作る
  • GitHubにソースコードを公開する
  • 使用技術や工夫した点を説明できるようにする
  • 障害対応や性能改善の経験を具体化する

自分の技術力でどのような自社開発企業を狙えるか知りたい人は、エンジニア経験を理解した担当者へ相談できるTechClipsエージェントが向いています。

クラウドエンジニアへ転職するならAWS・Azure資格

クラウドエンジニアへ転職するなら、AWS認定資格またはAzure認定資格を優先しましょう。

AWS案件を目指すならAWS認定資格、Microsoft製品を利用する企業や大手企業のクラウド環境を扱いたいならAzure認定資格が候補になります。

Linuxサーバーやネットワークの知識が不足している場合は、LinuC・LPICやCCNAを組み合わせる方法もあります。

ただし、クラウド転職では資格だけでなく、実際に環境を構築した経験が重要です。

  • 仮想マシンやネットワークの構築
  • IAMなどの権限設計
  • 監視・ログ管理
  • バックアップや障害対策
  • IaCや自動化への理解
  • オンプレミスからクラウドへの移行経験

業務でクラウドを扱っていない人でも、個人アカウントで環境を構築し、構成図や手順を説明できれば学習意欲を示せます。

ITコンサルへ転職するなら応用情報・PM・SAP資格

ITコンサルへの転職では、応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャ試験、SAP認定資格などが候補になります。

応用情報はIT全般の知識、プロジェクトマネージャ試験は管理能力、SAP資格はERPや業務システムへの専門性を示す材料です。

ただし、ITコンサル転職では、資格の数よりも顧客の課題を整理し、解決策を考えた経験が重視されます。

ITコンサル全般を目指すなら、コンサル転職に特化したMyVisionがおすすめです。

SAP経験を活かしてSAPコンサルを目指すなら、領域特化型のSAPテンショクを利用すると求人を絞りやすくなります。

PM・PMOへ転職するなら資格より管理経験を整理する

PM・PMOへの転職では、プロジェクトマネージャ試験応用情報技術者試験が役立ちます。

ただし、資格よりも実際のプロジェクト管理経験を整理することが重要です。

PMやPMOの選考では、単に「進捗管理を担当した」と書くだけでは十分ではありません。

何人のチームを担当し、どのような課題に対して、どのように調整したかまで伝える必要があります。

職務経歴書では、以下の項目を数字とともに整理しましょう。

整理する項目記載例
プロジェクト規模メンバー20名、予算1億円
担当範囲進捗・課題・品質管理
顧客との関わり週次会議で状況報告と課題調整
管理したベンダー開発会社2社、合計10名
成果遅延工程を見直し、納期内に完了

【経験年数別】SIer資格取得ロードマップ

SIer社員が資格を取るなら、経験年数に応じて目的を変えることが大切です。

入社前や1年目はIT全般の基礎固め、2〜5年目は担当領域の専門性、5年目以降はPM・クラウド・セキュリティなど将来のキャリアにつながる資格を選びましょう。

経験年数優先したい資格資格取得の目的
入社前・1年目基本情報技術者試験IT全般の基礎を固める
2〜5年目応用情報・AWS・Azure・CCNAなど担当領域の知識を深める
5年目以降PM・セキュリティ・クラウド上位資格専門性や管理能力を示す
30代転職先に直結する資格実務経験を補強する

資格を多く持っていることよりも、実務経験と資格に一貫性があるかが重要です。

入社前・SIer1年目は基本情報を目指す

入社前やSIer1年目は、基本情報技術者試験を目指すのがおすすめです。

若手のうちは担当業務が限られているため、実務だけでIT全体を理解するのは簡単ではありません。

基本情報の勉強を通じて、データベース、ネットワーク、セキュリティ、アルゴリズムなどを広く学べます。

私もSIer1年目として大規模システムのAP業務を担当していますが、アプリケーション担当であっても、ネットワークやデータベースの基礎知識が必要になる場面は多いです。

