SIer年収ランキング100社【2026年最新版】|現役が狙い目を解説

年収・市場価値

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SIerの年収は、会社によってかなり差があります。

今回、有価証券報告書を中心にSIer関連企業100社を調べたところ、年収ランキング1位は野村総合研究所(NRI)の1,333万円でした。

一方、100位は489万円となっており、同じSIer業界でも企業によって年収水準は大きく異なります。

この記事では、2026年最新データを中心にSIer100社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数をランキング形式で紹介します。

年収アップを狙っているSIer社員は、自分が狙うべき企業を探す参考にしてください。

この記事の結論!
  • SIer年収ランキング1位は野村総合研究所(NRI)の1,333万円
  • オービック・電通総研・富士通など、平均年収1,000万円を超えるSIer関連企業もある
  • 平均年収だけでなく、平均年齢・平均勤続年数・持株会社かどうかまで確認する
  • 年収アップを狙うなら、現在の経験でどこまで狙えるかをTechGoで確認しよう

現役SIer社員が選定!

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  1. 【2026年最新】SIer年収ランキング100社
    1. SIer年収ランキング1位〜20位
    2. SIer年収ランキング21位〜50位
    3. SIer年収ランキング51位〜100位
  2. SIer年収ランキング上位10社を詳しく比較
    1. 1位:野村総合研究所(NRI)|平均年収1,333万円
    2. 2位:SRAホールディングス|平均年収1,271万円
    3. 3位:JBCCホールディングス|平均年収1,239万円
    4. 4位:オービック|平均年収1,129万円
    5. 5位:電通総研|平均年収1,125万円
    6. 6位:三菱総合研究所|平均年収1,082万円
    7. 7位:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)|平均年収1,029万円
    8. 8位:大塚商会|平均年収1,028万円
    9. 9位:富士通|平均年収1,012万円
    10. 10位:日立製作所|平均年収995万円
  3. 【種類別】SIer企業の年収ランキング
    1. ユーザー系SIerの年収ランキング
    2. メーカー系SIerの年収ランキング
    3. 独立系SIerの年収ランキング
    4. コンサル系SIerの年収ランキング
    5. 外資系SIerの年収ランキング
  4. SIer年収ランキングを四季報・有価証券報告書で見るときの注意点
    1. 平均年収は「若手SEの年収」ではない
    2. 持株会社と事業会社では平均年収を単純比較できない
    3. 四季報・有価証券報告書・口コミサイトでは数字が異なる
  5. SIer年収ランキング2026と2025・2024年版を比較
    1. SIer全体では年収水準が上昇している企業も多い
    2. ランキング順位より年収の伸び方を見る
    3. 2024年・2025年の古いランキングを見るときは注意する
  6. SIerの年収はなぜ企業によって大きく違うのか
    1. 元請け・二次請けなど商流によって利益率が変わる
    2. コンサル・要件定義など上流工程ほど単価が高い
    3. 親会社や顧客基盤によって収益力が変わる
    4. 年功序列と成果主義で若手の年収差が生まれる
  7. 年収ランキングだけでSIer転職先を選ばないほうがよい
    1. 平均年収1,000万円でも20代では届かないことがある
    2. 高年収SIerほど転職難易度も高くなる
    3. 年収だけでなく担当工程・商流・技術を確認する
    4. 平均年収より「自分が入社した場合の年収」を確認する
  8. 現役SIer社員が考える年収アップ転職で狙い目の企業
    1. 年収だけならコンサル系・高利益SIerが強い
    2. 安定と年収を両立するなら大手ユーザー系SIer
    3. 技術力も伸ばしたいならプライム案件の多い独立系SIer
    4. 若手SIerはランキング上位だけを狙う必要はない
  9. SIerから年収1000万円を目指すキャリアパス
    1. 大手・高年収SIerへ転職する
    2. PM・PLとして上流工程を経験する
    3. ITコンサルへ転職する
    4. クラウド・セキュリティなど専門性を高める
  10. SIerから年収アップ転職するための5つの準備
    1. 現在の年収と市場価値を確認する
    2. 担当工程・技術・成果を棚卸しする
    3. 年収が高い理由まで企業ごとに確認する
    4. 転職難易度と自分の経験を比較する
    5. SIer転職に強いエージェントで求人年収を確認する
  11. SIerの年収アップを相談できる転職エージェント
    1. TechGo
    2. ユニゾンキャリア転職
    3. MyVision
  12. SIer年収ランキングに関するよくある質問
    1. SIerで年収が一番高い企業はどこですか?
    2. SIerの30歳の平均年収はいくらですか?
    3. SIerで年収1000万円は可能ですか?
    4. 大手SIerの平均年収はいくらですか?
    5. ユーザー系SIerは年収が高いですか?
    6. 独立系SIerは年収が低いですか?
    7. SESとSIerはどちらが年収が高いですか?
    8. SIerから転職すると年収は上がりますか?

【2026年最新】SIer年収ランキング100社

SIer関連企業100社を平均年収が高い順に並べると、1位は野村総合研究所(NRI)の1,333万円、2位はSRAホールディングスの1,271万円、3位はJBCCホールディングスの1,239万円でした。

