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中堅SIerには、大手ほど知名度が高くなくても、30歳前後で年収600万円以上を狙える給与水準の高い企業があります。
ただし、会社の「平均年収」だけを見ても、若手の給与水準は分かりません。
平均年齢が45歳の会社と35歳の会社では、同じ平均年収700万円でも意味がかなり違うからです。
そこで本記事では、中堅SIer50社を平均年齢の差まで補正した「30歳推定年収」で比較します。
上位はビジネスエンジニアリング約689万円、都築電気約667万円、日本プロセス約612万円です。
ランキングだけでなく、大手・中小SIerとの違い、二次請けとの関係、転職先として狙い目の企業まで分かりやすく解説します。
- 中堅SIer50社の30歳推定年収1位はビジネスエンジニアリング。2位は都築電気、3位は日本プロセス
- 30歳推定年収600万円超は5社。50社平均は約528万円
- 平均年収だけでなく、平均年齢を補正した30歳推定年収を見ると「若手でも給与水準が高そうな会社」を比較しやすい
- 今の経験でどの企業を狙えるか知りたいITエンジニアは、TechGoで年収アップできる求人を相談しよう
- 中堅SIerランキング50社【2026年版】
- 中堅SIerとは?ランキングの調査方法
- 中堅SIerランキングTOP10を詳しく解説
- 中堅SIerと大手SIer・中小SIerの違い
- 中堅SIer企業一覧をタイプ別に比較
- 現役SIer社員が考える「狙い目」の中堅SIer
- 中堅IT企業ランキング【年収・売上・偏差値】
- SIerランキングの偏差値は信用できる?
- 二次請けSIer一覧を見る前に知っておきたいこと
- 中堅SIerに新卒で入るのはおすすめ?
- 中堅SIerへの転職はおすすめ?
- 中堅SIerへの転職におすすめの転職エージェント
- 中堅SIerランキングに関するよくある質問
- まとめ|中堅SIerは30歳年収だけでなく「次に積める経験」で選ぶ
中堅SIerランキング50社【2026年版】
30歳前後の年収水準で見ると、1位はビジネスエンジニアリング、2位は都築電気、3位は日本プロセスとなりました。
本ランキングでは、中堅SIer50社を「30歳推定年収」が高い順に並べています。
平均年収が高くても平均年齢が高ければ、30歳時点ではそこまで高年収ではない可能性があります。
逆に、平均年齢が若い段階で高い平均年収を維持している企業は、若手の給与水準も高いと推測できます。
1~20位
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 30歳推定年収 | 30歳年収偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ビジネスエンジニアリング | 915万円 | 40.3歳 | 約689万円 | 77.8 |
| 2 | 都築電気 | 940万円 | 43.2歳 | 約667万円 | 74.0 |
| 3 | 日本プロセス | 774万円 | 38.2歳 | 約612万円 | 64.6 |
| 4 | シイエヌエス | 678万円 | 33.8歳 | 約602万円 | 62.8 |
| 5 | JFEシステムズ | 861万円 | 44.1歳 | 約601万円 | 62.7 |
| 6 | コムチュア | 700万円 | 35.5歳 | 約593万円 | 61.3 |
| 7 | サーバーワークス | 732万円 | 37.3歳 | 約591万円 | 61.0 |
| 8 | プロシップ | 680万円 | 34.7歳 | 約589万円 | 60.5 |
| 9 | NSD | 751万円 | 39.2歳 | 約580万円 | 59.0 |
| 10 | ビジネスブレイン太田昭和 | 731万円 | 38.3歳 | 約576万円 | 58.4 |
| 11 | 日本システム技術 | 670万円 | 35.1歳 | 約574万円 | 57.9 |
| 12 | YE DIGITAL | 798万円 | 42.5歳 | 約573万円 | 57.8 |
| 13 | アイティフォー | 732万円 | 39.2歳 | 約566万円 | 56.6 |
| 14 | NCS&A | 744万円 | 40.1歳 | 約562万円 | 56.0 |
| 15 | セック | 725万円 | 39.0歳 | 約562万円 | 56.0 |
| 16 | テラスカイ | 660万円 | 35.3歳 | 約562万円 | 55.9 |