設計書を読んだり、障害の原因を切り分けたりするときにも役立ちます。

ただし、試験勉強だけに時間を使うのではなく、現在の業務で使われている用語や技術と結びつけて学ぶことが大切です。

2〜5年目は応用情報か専門資格を選ぶ

SIer経験が2〜5年ほどになったら、応用情報技術者試験か、担当領域に合った専門資格を選びましょう。

この時期は、開発、インフラ、クラウド、プロジェクト管理など、自分が今後伸ばしたい分野が見え始めます。

全体的な知識を広げたいなら応用情報、専門性を高めたいならAWS、Azure、CCNA、LinuC、Javaなどが候補です。

目指す方向資格の候補
上流工程・大手SIer応用情報技術者試験
クラウドAWS・Azure認定資格
ネットワークCCNA
サーバーLinuC・LPIC
開発Java資格・データベース系資格
社内SE応用情報・セキュリティ系資格

重要なのは、現在の業務と関係のない資格を手当たり次第に取らないことです。

転職先や希望職種を決め、必要な知識から逆算しましょう。

5年目以降はPM・セキュリティ・クラウドなど専門性を高める

SIer経験が5年を超えたら、資格の数を増やすより、専門分野を明確にすることが重要です。

たとえば、PM・PLを目指すならプロジェクトマネージャ試験、セキュリティ分野なら情報処理安全確保支援士試験、クラウド分野ならAWSやAzureの上位資格が候補になります。

ただし、この時期は資格だけでなく、実務でどのような役割を担ってきたかが強く見られます。

  • PM・PLなら進捗、品質、課題、リスクの管理経験
  • クラウドなら設計、構築、移行、運用改善の経験
  • セキュリティなら対策の検討やインシデント対応の経験
  • ITコンサルなら要件定義、業務整理、顧客提案の経験

資格は、これらの経験を補強するために取得しましょう。

実務経験がない分野の難関資格を取るより、現在の担当領域を深める方が転職でも説明しやすくなります。

30代は資格数より実務経験との一貫性を重視する

30代のSIer転職では、資格の数よりも、これまでの実務経験との一貫性が重視されます。

たとえば、インフラ経験者がAWS資格を取得してクラウドへ進む流れや、PL経験者がプロジェクトマネージャ試験を取得してPMを目指す流れは、キャリアのつながりを説明しやすいです。

一方、実務との関連が薄い資格を多数持っていても、「何を強みにしたい人なのか」が伝わりにくくなる可能性があります。

30代では、以下の順番で資格を選びましょう。

  1. これまでの担当工程と得意分野を整理する
  2. 次に目指す職種を決める
  3. 求人で求められる経験と資格を確認する
  4. 不足している知識だけを資格で補う

資格取得を転職活動の開始条件にする必要もありません。

実務経験で応募できる求人を探しながら、必要に応じて資格学習を進める方が効率的です。

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年収アップを狙える転職タイプを診断

今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。

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資格を取る前に転職市場での評価を確認しよう

SIer転職で資格取得を考えているなら、先に転職エージェントで市場価値を確認しておくのがおすすめです。

先に求人情報を見ておけば、「今の経験で応募できる求人」「資格があると有利になる求人」「年収アップを狙いやすいポジション」が分かりやすくなります。

資格を取る前に求人情報を見るべき理由

資格を取る前に求人情報を見るべき理由は、転職市場で求められるスキルが分かるからです。

たとえば、同じSIer転職でも、社内SE、自社開発、ITコンサル、クラウドエンジニアでは求められる資格や経験が違います。

目指す方向性求人で見られやすい経験・スキル資格の活かし方
社内SE運用・保守、ベンダー管理、業務改善、セキュリティ応用情報、AWS、セキュリティ系資格で補強
自社開発開発経験、Java、データベース、クラウドJava資格やAWSで補強
ITコンサル要件定義、業務理解、PMO、顧客折衝応用情報、PM資格、SAP資格で補強
クラウドエンジニアインフラ、AWS、ネットワーク、セキュリティAWS、Cisco資格で補強