ランキングは原則として、有価証券報告書の「提出会社の状況」に記載された平均年間給与を基にしています。

そのため、持株会社はグループ全体のSEの平均年収ではなく、提出会社単体の従業員データである点には注意してください。

また、企業によって決算期が異なるため、2026年の有報が確認できない企業は2025年以前の最新データを使用しています。

ランキングデータ出典元:EDINET DB(https://edinetdb.jp/industries/information-communication

SIer年収ランキング1位〜20位

上位20社を見ると、平均年収900万円以上の企業が19社を占めています。

特にNRI、オービック、電通総研などは、SIer転職で高年収を狙う際に候補になりやすい企業です。

順位企業名企業タイプ平均年収平均年齢平均勤続年数
1 野村総合研究所 コンサル系1,333万円39.7歳13.7年
2 SRAホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系1,271万円57.5歳7.8年
3 JBCCホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系1,239万円48.9歳16.3年
4 オービック 独立系1,129万円35.8歳12.9年
5 電通総研 コンサル系1,125万円39.9歳10.7年
6 三菱総合研究所 コンサル系1,082万円40.4歳11.0年
7 伊藤忠テクノソリューションズ ユーザー系1,029万円40.7歳13.4年
8 大塚商会 独立系1,028万円42.0歳17.6年
9 富士通 メーカー系1,012万円42.7歳17.6年
10 日立製作所 メーカー系995万円42.2歳18.1年
11 NEC メーカー系994万円43.1歳17.3年
12 アバントグループ※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系974万円45.6歳5.4年
13 CAC Holdings※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系946万円41.2歳11.5年
14 都築電気 独立系940万円43.2歳17.9年
15 シンプレクス・ホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 コンサル系939万円33.6歳4.4年
16 日鉄ソリューションズ ユーザー系936万円39.8歳12.6年
17 NTTデータグループ※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 ユーザー系923万円39.7歳14.1年
18 TKC 独立系921万円40.3歳17.1年
19 ビジネスエンジニアリング 独立系915万円40.3歳11.1年
20 BIPROGY 独立系885万円46.3歳20.4年

年収だけでなく平均年齢も見ると、オービックは平均年齢35.8歳で平均年収1,129万円、シンプレクス・ホールディングスは33.6歳で939万円となっています。

若手のうちから年収を上げたい場合は、平均年齢とのバランスも参考になります。

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今の年収からどの転職先を狙うべきかチェック

年収アップを狙うなら、資格よりも転職先選びや経験の伝え方が重要です。あなたに合う方向性を確認しましょう。

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SIer年収ランキング21位〜50位

21位〜50位は、平均年収680万〜866万円の企業が並びます。

NRIなどのトップ企業ほど目立ちませんが、SIer社員が現実的に年収アップ転職を狙うなら、このゾーンにも注目です。

特にテクマトリックス、TISI、SCSK、IIJなどは、現在のSIer経験を活かして応募先の候補にしやすい企業です。

順位企業名企業タイプ平均年収平均年齢平均勤続年数
21 図研 独立系866万円44.3歳17.9年
22 JFEシステムズ ユーザー系861万円44.1歳19.0年
23 ULSグループ※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 コンサル系849万円43.9歳7.5年
24 テクマトリックス 独立系846万円38.0歳8.5年
25 ネットワンシステムズ 独立系830万円40.1歳9.8年
26 TISI 独立系829万円40.0歳14.0年
27 アルゴグラフィックス 独立系806万円42.3歳13.0年
28 電算 独立系805万円45.4歳19.6年
29 SCSK ユーザー系797万円42.0歳16.0年
30 フューチャー コンサル系795万円36.5歳6.0年
31 日本プロセス 独立系774万円38.2歳13.0年
32 セゾンテクノロジー ユーザー系764万円43.0歳13.8年
33 SIGグループ※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系757万円41.2歳10.3年
34 DAIKO XTECH 独立系757万円44.8歳17.2年
35 NSD 独立系751万円39.2歳14.9年
36 PCIホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系747万円48.7歳7.5年
36 IIJ 独立系747万円37.5歳9.3年
38 NECネッツエスアイ メーカー系745万円44.5歳17.0年
38 扶桑電通 独立系745万円45.2歳20.7年
40 NCS&A 独立系744万円40.1歳16.1年
41 サイバートラスト ユーザー系738万円41.0歳10.4年
42 アイティフォー 独立系732万円39.2歳11.6年
43 インテリジェント ウェイブ ユーザー系725万円39.2歳10.5年
43 セック 独立系725万円39.0歳13.2年
45 コア 独立系701万円40.6歳15.6年
46 ユニリタ 独立系692万円41.2歳13.1年
47 ソフトクリエイトホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系689万円35.6歳7.0年
48 SHIFT 独立系685万円38.0歳3.2年
49 アルファシステムズ 独立系680万円38.9歳15.7年
49 ソリトンシステムズ 独立系680万円43.0歳13.3年
49 プロシップ 独立系680万円34.7歳8.2年