| 17 | インテリジェント ウェイブ | 725万円 | 39.2歳 | 約560万円 | 55.5 |
| 18 | 東海ソフト | 675万円 | 36.4歳 | 約558万円 | 55.2 |
| 19 | 情報企画 | 615万円 | 33.5歳 | 約550万円 | 53.9 |
| 20 | 日本ビジネスシステムズ | 642万円 | 35.4歳 | 約545万円 | 53.0 |
21~40位
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 30歳推定年収 | 30歳年収偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 21 | クレスコ | 671万円 | 37.2歳 | 約544万円 | 52.8 |
| 22 | 鈴与シンワート | 725万円 | 41.6歳 | 約530万円 | 50.4 |
| 23 | アルファシステムズ | 680万円 | 38.9歳 | 約529万円 | 50.2 |
| 24 | コア | 701万円 | 40.6歳 | 約524万円 | 49.4 |
| 25 | DAIKO XTECH | 757万円 | 44.8歳 | 約523万円 | 49.2 |
| 26 | TDCソフト | 620万円 | 35.8歳 | 約521万円 | 48.9 |
| 27 | フォーカスシステムズ | 627万円 | 36.4歳 | 約519万円 | 48.5 |
| 28 | NCD | 648万円 | 37.9歳 | 約516万円 | 48.0 |
| 29 | さくらケーシーエス | 745万円 | 44.8歳 | 約514万円 | 47.7 |
| 30 | アドソル日進 | 665万円 | 39.2歳 | 約513万円 | 47.6 |
| 31 | 扶桑電通 | 745万円 | 45.2歳 | 約511万円 | 47.1 |
| 32 | DTS | 659万円 | 39.7歳 | 約503万円 | 45.7 |
| 33 | CEC | 640万円 | 38.7歳 | 約500万円 | 45.2 |
| 34 | システナ | 519万円 | 31.2歳 | 約498万円 | 45.0 |
| 35 | アイ・エス・ビー | 611万円 | 37.0歳 | 約498万円 | 44.8 |
| 36 | システムリサーチ | 548万円 | 33.7歳 | 約488万円 | 43.1 |
| 37 | ハイマックス | 606万円 | 37.7歳 | 約485万円 | 42.7 |
| 38 | NSW | 649万円 | 41.3歳 | 約477万円 | 41.3 |
| 39 | 昭和システムエンジニアリング | 602万円 | 38.5歳 | 約473万円 | 40.5 |
| 40 | クロスキャット | 573万円 | 36.6歳 | 約472万円 | 40.4 |
41~50位
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 30歳推定年収 | 30歳年収偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 41 | アイエックス・ナレッジ | 609万円 | 39.2歳 | 約470万円 | 40.1 |
| 42 | キーウェアソリューションズ | 643万円 | 41.8歳 | 約467万円 | 39.6 |
| 43 | クエスト | 597万円 | 38.6歳 | 約467万円 | 39.6 |
| 44 | CIJ | 593万円 | 38.5歳 | 約465万円 | 39.3 |
| 45 | IC | 602万円 | 39.2歳 | 約465万円 | 39.2 |
| 46 | NID | 593万円 | 38.8歳 | 約462万円 | 38.7 |
| 47 | オービーシステム | 575万円 | 38.8歳 | 約448万円 | 36.2 |
| 48 | ソルクシーズ | 609万円 | 41.4歳 | 約447万円 | 36.1 |
| 49 | コンピューターマネージメント | 539万円 | 38.9歳 | 約419万円 | 31.3 |
| 50 | ニーズウェル | 489万円 | 35.1歳 | 約419万円 | 31.2 |
※30歳推定年収は、企業が公表している「30歳社員の平均年収」ではありません。各社の平均年収・平均年齢と、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の情報通信業における年齢別賃金データを使った当サイト独自の参考推計です。