求人を見ずに資格取得を進めると、「頑張って取ったけど、応募したい求人ではあまり見られていなかった」ということもあります。

逆に、求人情報を先に見ておけば、今のSIer転職スキルや経験に足りない部分が分かります。

その不足分を埋めるために資格取得をする方が、転職活動では使いやすいです。

SIer社員におすすめの転職エージェント

SIer社員が転職エージェントを使うなら、ITエンジニア職や社内SE、ITコンサル、クラウド領域に強いサービスを選ぶのがおすすめです。

転職エージェント向いている人相談したいこと
社内SE転職ナビSIerから社内SE・情シスを目指す人社内SE求人、事業会社で活かせる経験、必要な資格
TechGoSIer経験を活かして年収アップしたい人高年収求人、選考対策、キャリアアップの方向性
TechClipsエージェント技術力を活かして転職したい人開発・インフラ求人、技術経験の棚卸し、年収アップ
IT専門転職エージェント@PRO人若手や初めてIT転職する人応募できる求人、職務経歴書、今後身につけるスキル
STRATEGY CAREER大手からスタートアップまで比較したい人自社開発求人、働き方、エンジニアとしてのキャリア
SAPテンショクSAP経験を活かしたい人SAP求人、SAPコンサル転職、モジュール経験の評価
MyVisionSIerからITコンサルを目指す人コンサル求人、面接対策、SIer経験の伝え方
Samurai Job外資系・ハイクラス転職を目指す人管理職・専門職求人、年収アップ、グローバル転職

資格取得に迷っている段階でも、転職エージェントには相談できます。

「応用情報を取ってから転職するべきか」「AWS資格があればクラウド求人に応募できるか」といった疑問は、実際の求人と照らし合わせなければ判断できません。

転職するか決めていない段階でも、以下の情報を確認するだけで利用する意味があります。

  • 現在の経験で応募できる求人
  • 希望職種で評価されやすい資格
  • 不足している実務経験やスキル
  • 転職した場合の年収目安
  • 職務経歴書で強調すべき担当工程

すべてのサービスへ登録する必要はありません。

目指す転職先に合わせて、2〜3社を比較するのがおすすめです。

転職エージェントで確認すべきこと

転職エージェントに相談するときは、ただ求人を紹介してもらうだけではもったいないです。

資格取得に迷っているなら、以下のポイントを確認しておきましょう。

確認すること聞き方の例
今の経験で応募できる求人今のSIer経験で応募できる求人はありますか?
年収アップの可能性今のスキルだと、どのくらいの年収を狙えますか?
資格の必要性この職種を目指す場合、資格取得は必要ですか?
評価されやすい資格AWS、応用情報、セキュリティ資格のうち、どれを優先すべきですか?
足りないスキル希望求人に対して、今の経験で不足している点は何ですか?
職務経歴書の見せ方資格よりも強くアピールすべき経験はありますか?

特に確認したいのは、「資格を取れば年収が上がるのか」ではなく、「どの経験をどう見せれば年収アップ求人に届くのか」です。

転職では、資格取得そのものよりも、求人選びや職務経歴書の見せ方で結果が変わることも多いです。

そのため、SIer転職で資格に迷っている人は、まず転職エージェントで市場価値を確認し、そのうえで必要な資格だけを選ぶのが効率的です。

SIer転職で資格より重視されるスキル・経験

SIer転職では、資格よりも「実務で何をしてきたか」が重視されます。

資格は知識の証明にはなりますが、企業が本当に見ているのは、担当した業務、使っていた技術、関わった工程、プロジェクトでの役割です。

要件定義・設計など上流工程の経験

SIer転職で特に評価されやすいのが、要件定義や設計などの上流工程の経験です。

上流工程は、単に技術を知っているだけではなく、顧客の要望を整理したり、システムに落とし込んだりする力が求められます。

そのため、社内SE、ITコンサル、大手SIer、PMOなどの求人でも評価されやすいです。

経験アピールできる内容
要件定義顧客の要望を整理し、システム要件に落とし込める
基本設計業務要件をもとに、システム全体の設計を考えられる
詳細設計開発者が実装できるレベルまで仕様を具体化できる
顧客折衝ユーザーや関係者と調整しながらプロジェクトを進められる
ベンダー調整外部企業や協力会社と連携して業務を進められる

私の感覚でも、SIer経験者の転職ではどの工程まで担当していたかはかなり見られます。

特に、要件定義や基本設計に少しでも関わっているなら、職務経歴書では必ず具体的に書いた方がよいです。

単に「設計を担当」と書くより、「どの機能の設計を担当したのか」「誰と調整したのか」「どのような成果につながったのか」まで書くと伝わりやすくなります。

開発・プログラミング・データベースの実務経験

開発・プログラミング・データベースの実務経験も、SIer転職では大きな強みになります。

特に、自社開発、Web系、社内SE、開発職の求人では、実際に手を動かして開発できるかが見られやすいです。

経験アピールできる内容
Java開発業務システム開発の経験を示せる
SQLデータ抽出、集計、調査、改修対応に強いことを示せる
データベース設計テーブル設計やデータ構造の理解を示せる
API連携外部システムとの連携経験を示せる
テスト設計品質を意識して開発できることを示せる
改修・保守開発既存システムを理解しながら改善できることを示せる