この層では、単純な平均年収だけでなく、平均年齢が若い企業にも注目したいところです。

例えばシイエヌエスは平均年齢32.7歳で平均年収684万円、フューチャーは36.5歳で795万円となっています。

平均年収800万円の企業でも、自分の年齢・経験ならいくら提示されるかは別問題です。

気になる企業がある場合は、TechGoなどで「今の経歴ならどの程度の年収を狙えるか」を確認してから応募先を絞ると効率的です。

SIer年収ランキング51位〜100位

51位〜100位では、平均年収489万〜680万円の企業が並びます。

ランキング上位と比べると平均年収は下がりますが、平均年齢が30代前半の企業や、クラウド・セキュリティなど特定分野に強い企業もあります。

そのため、年収だけを見て転職候補から外すのはおすすめしません。

順位企業名企業タイプ平均年収平均年齢平均勤続年数
52 シイエヌエス 独立系678万円33.8歳7.0年
52 システムサポートホールディングス※持株持株会社のため、事業会社との給与比較には注意が必要です。 独立系678万円42.9歳11.7年
54 東海ソフト 独立系675万円36.4歳11.8年
55 システムインテグレータ 独立系672万円35.3歳6.4年
56 クレスコ 独立系671万円37.2歳11.9年
57 日本システム技術 独立系670万円35.1歳9.0年
58 アドソル日進 独立系665万円39.2歳12.4年
59 テラスカイ 独立系660万円35.3歳4.0年
60 DTS 独立系659万円39.7歳15.1年
61 エンカレッジ・テクノロジ 独立系658万円38.0歳6.3年
62 アイビーシー 独立系655万円37.4歳6.7年
63 アイル 独立系652万円34.7歳8.7年
64 NSW 独立系649万円41.3歳14.0年
65 NCD 独立系648万円37.9歳10.6年
66 キーウェアソリューションズ 独立系643万円41.8歳17.2年
67 日本ビジネスシステムズ 独立系642万円35.4歳7.7年
68 東邦システムサイエンス 独立系641万円36.9歳13.0年
69 CEC 独立系640万円38.7歳12.7年
70 東計電算 独立系634万円39.7歳14.0年
71 ODKソリューションズ 独立系624万円41.3歳12.1年
72 TDCソフト 独立系620万円35.8歳10.5年
73 JTP 独立系618万円36.3歳10.9年
74 情報企画 独立系615万円33.5歳9.1年
75 アイ・エス・ビー 独立系611万円37.0歳11.3年
76 アイエックス・ナレッジ 独立系609万円39.2歳15.2年
76 ソルクシーズ 独立系609万円41.4歳14.7年
78 ハイマックス 独立系606万円37.7歳12.8年
79 ベース 独立系604万円34.7歳5.1年
80 IC 独立系602万円39.2歳15.0年
80 昭和システムエンジニアリング 独立系602万円38.5歳15.4年
82 網屋 独立系599万円34.0歳5.2年
83 Fusic 独立系598万円33.4歳4.4年
84 CIJ 独立系593万円38.5歳13.4年
84 NID 独立系593万円38.8歳14.2年
84 システム ディ 独立系593万円36.5歳9.3年
87 ソフトウェア・サービス 独立系585万円33.1歳9.0年
88 ソーバル 独立系580万円37.2歳12.4年
89 オービーシステム 独立系575万円38.8歳13.4年
90 日本ラッド 独立系574万円39.6歳13.0年
91 クロスキャット 独立系573万円36.6歳11.3年
92 FIXER 独立系571万円28.3歳2.6年
93 デジタル・インフォメーション・テクノロジー 独立系567万円37.5歳9.0年
94 システムズ・デザイン 独立系553万円38.9歳9.8年
95 システムリサーチ 独立系548万円33.7歳7.9年
95 ランドコンピュータ 独立系548万円40.7歳10.8年
97 KSK 独立系545万円34.2歳8.9年
98 コンピューターマネージメント 独立系539万円38.9歳7.9年
99 旭情報サービス 独立系507万円35.7歳12.4年
100 ニーズウェル 独立系489万円35.1歳7.5年

特に注意したいのが、平均年収が低い=若手の待遇が悪いとは限らないことです。

例えばFIXERは平均年収571万円ですが、平均年齢も28.3歳と今回の100社で非常に若くなっています。

反対に、平均年齢40代後半〜50代の企業は、長く勤めた社員の給与が平均年収を押し上げている可能性があります。

そのため転職先を選ぶ際は、ランキング順位だけで判断せず、自分と近い年齢・経験で提示される想定年収まで確認しましょう。

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SIer年収ランキング上位10社を詳しく比較

SIer年収ランキング上位10社には、平均年収1,000万円前後の企業が並びます。

ただし、平均年収だけで転職先を判断するのはおすすめしません。

特にSRAホールディングスやJBCCホールディングスは持株会社の数字であり、実際に開発を担当するSEの平均年収とは異なります。

また、平均年齢を見ると企業ごとの差も大きいため、年収とあわせて確認しましょう。

順位企業名平均年収平均年齢平均勤続年数
1野村総合研究所(NRI)1,333万円39.7歳13.7年
2SRAホールディングス1,271万円57.5歳7.8年
3JBCCホールディングス1,239万円48.9歳16.3年
4オービック1,129万円35.8歳12.9年
5電通総研1,125万円39.9歳10.7年
6三菱総合研究所1,082万円40.4歳11.0年
7伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)1,029万円40.7歳13.4年
8大塚商会1,028万円42.0歳17.6年
9富士通1,012万円42.7歳17.6年
10日立製作所995万円42.2歳18.1年