2026年9月6日時点では、30歳推定年収600万円を超えたのは以下の5社です。
- ビジネスエンジニアリング:約689万円
- 都築電気:約667万円
- 日本プロセス:約612万円
- シイエヌエス:約602万円
- JFEシステムズ:約601万円
20代・30代前半で転職先を探すなら、会社全体の平均年収だけでなく「自分と近い年齢でどの程度の給与を狙えそうか」まで見ることが重要です。
このブログ独自のシミュレーション
今の年収からどの転職先を狙うべきかチェック
年収アップを狙うなら、資格よりも転職先選びや経験の伝え方が重要です。あなたに合う方向性を確認しましょう。
年収アップの方向性を確認する中堅SIerとは?ランキングの調査方法

本ランキングでは、企業ごとの条件をできるだけ揃えるため、公的データを中心に50社を比較しています。
平均年収・平均年齢には各社の有価証券報告書、30歳推定年収の年齢補正には厚生労働省の賃金統計を使用しました。
中堅SIerの定義
「中堅SIer」には、IT業界共通の明確な定義はありません。
法律上は、中小企業者を除く従業員2,000人以下の企業が「中堅企業者」とされています。
ただし、この基準だけではSIer業界で一般的に中堅として比較される企業を十分に拾えません。
そこで本記事では、NRI・NTTデータグループ・SCSK・TIS・CTC・NSSOLなどの大手・準大手を除き、独立系・ユーザー系・メーカー系などの中堅~準中堅SIerを対象としています。
出典:経済産業省「産業競争力強化法における中堅企業者の定義」
本ランキングでは原則として上場SIerを対象にする
50社を同じ条件で比較するため、原則として上場SIerをランキング対象としました。
上場企業なら、有価証券報告書から平均年収・平均年齢を共通の基準で確認できるためです。
そのため、非上場の優良SIerがランキングに含まれていない場合があります。
掲載されていない=年収が低い、転職先としておすすめできないという意味ではありません。
平均年収は有価証券報告書などの公開情報を使用
平均年収・平均年齢は、原則として各社が金融庁へ提出した直近の有価証券報告書「従業員の状況」を使用しています。
口コミサイトは社員のリアルを知るには便利ですが、投稿者の年齢・職種・回答数によって数字が変わりやすいため、ランキングの年収データには使用していません。
| 比較項目 | 有価証券報告書 | 口コミサイト |
|---|---|---|
| データ元 | 企業の公式開示 | 利用者の投稿 |
| 企業間比較 | しやすい | 条件を揃えにくい |
| 職種別の実態 | 分かりにくい | 分かりやすい |
| 本ランキング | 採用 | 順位算定には不使用 |
なお、平均年間給与は提出会社単体の数字です。
グループ全体の給与水準とは異なる場合があります。
出典:金融庁「EDINET」各社有価証券報告書
30歳推定年収の計算方法
平均年齢による差を補正するため、「30歳推定年収」を独自に算出しました。
計算式は以下の通りです。
30歳推定年収
= 企業平均年収
× 情報通信業の30歳相当賃金指数
÷ 情報通信業の企業平均年齢相当の賃金水準
年齢ごとの賃金カーブには、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の情報通信業データを使用しています。
現在の計算では「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」を年齢別の年間賃金水準として扱い、年齢階級の間は線形補間しています。
たとえば、平均年収900万円でも平均年齢が45歳なら30歳推定は下がります。
逆に、平均年齢35歳で平均年収700万円なら、30歳時点の給与水準は比較的高く出やすくなります。
※出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」
30歳年収偏差値の計算方法
30歳年収偏差値は、今回調査した50社の中で給与水準がどの位置にあるかを示す独自指標です。
計算式は以下の通りです。
偏差値 = 50 + 10 ×(各社の30歳推定年収 − 50社平均)÷ 標準偏差
| 偏差値 | 目安 |
|---|---|
| 60以上 | かなり高水準 |
| 55~60 | 高水準 |
| 50~55 | 平均より高め |
| 45~50 | やや低め |
| 45未満 | 給与以外も含めて比較したい |
なお、これはネット上で見かける就職偏差値や入社難易度とは別の数字です。
あくまで30歳推定年収だけを比較しています。
ランキングを見るときの注意点
30歳推定年収は、実際の30歳社員の平均年収ではありません。