SIerでは、配属先によってはコーディングより設計書作成やテスト、調整業務が多くなることもあります。

ただ、少しでも開発経験があるなら、「Javaを使った業務システム開発」「SQLでのデータ調査」「既存機能の改修」など、具体的に書いた方が評価されやすいです。

運用・保守から転職する場合にアピールすべき経験

運用・保守中心の人は、「転職で評価されにくいのでは?」と不安になるかもしれません。

たしかに、開発や上流工程の求人では、運用・保守だけだと不利になる場面もあります。

ただし、運用・保守の経験も見せ方次第で十分にアピールできます。

運用・保守の経験アピールできる内容
障害対応原因調査、復旧対応、再発防止の経験を示せる
問い合わせ対応ユーザー対応や業務理解を示せる
手順書作成属人化を防ぎ、業務改善した経験を示せる
監視・アラート対応システムの安定稼働に関わった経験を示せる
定常作業の改善作業効率化やミス削減への貢献を示せる
リリース対応本番環境の変更作業に関わった経験を示せる

大切なのは、「言われた作業をしていました」で終わらせないことです。

たとえば、以下のように言い換えると印象が変わります。

弱い書き方強い書き方
運用作業を担当障害発生時の一次対応と原因調査を担当
手順書を作成作業ミス削減のため、運用手順書を整備
問い合わせ対応を担当ユーザーからの問い合わせ内容を分析し、FAQ化を提案
監視業務を担当アラート発生時の切り分けと関係部署へのエスカレーションを担当

運用・保守経験がある人は、AWS、Cisco、セキュリティ系資格と組み合わせると、インフラ、クラウド、社内SE系の求人でアピールしやすくなります。

クラウド・ネットワーク・セキュリティの技術知識

クラウド・ネットワーク・セキュリティの知識は、SIer転職でもかなり評価されやすい領域です。

理由は、どの企業でもクラウド活用、インフラ管理、セキュリティ対策の重要性が高まっているからです。

社内SE、自社開発、インフラエンジニア、ITコンサルなど、幅広い職種で活かせます。

技術領域アピールしやすい内容関連資格
クラウドAWS、Azure、クラウド設計、運用、コスト管理AWS認定資格
ネットワークルーティング、スイッチング、VPN、障害対応Cisco資格
セキュリティアクセス管理、脆弱性対策、ログ監視、リスク管理情報セキュリティマネジメント試験、情報処理安全確保支援士試験
インフラ運用サーバー、監視、バックアップ、リリース対応AWS、Cisco、セキュリティ系資格

特に、SIerでインフラ案件や運用・保守を経験している人は、クラウドやセキュリティと組み合わせるとキャリアアップにつなげやすいです。

たとえば、以下のような見せ方ができます。

現在の経験転職での見せ方
オンプレ環境の運用クラウド移行やAWS運用にも対応できる土台がある
ネットワーク監視障害対応や通信経路の理解がある
アカウント管理セキュリティやアクセス制御の基礎を理解している
ログ確認障害調査やセキュリティ監視に活かせる

資格より大切なのは、これらの技術知識を実務経験と結びつけて説明することです。

SIer転職で資格を評価・年収アップにつなげる方法

SIer転職で年収アップ評価アップを狙うなら、資格を取るだけでは不十分です。

資格はあくまで知識の証明であり、年収や給与を上げる直接的な武器になるとは限りません。

大切なのは、資格を実務経験や転職先の求人と結びつけてアピールすることです。

資格単体ではなく「経験×資格」で見せる

SIer転職で資格を活かすなら、資格単体ではなく「経験×資格」で見せることが重要です。

たとえば、AWS資格を持っていても、クラウドに関する実務経験や学習内容を説明できなければ、評価は限定的です。

逆に、インフラ運用や保守の経験がある人がAWS資格を持っていれば、クラウド領域にも広げられる人材として見てもらいやすくなります。

経験組み合わせる資格アピール例
運用・保守経験AWS認定資格インフラ運用経験を活かしてクラウド領域へ広げられる
要件定義・設計経験応用情報技術者試験上流工程の経験に加えて、IT知識を体系的に理解している
PL・PMO経験プロジェクトマネージャー試験プロジェクト推進経験と管理知識をあわせて示せる
Java開発経験Java資格実装経験とJavaの基礎知識をセットで伝えられる
業務システム経験SAP認定資格業務理解とERP領域への関心をアピールできる