1位:野村総合研究所(NRI)|平均年収1,333万円

SIer年収ランキング1位は、野村総合研究所(NRI)の1,333万円です。

平均年齢39.7歳、平均勤続年数13.7年となっており、40歳前後で1,300万円を超える高い給与水準が目立ちます。

今回のランキングでは持株会社を除いて見てもトップクラスです。

一方で、平均年収が高いからといって誰でも同じ水準になるわけではありません。

転職を考える場合は、自分の担当工程やPM・顧客折衝などの経験から、どのポジションを狙えるかまで確認しましょう。

2位:SRAホールディングス|平均年収1,271万円

2位は、SRAホールディングスの1,271万円です。

数字だけを見るとNRIに迫る高年収ですが、平均年齢は57.5歳と今回の上位企業のなかでもかなり高くなっています。

さらに注意したいのが、SRAホールディングスは持株会社である点です。

有価証券報告書に記載された平均年収は提出会社単体の従業員データであり、グループの開発現場で働くSE全体の平均ではありません。

転職先として比較するときは、グループ事業会社の募集条件まで確認してください。

3位:JBCCホールディングス|平均年収1,239万円

3位は、JBCCホールディングスの1,239万円です。

平均年齢48.9歳、平均勤続年数16.3年となっており、長く勤務している社員が多いことが分かります。

ただし、JBCCホールディングスも持株会社です。

そのため「JBCCグループのSEなら平均年収1,239万円」と考えるのは適切ではありません。

ランキング上は3位ですが、転職先として見る場合は、実際に応募する事業会社の求人年収や職種別の給与水準を確認する必要があります。

4位:オービック|平均年収1,129万円

4位は、オービックの1,129万円です。

特に注目したいのは平均年齢35.8歳で、上位10社のなかでも比較的若い点です。

平均年齢が40代後半〜50代の企業と比べても高い平均年収となっているため、若手SIer社員にとって気になる企業の一つでしょう。

ただし、平均値だけでは20代・30代で実際にいくらもらえるかは分かりません。

転職を検討するなら、現在の年齢や経験で提示される想定年収まで確認しましょう。

5位:電通総研|平均年収1,125万円

5位は、電通総研の1,125万円です。

平均年齢39.9歳、平均勤続年数10.7年となっており、40歳前後で平均年収1,100万円を超えています。

上位10社のなかでも平均年齢と年収のバランスがよく、高年収SIerへの転職を考えるならチェックしておきたい企業です。

ただし、転職時の年収は担当工程や役割によって変わります。

要件定義、PM・PL、顧客折衝など、自分がどこまで上流の経験を持っているかを整理しておきましょう。

6位:三菱総合研究所|平均年収1,082万円

6位は、三菱総合研究所の1,082万円です。

平均年齢40.4歳、平均勤続年数11.0年で、平均年収1,000万円を超えています。

ただし、ランキングの数字は提出会社全体の平均年間給与であり、特定のSE職だけを集計したものではありません。

そのため、転職候補として比較する際は「平均年収1,082万円」だけを見るのではなく、応募する職種やポジションの想定年収を確認することが重要です。

7位:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)|平均年収1,029万円

7位は、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の1,029万円です。

平均年齢40.7歳、平均勤続年数13.4年となっています。

今回使用しているのは、確認できる2023年の最終有価証券報告書のデータです。

非上場化後は同じ条件で最新の有報データを継続取得できないため、他社の2025〜2026年データとは年度が異なる点には注意してください。

それでも、過去の公開データでは平均年収1,000万円を超える水準でした。

8位:大塚商会|平均年収1,028万円

8位は、大塚商会の1,028万円です。

平均年齢42.0歳、平均勤続年数17.6年となっており、長く働いている社員が多いことが分かります。

今回の100社では平均年収1,000万円を超えた企業の一つです。

ただし、会社全体の平均年間給与であるため、ITエンジニアだけの平均年収を示した数字ではありません。

転職を検討する場合は、希望する職種の仕事内容と求人票に記載された想定年収をあわせて比較しましょう。

9位:富士通|平均年収1,012万円

9位は、富士通の1,012万円です。

平均年齢42.7歳、平均勤続年数17.6年となっており、平均年収1,000万円を超えています。

ただし、この1,012万円は富士通のSIer部門やSEだけを対象にした数字ではなく、提出会社全体の平均年間給与です。

大手企業ほど職種や役割の幅も広いため、「富士通のSEなら1,012万円」と単純には判断できません。

実際の転職では募集ポジションごとの年収を確認しましょう。

10位:日立製作所|平均年収995万円

10位は、日立製作所の995万円です。

平均年齢42.2歳、平均勤続年数18.1年で、1,000万円にはわずかに届かないものの、今回のSIer関連企業100社ではトップ10に入りました。

富士通と同様に、995万円はIT・SI事業のエンジニアだけの平均ではなく、提出会社全体の平均年間給与です。

大手SIerへの転職では企業全体の平均年収だけでなく、自分が応募できる職種・等級でどの程度の年収になるかを見ることが重要です。

平均年収上位企業に興味があるものの、「自分の経験でどこまで狙えるか分からない」という人は、まず求人ベースで市場価値を確認すると判断しやすくなります。

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【種類別】SIer企業の年収ランキング

SIerは、ユーザー系・メーカー系・独立系・コンサル系など、企業の成り立ちによって年収水準に違いがあります。

特に年収1,000万円前後を狙うなら、コンサル機能を持つSIerや大手メーカー系が目立ちます。

一方、ユーザー系は親会社の事業基盤を持つ企業が多く、独立系は企業による差が大きいのが特徴です。

ユーザー系SIerの年収ランキング

ユーザー系SIerでは、CTCやSCSK、JFEシステムズなど高年収の企業が見つかります。

ユーザー系SIerとは、商社・メーカー・金融などの情報システム部門が独立して生まれた企業です。

親会社やグループ企業との安定した取引を持ちやすく、上流工程を担当できる企業もあります。

順位企業名平均年収平均年齢
1伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)1,029万円40.7歳
2JFEシステムズ861万円44.1歳
3SCSK797万円42.0歳
4セゾンテクノロジー764万円43.0歳
5NECネッツエスアイ745万円44.5歳

ユーザー系だから必ず高年収というわけではありませんが、親会社との商流や担当工程によっては安定と年収を両立しやすいのが魅力です。

SIerから転職する際は、「ユーザー系」という名前だけでなく、親会社案件の割合や外販比率、要件定義から関われるかまで確認しましょう。

メーカー系SIerの年収ランキング

メーカー系SIerでは、富士通・日立製作所・NECがいずれも平均年収990万円以上となっています。

メーカー系SIerは、ハードウェアやITインフラを持つ大手メーカーを母体とする企業です。

大規模な公共・金融・通信システムを扱う機会も多く、PMや上流工程の経験を積みたい人にも向いています。

順位企業名平均年収平均年齢
1富士通1,012万円42.7歳
2日立製作所995万円42.2歳
3日本電気(NEC)994万円43.1歳
4NECネッツエスアイ745万円44.5歳

ただし、富士通・日立・NECの数字はSEだけではなく提出会社全体の平均年収です。

実際に転職するときは平均年収だけを見ず、自分が応募するIT職種の想定年収を求人票で確認してください。

独立系SIerの年収ランキング

独立系SIerは企業数が多く、年収水準にもかなり差があります。

今回のランキングでは、オービックが平均年収1,129万円と特に高い結果になりました。

独立系SIerは特定の親会社を持たず、複数の業界・顧客へシステムを提供する企業です。

案件の幅が広い一方で、企業によって商流や得意分野が大きく異なります。

順位企業名平均年収平均年齢
1オービック1,129万円35.8歳
2TISI(旧TIS)829万円40.0歳
3テクマトリックス846万円38.0歳
4NSD751万円39.2歳
5DTS659万円39.7歳