実際の給与は、職種・等級・評価・残業・賞与などによって変わります。
また、年収だけで転職先を決めると、入社後にミスマッチが起こる可能性があります。
特にSIerを選ぶなら、以下も確認しましょう。
- 元請け・二次請けなどの商流
- 入社後に担当できる工程
- 得意な業界・技術
- 住宅補助・退職金などの福利厚生
- 残業・リモートワークなどの働き方
本ランキングは「どの会社を詳しく調べるか」を絞るための入口として使うのがおすすめです。
中堅SIerランキングTOP10を詳しく解説
中堅SIerでも、上位企業は30歳推定年収550~600万円以上を狙える水準です。
ただし、同じ中堅SIerでも仕事内容はかなり違います。
ERP・製造業DXに強い会社もあれば、AWS、金融システム、組込開発など特定領域に強い会社もあります。
年収だけでなく、「入社後にどんな経験を積めるか」までセットで比較してみてください。
ビジネスエンジニアリング

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 915万円 |
| 平均年齢 | 40.3歳 |
| 30歳推定年収 | 約689万円 |
| 30歳年収偏差値 | 76.7 |
| 系統 | 独立系・ERP特化 |
| 主な強み | 製造業向けERP・mcframe・SAP |
| 転職を狙うなら? | STRATEGY CAREERでERP・DX系の高年収求人を相談 |
ビジネスエンジニアリングは、製造業やERPの経験を活かして高年収を狙いたい人におすすめの企業です。
SAPをはじめとするERP導入に加え、自社開発の製造業向けパッケージ「mcframe」を展開。
企画・コンサルティングから導入、運用まで幅広く手掛けています。
SIerでSAP・ERP・製造業の基幹システムに関わってきた人なら、経験との相性を確認しておきたい会社です。
都築電気

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 940万円 |
| 平均年齢 | 43.2歳 |
| 30歳推定年収 | 約667万円 |
| 30歳年収偏差値 | 74.4 |
| 系統 | 独立系ICT |
| 主な強み | ネットワーク・基幹システム・ICTインフラ |
| 転職を狙うなら? | TechGoで上流・インフラ系求人を相談 |
都築電気は、アプリだけでなくネットワークやICTインフラまで幅広く経験したい人と相性のよい企業です。
金融・製造・公共・医療・流通など顧客業界が広く、コンサルティングから要件定義、開発・施工、運用まで一貫して支援しています。
特にインフラやネットワーク経験があり、今後は顧客提案や上流工程まで担当したい人はチェックしたい企業です。
日本プロセス

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 774万円 |
| 平均年齢 | 38.2歳 |
| 30歳推定年収 | 約612万円 |
| 30歳年収偏差値 | 63.5 |
| 系統 | 独立系 |
| 主な強み | 制御・組込・鉄道・自動車 |
| 転職を狙うなら? | ユニゾンキャリア転職で制御・組込系求人を相談 |
日本プロセスは、業務システムよりも制御・組込系の技術を伸ばしたい人に向いています。
発電所の監視・制御、新幹線などの運行管理、自動車、半導体、IoT建設機械、医療機器など、社会インフラや製品に近いシステム開発が特徴です。
C・C++などを使った組込開発や制御システムの経験がある人なら、一般的なSIerとは違うキャリアを築きやすいでしょう。
シイエヌエス

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 678万円 |
| 平均年齢 | 33.8歳 |
| 30歳推定年収 | 約602万円 |
| 30歳年収偏差値 | 68.4※ |
| 系統 | 独立系 |
| 主な強み | クラウド・ServiceNow・データ分析・DX |
| 転職を狙うなら? | ユニゾンキャリア転職でクラウド・上流求人を相談 |
シイエヌエスは、平均年齢が若く、クラウドやDX領域へキャリアを広げたい人は注目したい企業です。
AWS・OCIなどのクラウド基盤、ServiceNow、データ分析に加え、システム企画から開発・運用、DXコンサルティングまで手掛けています。
インフラや開発経験から、クラウド・データ・コンサル寄りへ進みたい若手SIer社員とは相性を考えやすい会社です。
JFEシステムズ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 861万円 |