年収アップにつながりやすいのは、資格を持っている人ではなく、経験を資格で補強して、上位の求人に応募できる人です。

目指す職種から逆算して資格取得する

資格取得で遠回りしないためには、目指す職種から逆算することが大切です。

SIer転職といっても、社内SE、自社開発、ITコンサル、クラウドエンジニア、PMOなど、キャリアパスによって求められるスキルは変わります。

全員が同じ資格を取ればよいわけではありません。

目指す職種おすすめ資格理由
社内SE応用情報技術者試験、AWS、セキュリティ系資格幅広いIT知識、クラウド、セキュリティが求められやすい
自社開発Java資格、AWS、データベース系の学習開発力やクラウド活用の知識を示しやすい
ITコンサル応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャー試験、SAP認定資格上流工程、業務理解、プロジェクト推進力を補強できる
クラウドエンジニアAWS認定資格、Cisco資格、セキュリティ系資格クラウド、ネットワーク、セキュリティの知識が評価されやすい
PM・PMOプロジェクトマネージャー試験、応用情報技術者試験管理経験や上流工程への理解を示せる

たとえば、社内SEを目指すなら、Java資格だけに時間を使うより、応用情報技術者試験やセキュリティ系資格の方が求人と合う場合があります。

逆に、自社開発や開発職を目指すなら、資格よりも実装経験やポートフォリオの方が評価されることもあります。

資格は取りやすさだけで選ぶのではなく、転職したい職種の求人情報を見ながら選びましょう。

職務経歴書では資格より仕事内容を具体的に書く

SIer転職で年収アップを狙うなら、職務経歴書の書き方も重要です。

資格欄に資格名を書くだけでは、企業には強みが伝わりません。

年収アップを狙える求人ほど、資格よりも「どんな仕事内容を担当し、どんな成果を出したか」を見られます。

書くべき項目具体例
担当業務要件定義、基本設計、詳細設計、開発、テスト、運用、保守
使用技術Java、SQL、AWS、Linux、データベース、ネットワーク
プロジェクト規模チーム人数、期間、担当範囲、関係者
役割メンバー、サブリーダー、PL、PMO、顧客折衝担当
成果作業効率化、障害削減、品質改善、納期遵守、運用改善

たとえば、以下のように書くと、資格と経験のつながりが伝わりやすくなります。

弱い書き方改善例
応用情報技術者試験に合格応用情報技術者試験で学んだ設計・DB・セキュリティ知識を活かし、業務システムの基本設計を担当
AWS資格を取得オンプレ環境の運用経験をもとにAWSを学習し、クラウド運用求人へのキャリアチェンジを希望
Java資格を取得Javaでの改修経験に加え、資格取得を通じてオブジェクト指向や例外処理の理解を補強
PM資格を取得進捗管理・課題管理の経験に加え、PM知識を体系的に学習

職務経歴書では、資格を「持っている証明」で終わらせないことが大切です。

SIer社員が資格取得で失敗しないための注意点

SIer転職で資格取得を進めるときは、「資格を取ること」が目的にならないように注意しましょう。

資格マニアにならない

SIer転職では、資格をたくさん持っていれば必ず評価されるわけではありません。

もちろん、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、AWS、Cisco、セキュリティ系資格などは役立ちます。

ただし、目指す職種と関係のない資格を増やしすぎると、かえってキャリアの軸がぼやけることもあります。

NG例改善例
なんとなく有名な資格を次々取る目指す職種に必要な資格を選ぶ
資格欄を埋めることを目的にする実務経験とつながる資格を取る
資格取得後も転職活動を始めない取得後は求人応募や職務経歴書改善に進む

大切なのは、資格の数ではなく一貫性です。

たとえば、クラウドエンジニアを目指すならAWS、ネットワーク系ならCisco、社内SEなら応用情報技術者試験やセキュリティ系資格のように、キャリアパスに合わせて選びましょう。