独立系を見るときは、年収とあわせて元請け比率・顧客との距離・担当できる工程を確認することが重要です。

私自身SIerで働いていて感じますが、同じ開発業務でも顧客と直接話せる立場なのか、下流工程だけを担当するのかで身につく経験はかなり変わります。

転職後の年収だけでなく、次の転職でも評価される経験を積める会社を選びましょう。

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年収アップを狙える転職タイプを診断

今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。

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コンサル系SIerの年収ランキング

コンサル系SIerは、今回のランキングでも特に年収水準が高い企業が目立ちます

IT戦略や業務改革などのコンサルティングからシステム導入まで一貫して担当する企業では、上流工程の比重が高く、その分高い給与水準を狙いやすい傾向があります。

順位企業名平均年収平均年齢
1野村総合研究所(NRI)1,333万円39.7歳
2電通総研1,125万円39.9歳
3三菱総合研究所1,082万円40.4歳
4シンプレクス・ホールディングス939万円33.6歳
5ULSグループ849万円43.9歳
6フューチャー795万円36.5歳

高年収を狙いやすい反面、SIerから転職する場合は、要件定義・顧客折衝・PM・業務知識などを求められやすい点には注意が必要です。

開発経験だけで判断せず、自分の経験がどのポジションで評価されるのかを確認してから応募すると失敗しにくくなります。

外資系SIerの年収ランキング

外資系SIerは高年収を狙える企業もありますが、今回の100社ランキングと同じ条件では単純比較できません。

本ランキングは有価証券報告書で確認できる日本企業を中心に作成しています。

一方、外資系IT企業の日本法人は平均年間給与を同じ形式で公開していないケースが多く、100社ランキングには十分な比較対象がありません。

そのため、無理に推定年収を混ぜて順位付けするのではなく、外資系については求人ごとの想定年収を見るのがおすすめです。

特に外資系・コンサル系を含めて年収アップを狙う場合は、「今のSIer経験で実際に応募できる高年収求人」を確認したほうが早いでしょう。

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SIer年収ランキングを四季報・有価証券報告書で見るときの注意点

SIerの年収ランキングを見るときは、掲載されている平均年収をそのまま「自分がもらえる年収」と考えないことが重要です。

有価証券報告書は信頼性の高いデータですが、平均年齢や集計対象によって数字の見え方が変わります。

特に転職先を選ぶ際は、平均年収だけでなく求人の想定年収も確認しましょう。

平均年収は「若手SEの年収」ではない

有価証券報告書の平均年収は、若手SEだけではなく対象となる従業員全体の平均です。

例えば平均年収900万円でも、平均年齢が45歳なら20代社員が900万円をもらっているとは限りません。

また、富士通・日立・NECなどはSEだけを集計した数字でもありません。

20代・30代の転職では、平均年収よりも自分と近い年齢・経験で提示される想定年収を確認しましょう。

持株会社と事業会社では平均年収を単純比較できない

持株会社の平均年収は、実際にシステム開発を担当するグループ社員の給与水準とは異なる場合があります。

今回のランキングではSRAホールディングスやJBCCホールディングスなどが上位に入っていますが、有報の数字は原則として提出会社単体のものです。

そのため「ランキング上位=グループのSEも同じ年収」とは判断せず、転職する際は実際に応募する事業会社の求人年収を確認してください。

四季報・有価証券報告書・口コミサイトでは数字が異なる

年収情報は、データの集計方法や対象者が違うため、情報源によって数字が変わります。

情報源特徴
有価証券報告書提出会社の公式な平均年間給与
四季報企業データをまとめて比較しやすい
口コミサイト投稿者の実際の年収を確認できるが偏りもある
求人票転職時に提示される想定年収を確認できる

企業全体を比較するなら有価証券報告書自分が転職した場合の年収を知りたいなら求人票を見るのがおすすめです。

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SIer年収ランキング2026と2025・2024年版を比較