| 平均年齢 | 44.1歳 |
| 30歳推定年収 | 約601万円 |
| 30歳年収偏差値 | 64.0 |
| 系統 | ユーザー系 |
| 主な強み | 製造業・鉄鋼・ERP・大規模基幹システム |
| 転職を狙うなら? | TechGoで製造業DX・大規模案件を相談 |
JFEシステムズは、大規模な製造業システムや上流工程を経験したい人に有力な転職先です。
JFEスチールを親会社に持つユーザー系SIerで、JFEグループの企画・開発・運用に加え、一般企業向けにもERPや製造業システムを展開しています。
製造業の業務知識やSAP、基幹システム、大規模案件の経験を伸ばしたい人には特に相性がよいでしょう。
コムチュア

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 700万円 |
| 平均年齢 | 35.5歳 |
| 30歳推定年収 | 約593万円 |
| 30歳年収偏差値 | 60.9 |
| 系統 | 独立系 |
| 主な強み | Salesforce・ServiceNow・Microsoft・DX |
| 転職を狙うなら? | TechGoでクラウド・DX求人を相談 |
コムチュアは、クラウドサービスを使った企業DXに関わりたい人におすすめの中堅SIerです。
Microsoft、Salesforce、ServiceNowなどを活用したクラウドソリューションを広く展開しています。
SalesforceやServiceNow領域では、プライム案件を中心に顧客に近い立場で支援している点も特徴です。
クラウド導入だけでなく、要件定義や業務改善まで経験を広げたい人は候補に入れやすいでしょう。
サーバーワークス

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 732万円 |
| 平均年齢 | 37.3歳 |
| 30歳推定年収 | 約591万円 |
| 30歳年収偏差値 | 60.0 |
| 系統 | クラウドインテグレーター |
| 主な強み | AWS・クラウド移行・運用 |
| 転職を狙うなら? | TechGoでAWS・クラウド求人を相談 |
AWSを専門にしたいなら、TOP10の中でもサーバーワークスは分かりやすい選択肢です。
2009年からAWSに特化した事業を展開し、現在はAWSプレミアティアサービスパートナーとして、クラウド導入・移行・運用・内製化支援などを提供しています。
オンプレミス中心のインフラ経験からAWSへキャリアを移したい人や、クラウドの専門性を高めたい人は優先して確認したい企業です。
プロシップ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 680万円 |
| 平均年齢 | 34.7歳 |
| 30歳推定年収 | 約589万円 |
| 30歳年収偏差値 | 60.7 |
| 系統 | 独立系・パッケージベンダー |
| 主な強み | 固定資産管理・会計・ProPlus |
| 転職を狙うなら? | STRATEGY CAREERでERP・業務パッケージ系求人を相談 |
プロシップは、会計・ERPなどの業務知識を専門性として伸ばしたい人に面白い企業です。
主力は固定資産管理パッケージ「ProPlus」で、固定資産・リース資産・賃貸借契約など企業会計に深く関わる領域に強みがあります。
幅広い技術を追うというより、IT×会計という専門領域を持ちたい人に向いている会社といえるでしょう。
NSD

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 751万円 |
| 平均年齢 | 39.2歳 |
| 30歳推定年収 | 約580万円 |
| 30歳年収偏差値 | 58.3 |
| 系統 | 独立系 |
| 主な強み | 金融・産業・社会基盤システム |
| 転職を狙うなら? | TechGoで大規模SI・上流求人を相談 |
NSDは、特定業界に絞らず大規模な業務システム経験を積みたい人に向いています。
システム開発事業では、金融IT・産業IT・社会基盤IT・ITインフラを展開。
特に金融では銀行・保険・証券など幅広い顧客のシステム開発やコンサルティングを手掛けています。
金融SIerや大規模業務システムの経験を活かして、より上流へ進みたい人は候補にしやすいでしょう。
ビジネスブレイン太田昭和

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年収 | 731万円 |
| 平均年齢 | 38.3歳 |
| 30歳推定年収 | 約576万円 |