難関資格にこだわりすぎない

応用情報技術者試験やプロジェクトマネージャー試験などの難関資格は、SIer転職でも評価されやすい資格です。

ただし、合格までに時間がかかる資格にこだわりすぎると、転職活動のタイミングを逃してしまうことがあります。

状況優先したい行動
すぐに転職したい資格取得より求人応募や面接対策を優先する
転職時期に余裕がある応用情報やAWSなどを計画的に学習する
PM・上流工程を目指したい実務経験の整理と並行してPM系資格を検討する
経験が浅い基本情報やAWS基礎資格などから始める

資格は、取れたら強みになります。

ただ、資格取得に半年以上かけている間に、今の経験で応募できた求人を逃すのはもったいないです。

特に20代のSIer社員なら、資格が完璧にそろっていなくても、ポテンシャルや実務経験で評価されるケースもあります。

難関資格に挑戦する場合も、「いつまでに受けるか」「不合格でも転職活動を止めないか」を決めておくと、遠回りしにくくなります。

求人の歓迎条件を見てから学習する

資格取得で失敗しないためには、求人の歓迎条件を見てから学習することが大切です。

求人情報を見ると、企業が本当に求めているスキルや資格が分かります。

自分が取りたい資格ではなく、応募したい求人で評価される資格を選ぶ方が、転職活動では効率的です。

目指す求人見るべき歓迎条件検討したい資格
社内SE求人運用・保守、ベンダー管理、セキュリティ、クラウド応用情報、AWS、セキュリティ系資格
クラウド求人AWS、インフラ設計、ネットワーク、LinuxAWS認定資格、Cisco資格
開発求人Java、SQL、Webアプリ開発、テスト設計Java資格、データベース系の学習
ITコンサル求人要件定義、業務理解、PMO、顧客折衝応用情報、PM資格、SAP認定資格
PM・PL求人進捗管理、課題管理、顧客折衝、チーム管理プロジェクトマネージャー試験

求人の歓迎条件を見れば、「今すぐ必要な資格」と「後回しでよい資格」が見えてきます。

SIer転職と資格に関するよくある質問

SIer転職で資格なしだと不利ですか?

資格なしでもSIer転職は可能です。不利になるかどうかは、資格の有無よりも実務経験やスキル次第です。

設計・開発・運用・保守・要件定義などの経験を具体的に説明できれば、資格がなくても評価されます。

ただし、経験が浅い人や未経験に近い職種へ転職する人は、基本情報技術者試験やAWS資格などが補強材料になります。

大手SIer転職で資格は必要ですか?

大手SIer転職でも、資格が必須とは限りません。

重視されるのは、担当したプロジェクト、工程、技術、顧客折衝やチームでの役割です。

ただし、大手SIerは応募者も多いため、応用情報技術者試験、プロジェクトマネージャー試験、AWS、セキュリティ系資格などがあると、知識や学習意欲をアピールしやすくなります。

SIerから社内SEに転職するならどの資格がおすすめですか?

SIerから社内SEに転職するなら、応用情報技術者試験、AWS認定資格、セキュリティ系資格がおすすめです。

社内SEは、システム開発だけでなく、運用・保守、ベンダー管理、社内問い合わせ対応、セキュリティ対策など幅広い業務を担当します。

そのため、広いIT知識とクラウド・セキュリティの知識があると評価されやすいです。

資格取得と転職活動はどちらを先に始めるべきですか?

基本的には、転職活動を先に軽く始めるのがおすすめです。

求人情報を見たり、転職エージェントに相談したりすると、今の経験で応募できる求人や、年収アップに必要なスキルが分かります。

そのうえで足りない部分を補うために資格取得を進めた方が、遠回りしにくいです。資格を取ってから動く必要はありません。

SIerからクラウドエンジニアを目指すならAWS資格だけで十分ですか?

AWS資格は有効ですが、それだけで十分とは言えません。

クラウドエンジニア転職では、AWSの知識に加えて、ネットワーク、Linux、セキュリティ、監視、運用、設計の理解も見られます。

資格取得とあわせて、実際にAWSを触った経験や、簡単な構成を作った経験を説明できるようにしておくと、転職活動でアピールしやすくなります。

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