SIerの年収ランキングは、2024年・2025年の順位をそのまま現在の企業選びに使わないほうがよいです。

平均年収は毎年変わるうえ、昇給や賞与、社員構成の変化によって順位も動きます。

また、非上場化によって最新の有価証券報告書を確認できない企業もあります。

転職先を探すなら、過去の順位よりも最新の年収水準と数年間の変化を見ることが重要です。

SIer全体では年収水準が上昇している企業も多い

2024年・2025年と比べて、平均年収が上昇しているSIer関連企業もあります。

ただし、すべての企業が同じペースで上がっているわけではありません。

基本給の引き上げや賞与だけでなく、社員の平均年齢や管理職比率が変わっただけでも平均年収は動きます。

そのため、「SIer業界全体の年収が○万円上がった」と単純に判断せず、企業ごとの推移を見るのがおすすめです。

ランキング順位より年収の伸び方を見る

転職先を選ぶなら、1年だけのランキング順位よりも平均年収が数年間でどう変化しているかに注目しましょう。

例えば順位が20位でも年収が継続して伸びている企業なら、今後の待遇改善も期待できます。

一方、上位企業でも平均年齢が高く、年収がほとんど伸びていないケースもあります。

見るべきポイントは次の3つです。

  • 直近2〜3年の平均年収の推移
  • 平均年齢が大きく変化していないか
  • 基本給や賞与など待遇改善の動きがあるか

2024年・2025年の古いランキングを見るときは注意する

2024年・2025年版のSIer年収ランキングは、現在の転職先選びでは参考程度に見るのがおすすめです。

特にCTC、ネットワンシステムズ、NECネッツエスアイなど、非上場化によって同じ形式の最新有報データを取得できなくなった企業もあります。

また、ランキングサイトによって調査年度や集計対象が違うため、順位だけを比較するとズレが生じます。

転職を検討するときは、最新の有価証券報告書と実際の求人に掲載された想定年収を優先しましょう。

SIerの年収はなぜ企業によって大きく違うのか

SIerの年収差は、会社の規模だけでなく、商流・担当工程・顧客基盤・評価制度によって生まれます。

同じ「システム開発」をしていても、顧客から直接受注する企業と下請け中心の企業では利益の残り方が違います。

年収アップを狙うなら、企業名だけでなく「どうやって利益を稼いでいる会社なのか」まで確認しましょう。

元請け・二次請けなど商流によって利益率が変わる

SIerでは、顧客に近い商流ほど高い単価で案件を受注しやすくなります。

元請けSIerが受注した案件を二次請け・三次請けへ発注すると、そのたびに利益が差し引かれるため、下の商流ほど人件費に回せる金額も限られやすくなります。

そのため転職時は、平均年収とあわせてプライム案件の割合顧客との直接取引の多さも確認するとよいでしょう。

コンサル・要件定義など上流工程ほど単価が高い

一般的に、コンサルティングや要件定義、PMなど上流工程ほど高い単価が設定されやすいです。

顧客の課題整理やプロジェクト全体の管理には、技術だけでなく業務知識や調整力も求められるためです。

年収を上げたいSIer社員は、開発スキルだけでなく、要件定義・顧客折衝・PMなどより上流の経験を増やすことも意識しましょう。

親会社や顧客基盤によって収益力が変わる

SIerの年収は、どのような顧客から継続して案件を獲得できるかにも左右されます。

大手企業や官公庁との取引が多いSIer、強い親会社を持つユーザー系SIerなどは、大規模案件を安定して受注できる場合があります。

ただし、親会社が大手だから高年収とは限りません。

転職先を比較するときは、主要顧客・案件規模・外販比率なども確認してください。

年功序列と成果主義で若手の年収差が生まれる

同じ平均年収のSIerでも、評価制度によって20代・30代の給与は大きく変わります。

年功序列が強い企業では、平均年収が高くても若手の給与が伸びるまで時間がかかる場合があります。

一方、成果や役割を重視する企業なら、若手でも昇進・昇給を狙いやすいでしょう。

若手SIer社員が転職するなら、平均年収だけでなく、昇給幅・評価制度・何年目で役職につけるかまで見ることが重要です。

年収ランキングだけでSIer転職先を選ばないほうがよい

SIerへの転職では、平均年収の高さだけで企業を選ばないことが重要です。

平均年収は社員全体の数字であり、自分が入社したときの年収とは異なります。

また、高年収でも下流工程ばかり担当すると、その後の市場価値が伸びにくい場合があります。

転職先は、想定年収・担当工程・商流・身につく技術・転職難易度までセットで比較しましょう。

平均年収1,000万円でも20代では届かないことがある

平均年収1,000万円のSIerでも、20代で1,000万円をもらえるとは限りません。

平均年齢が40歳を超える企業では、管理職やベテラン社員の給与が平均を押し上げている可能性があります。

若手SIer社員が見るべきなのは、会社全体の平均年収よりも20代・30代向け求人の想定年収や昇給ペースです。

高年収SIerほど転職難易度も高くなる

NRIや電通総研などの高年収企業は魅力的ですが、選考難易度も高くなりやすいです。

要件定義、PM・PL、顧客折衝、専門技術など、求人によって求められる経験も変わります。

ランキング上位だけに応募するのではなく、自分の経験で現実的に狙える高年収企業まで候補を広げると転職しやすくなります。

年収だけでなく担当工程・商流・技術を確認する

転職後のキャリアを考えるなら、年収と同じくらい何を経験できる会社なのかが重要です。

確認したいポイントは次のとおりです。

  • 要件定義や基本設計に関われるか
  • 元請けとして顧客と直接やり取りできるか
  • PM・PLを目指せるか
  • クラウドやAIなど市場価値の高い技術を扱えるか

年収が少し高くても、経験が広がらなければ次のキャリアで苦労する可能性があります。

平均年収より「自分が入社した場合の年収」を確認する

転職で最も重要なのは、平均年収ではなく自分に提示される年収です。

同じ企業でも、年齢・経験年数・担当工程・役職によって提示額は変わります。

気になる企業を見つけたら求人票を確認し、現在の経験でどの程度の年収を狙えるか調べましょう。

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現役SIer社員が考える年収アップ転職で狙い目の企業

年収アップ転職では、ランキング上位の企業だけを見るのではなく、自分が何を優先するかで狙い目を変えるべきです。

私自身SIerで働いていますが、年収だけでなく、担当工程や顧客との距離、身につくスキルまで見ることが重要だと感じます。

重視すること狙い目
年収コンサル系・高利益SIer
安定+年収大手ユーザー系SIer
技術力プライム案件の多い独立系SIer
転職しやすさ現在の経験と相性のよい企業