| 系統 | 独立系・業務コンサル寄り |
| 主な強み | 会計・人事・ERP・業務改善 |
| 転職を狙うなら? | TechGoで製造業DX・IoT系求人を相談 |
ビジネスブレイン太田昭和は、会計・人事などの業務知識とITを組み合わせたい人が見ておきたい企業です。
システム開発だけでなく、業務改善やコンサルティング寄りの支援にも関わるため、SE経験をベースに業務側へキャリアを広げたい人とも相性があります。
技術だけでなく、顧客の業務理解や提案力を伸ばしたい人は候補に入れやすいでしょう。
実務経験2年以上で「今より年収・案件規模を上げたい」と考えているなら、ランキングだけで応募先を決めるより、今の経歴でどこまで狙えるかを求人ベースで確認した方が早いです。
中堅SIerと大手SIer・中小SIerの違い

中堅SIerは、大手SIerほど規模は大きくない一方で、中小SIerより案件規模や顧客基盤が大きい企業が多いです。
ただし、会社規模だけで仕事内容は決まりません。
実際には、元請け比率・担当工程・得意業界によって働き方や身につくスキルは大きく変わります。
まずは違いをざっくり整理すると、以下の通りです。
| 比較項目 | 大手SIer | 中堅SIer | 中小SIer |
|---|---|---|---|
| 企業規模 | 大きい | 中規模 | 小さめ |
| 案件規模 | 大規模が多い | 中~大規模 | 小~中規模が中心 |
| 元請け案件 | 多い傾向 | 会社による | 少ない場合もある |
| 担当範囲 | 分業されやすい | 比較的広い | 幅広く担当することも多い |
| 年収 | 高め | 企業差が大きい | 企業差が大きい |
| 転職難易度 | 高め | 企業による | 比較的幅広い |
中堅SIerと大手SIerの違い
大手SIerとの大きな違いは、企業規模と案件規模です。
大手SIerは官公庁・金融・通信などの大規模プロジェクトを元請けで担当するケースが多く、PMや要件定義など上流工程の経験を積みやすい傾向があります。
一方、中堅SIerでも元請け案件や大手企業との直接取引を持つ会社はあります。
大手より担当範囲が広く、若いうちから設計・顧客折衝まで経験できる会社もあるため、「大手かどうか」だけで判断しないことが重要です。
中堅SIerと中小SIerの違い
中堅SIerは、中小SIerより売上・従業員数・案件規模が大きい企業が多いですが、明確な境界線はありません。
中小SIerでも特定業界に強かったり、大手企業と直接取引していたりする会社はあります。
逆に、規模が大きくても下請け案件が中心の会社もあります。
転職先として比較するなら、会社の大きさよりも「どの企業から仕事を受けているか」「どの工程を担当できるか」まで確認した方が、入社後のキャリアを判断しやすくなります。
中堅SIerとSESの違い
SIerとSESは、会社の規模ではなくビジネスモデルの違いです。
SIerは顧客からシステム開発を請け負い、要件定義から開発・運用までプロジェクトとして提供します。
一方、SESはエンジニアの技術力を提供し、顧客先のプロジェクトに参画する形が中心です。
そのため、SESから中堅SIerへ転職すると、案件によってはテスト・運用中心から設計や要件定義へ進んだり、顧客と直接やり取りする機会が増えたりする可能性があります。
ただし、中堅SIerでも客先常駐はあるため、転職時は会社名だけでなく実際の配属先や商流まで確認しましょう。
中堅SIer企業一覧をタイプ別に比較
中堅SIerは、独立系・ユーザー系・メーカー系のほか、クラウドやERPなど特定領域に強い企業に分けて見ると特徴をつかみやすくなります。
今回の50社は独立系が多い一方、親会社の業務知識を強みにするユーザー系や、特定技術に特化した企業もあります。
※分類には明確な統一基準がないため、資本関係や企業の成り立ちをもとに整理しています。
独立系の中堅SIer一覧
親会社に依存せず、さまざまな業界の顧客を持つのが独立系SIerです。
今回のランキングでは独立系が多く、ERP・金融・クラウドなど、企業ごとに得意分野が大きく異なります。
| 企業 | 30歳推定年収 | 主な強み |
|---|---|---|
| ビジネスエンジニアリング | 約689万円 | 製造業・ERP |
| 都築電気 | 約667万円 | ICTインフラ・業務システム |
| シイエヌエス | 約602万円 | クラウド・DX |
| 日本プロセス | 約612万円 | 制御・組込 |
| コムチュア | 約593万円 | クラウド・DX |
| プロシップ | 約589万円 | 固定資産・会計 |
| サーバーワークス | 約591万円 | AWS |