年収だけならコンサル系・高利益SIerが強い

年収を最優先するなら、コンサル系や利益率の高いSIerが有力です。

今回のランキングでも、NRIは1,333万円、電通総研は1,125万円、シンプレクス・ホールディングスは939万円と上位に入りました。

ただし、高年収企業では要件定義や顧客折衝、PMなどを求められる求人もあります。

まず自分の経験を棚卸しし、応募できるポジションを確認しましょう。

安定と年収を両立するなら大手ユーザー系SIer

年収だけでなく安定性も重視するなら、大手ユーザー系SIerがおすすめです。

今回のランキングでは、CTCが1,029万円、JFEシステムズが861万円、SCSKが797万円でした。

親会社やグループ企業との取引基盤を持つ会社もあり、長期的なキャリアを考えやすいのが特徴です。

転職時は平均年収に加えて、親会社案件の割合や外販比率、担当できる工程も確認してください。

技術力も伸ばしたいならプライム案件の多い独立系SIer

年収アップだけでなく技術力も伸ばしたいなら、プライム案件が多く、上流から開発まで経験できる独立系SIerも選択肢です。

独立系は企業による差が大きいため、「独立系だから良い」と判断するのではなく、元請け比率や使用技術、担当工程を確認しましょう。

私なら、目先の年収だけでなく、数年後の転職でも評価される経験を積めるかを重視します。

若手SIerはランキング上位だけを狙う必要はない

20代の若手SIerなら、ランキング10位以内だけに絞る必要はありません。

例えば現在の年収から100万円アップでき、要件定義やクラウド、PMなど市場価値の高い経験も積めるなら、ランキング30位の企業でも十分に良い転職です。

大切なのは「一番年収が高い会社」ではなく、今の経験から入れて、その後も年収を伸ばせる会社を選ぶことです。

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SIerから年収1000万円を目指すキャリアパス

SIerから年収1,000万円を目指すなら、高年収企業へ転職するか、PM・ITコンサル・専門職など市場価値の高いポジションへ進むのが現実的です。

若手のうちから1,000万円だけを追うより、まずは要件定義やPM、クラウドなど評価されやすい経験を積み、数回の昇進・転職で年収を伸ばすイメージを持ちましょう。

キャリア年収アップのポイント
高年収SIer企業自体の給与水準を上げる
PM・PL上流工程・マネジメント経験を積む
ITコンサルSIer経験を上流領域で活かす
専門職クラウド・セキュリティなどを深める

大手・高年収SIerへ転職する

最も分かりやすい方法は、給与水準の高いSIerへ転職することです。

今回のランキングでも、NRIやオービック、電通総研などは平均年収1,000万円を超えています。

ただし、平均年収1,000万円の会社に入ればすぐ到達できるわけではありません。

現在の年収や経験から、入社時の想定年収とその後の昇給幅まで確認して転職先を選びましょう。

PM・PLとして上流工程を経験する

SIer内で年収を伸ばすなら、PM・PLとしてプロジェクトを動かせる人材を目指すのも王道です。

開発だけでなく、顧客との調整、進捗・品質管理、メンバー管理まで担当できれば、転職市場でも評価されやすくなります。

若手のうちは、いきなりPMを目指す必要はありません。

まずは要件定義や基本設計、サブリーダーなど、少しずつ担当範囲を広げることを意識しましょう。

ITコンサルへ転職する

SIerで培った業務知識や上流工程の経験を活かして、ITコンサルへ転職する方法もあります。

特に要件定義、顧客折衝、PM・PMOなどの経験は、ITコンサルとの相性がよいです。

一方、年収だけを理由に転職すると仕事内容や働き方の違いで後悔する可能性があります。

SIerからITコンサルを目指すなら、年収・業務内容・働き方をセットで比較しましょう。

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クラウド・セキュリティなど専門性を高める

マネジメント以外では、クラウド・セキュリティなど需要の高い領域で専門性を伸ばす方法があります。

AWS・Azureなどのクラウド設計やセキュリティ、アーキテクト領域まで経験を広げれば、専門職として高年収を狙える選択肢が増えます。

私もSIerで働くなかで、単に担当年数を増やすより、「自分は何ができる人なのか」を説明できる経験を作ることが重要だと感じます。

年収1,000万円を目指すなら、まず現在の経験からどのルートが現実的か整理しましょう。

SIerから年収アップ転職するための5つの準備

SIerから年収アップ転職を成功させるには、高年収企業を探す前に、自分の市場価値と経験を整理することが重要です。

平均年収800万円の企業でも、自分の経験が求人要件に合わなければ高い年収は提示されません。

反対に、担当工程や成果を正しく伝えられれば、想定以上の年収を狙えることもあります。

準備確認すること
市場価値今の経験で狙える年収
経験の棚卸し工程・技術・成果
企業研究高年収の理由
難易度確認求人要件とのギャップ
求人確認実際の想定年収

現在の年収と市場価値を確認する

まず、今の経験なら転職市場でいくらを狙えるのか確認しましょう。

現在の年収だけでは、自分の市場価値は分かりません。

同じ年収500万円でも、要件定義経験がある人とテスト中心の人では応募できる求人が異なります。

求人サイトや転職エージェントを使い、自分と近い経験を求める求人の想定年収を確認すると、現実的な目標を決めやすくなります。

TechGoで自分の市場価値を確認する

担当工程・技術・成果を棚卸しする

次に、これまでの経験を担当工程・使用技術・成果に分けて整理します。

「Javaを使った」「テストを担当した」だけではなく、どの機能を担当し、何を改善したのかまで書き出しましょう。

例えばテスト経験でも、単なる実施ではなく「試験観点を整理して漏れを減らした」など、成果まで説明できれば評価されやすくなります。

年収が高い理由まで企業ごとに確認する

高年収企業を見つけたら、なぜその会社の給与水準が高いのかまで確認しましょう。

見るポイントは、プライム案件の多さ、上流工程の比率、顧客基盤、利益率、評価制度などです。

高年収の理由が自分の希望するキャリアと合っていれば、入社後も年収を伸ばしやすくなります。

ランキング順位だけで判断しないことが重要です。

転職難易度と自分の経験を比較する

応募前に、求人で求められる経験と自分のスキルを比較しましょう。

確認するのは、開発経験年数、担当工程、PM・PL経験、使用技術、顧客折衝経験などです。

すべて満たす必要はありませんが、不足している経験が多い企業だけを狙うと転職活動が長引きます。

高年収企業と現実的に狙える企業を分けて応募するのがおすすめです。

SIer転職に強いエージェントで求人年収を確認する

最後に、実際の求人で自分に提示される年収水準を確認しましょう。

有価証券報告書の平均年収より、転職時に重要なのは自分が応募できる求人の想定年収です。

高年収SIerへの転職を狙うならTechGo、若手でキャリアの方向性から相談したいならユニゾンキャリア転職、SIer・IT業界全体から相談したいならIT専門転職エージェント@PRO人を候補にするとよいでしょう。

SIerの年収アップを相談できる転職エージェント

SIerから年収アップを狙うなら、現在の経験と目指す転職先に合うエージェントを使い分けることが重要です。

ITエンジニアとして年収を上げたいならTechGo、若手でキャリアの方向性から相談したいならユニゾンキャリア転職、SIer経験を活かしてITコンサルを目指すならMyVisionがおすすめです。

転職エージェントおすすめな人
TechGoSIer経験を活かして高年収IT求人を狙いたい
ユニゾンキャリア転職若手でキャリアから相談したい
MyVisionSIerからITコンサルへ転職したい

TechGo

TechGoは、SIer経験を活かしてITエンジニアとして年収アップしたい人におすすめです。

ITエンジニアの転職支援に特化しており、求人選定から企業別の選考対策、年収交渉までサポートしています。

項目内容
特徴ITエンジニア特化
向いている人SIerから年収アップ・キャリアアップしたい人
相談できること求人選定・選考対策・年収交渉
公式サイト年収アップできる求人を相談する

平均年収ランキングを見て気になる企業が見つかった人は、今の経験で実際にどの年収帯を狙えるかを相談してみるとよいでしょう。

ユニゾンキャリア転職

ユニゾンキャリア転職は、20代など若手SIerで「次にどんな会社を選ぶべきか」から相談したい人に向いています。

IT・Web業界専門の転職エージェントで、開発・インフラ・クラウドなどITエンジニア求人を扱っています。

項目内容
特徴IT・Web業界専門
向いている人若手SIer・キャリアの方向性に迷う人
相談できることキャリア相談・IT求人選び・転職サポート
公式サイト今後のキャリアと年収を相談する

「今すぐ年収1,000万円」ではなく、数年後に年収を上げられる経験を積める会社へ移りたい人にも使いやすい選択肢です。

MyVision

MyVisionは、SIerからITコンサルへ転職して年収アップを狙いたい人におすすめです。

コンサル転職に特化しており、キャリアアドバイザーと企業側を担当するリクルーティングアドバイザーが連携して転職を支援しています。

項目内容
特徴コンサル転職特化
向いている人SIerからITコンサルを目指す人
相談できることコンサル求人・キャリア相談・選考対策
公式サイトITコンサルへの転職を相談する

要件定義・PM・PMO・顧客折衝などの経験があるSIer社員は、ITコンサルへの転職も年収アップの選択肢になります。

SIerの延長で転職するか、コンサルへ広げるか迷っている人は、求人を比較して判断するとよいでしょう。

SIer年収ランキングに関するよくある質問

SIerの年収は、企業・年齢・担当工程・役職によって大きく変わります。

ここでは、SIerの年収ランキングを見ている人が疑問に感じやすいポイントを簡潔に解説します。

SIerで年収が一番高い企業はどこですか?

今回調査した100社では、野村総合研究所(NRI)が平均年収1,333万円で1位でした。

2位はSRAホールディングスの1,271万円、3位はJBCCホールディングスの1,239万円です。

ただし、持株会社の平均年収は実際に働くSE全体の年収とは異なるため、転職先として比較するなら求人の想定年収も確認しましょう。

SIerの30歳の平均年収はいくらですか?

SIer全体の「30歳平均年収」を一律に示せるデータはありません。

企業によって給与水準が大きく異なるうえ、有価証券報告書には基本的に企業全体の平均年収・平均年齢が掲載されています。

30歳時点の年収を知りたい場合は、平均年収だけでなく、年齢別の給与情報や実際の中途求人の想定年収を見るほうが参考になります。

SIerで年収1000万円は可能ですか?

SIerでも年収1,000万円は十分に目指せます。

今回のランキングでは、NRI・オービック・電通総研・富士通など、平均年収1,000万円を超える企業がありました。

ただし、若手社員がすぐ1,000万円に届くとは限りません。

PM・PL、上流工程、ITコンサル、クラウドなどの経験を積みながら年収を上げるのが現実的です。

大手SIerの平均年収はいくらですか?

大手SIerでも企業によって差がありますが、今回の調査では800万〜1,000万円前後の企業が多く見られました

例えば、NRIは1,333万円、富士通は1,012万円、日立製作所は995万円、NECは994万円、NTTデータグループは923.4万円です。

ただし、企業全体の平均値なので、自分が入社した場合の年収とは分けて考えましょう。

ユーザー系SIerは年収が高いですか?

ユーザー系SIerには、比較的高年収の企業もあります

今回のランキングでは、CTCが1,029万円、JFEシステムズが861万円、SCSKが797万円でした。

ただし、ユーザー系というだけで高年収になるわけではありません。

親会社との関係、外販比率、担当工程などによって待遇は変わります。

独立系SIerは年収が低いですか?

独立系SIerだから年収が低いとは限りません。

例えばオービックは平均年収1,129万円で、今回のランキング4位です。

一方、独立系SIerは企業数が多いため、年収500万円台から1,000万円超まで差があります。

独立系を選ぶなら、平均年収だけでなくプライム案件の割合や得意領域、担当工程も比較しましょう。

SESとSIerはどちらが年収が高いですか?

会社によるため、SESとSIerだけでは判断できません。

ただし、元請けとして大規模案件を受注するSIerでは、上流工程やPMなど高単価の仕事を担当できるケースがあります。

SESでも高還元・高単価案件を扱う企業はあるため、「SESかSIerか」よりも商流・案件単価・給与制度・担当工程を確認することが大切です。

SIerから転職すると年収は上がりますか?

現在の会社より給与水準の高い企業へ転職できれば、年収アップを狙えます。

特に要件定義、PM・PL、顧客折衝、クラウドなどの経験があれば、高年収SIerやITコンサルなどへ選択肢を広げやすくなります。

ただし、転職すれば必ず上がるわけではありません。

まずは現在の経験でどの年収帯の求人を狙えるかを確認してから動きましょう。

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