| NSD | 約580万円 | 金融・産業システム |
| テラスカイ | 約562万円 | Salesforce |
| 日本ビジネスシステムズ | 約545万円 | Microsoft・クラウド |
独立系は会社による違いが大きいため、「独立系だから」で選ぶのではなく、得意業界や担当工程まで確認することが大切です。
ユーザー系の中堅SIer一覧
ユーザー系SIerは、金融・製造・物流など事業会社の情報システム部門をルーツに持つ企業が中心です。
親会社やグループの業務知識を蓄積しやすく、大規模な基幹システムに関われる会社もあります。
| 企業 | 30歳推定年収 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| JFEシステムズ | 約601万円 | JFEグループ・製造業 |
| インテリジェント ウェイブ | 約560万円 | DNPグループ・決済 |
| 鈴与シンワート | 約530万円 | 鈴与グループ・物流IT |
| さくらケーシーエス | 約514万円 | 金融・公共・業務システム |
JFEシステムズは自社でも「ユーザー系SIer」と明記しており、JFEグループ内だけでなくグループ外にもサービスを展開しています。
鈴与シンワートも鈴与グループの情報事業を担う企業です。
メーカー系の中堅SIer一覧
今回の50社では、典型的なメーカー系SIerは多くありません。
代表例として挙げやすいのが、安川電機グループのIT会社としてスタートしたYE DIGITALです。
| 企業 | 30歳推定年収 | 主な強み |
|---|---|---|
| YE DIGITAL | 約573万円 | 製造業DX・IoT・ERP |
YE DIGITALは安川電機グループのIT会社として創業し、現在も安川電機が約39%を保有する持分法適用会社です。
製造業で培った知識に加え、IoTやAI、物流DXまで事業を広げています。
当ブログ独自診断
年収アップを狙える転職タイプを診断
今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。
クラウド・SaaS・特定領域に強い中堅IT企業一覧
会社の系統より「どんな技術を身につけられるか」を重視するなら、特定領域に強い企業にも注目です。
| 企業 | 得意領域 | 向いている人 |
|---|---|---|
| サーバーワークス | AWS | クラウドを専門にしたい |
| テラスカイ | Salesforce | SaaS・CRMに強くなりたい |
| シイエヌエス | クラウド・ServiceNow | インフラからDXへ広げたい |
| ビジネスエンジニアリング | SAP・mcframe | ERP・製造業を極めたい |
| プロシップ | 固定資産管理 | IT×会計を強みにしたい |
| インテリジェント ウェイブ | 決済・セキュリティ | 金融ITを専門にしたい |
| アイティフォー | 金融・公共・決済 | 地方金融・公共DXに関わりたい |
| 日本プロセス | 制御・組込 | 組込・社会インフラを伸ばしたい |
たとえば、サーバーワークスはクラウドを中心にシステムの企画・開発・運用を展開し、ビジネスエンジニアリングはSAPに加えて製造業向けERP「mcframe」を自社開発しています。
転職では会社規模だけでなく、次の5年で伸ばしたい専門性から選ぶのも有効です。
現役SIer社員が考える「狙い目」の中堅SIer

狙い目の中堅SIerを探すなら、年収だけでなく「商流・担当工程・得意技術・福利厚生」まで見て選ぶのがおすすめです。
私自身SIerで働いていると、会社名よりも「どの顧客の、どの工程を担当するか」で身につく経験はかなり変わると感じます。
ランキング上位だから選ぶのではなく、次の5つを確認しましょう。
30歳推定年収500万円以上を一つの目安にする
年収アップを狙うなら、まず30歳推定年収500万円以上の企業から見ると候補を絞りやすいです。
今回のランキングでは、ビジネスエンジニアリングが約689万円、都築電気が約667万円、JFEシステムズが約601万円、サーバーワークスが約591万円など、高めの水準となっています。
もちろん500万円未満でも優良企業はありますが、20代から転職するなら、今後の昇給も考えて若手時点の給与水準が高い会社を優先するのは一つの考え方です。
元請け・顧客との距離を見る
同じ年収なら、顧客に近い立場で働ける企業を私は優先します。
たとえばJFEシステムズはJFEグループのシステムを担うユーザー系SIerで、コムチュアもSalesforceやServiceNowなどの領域でプライム案件を手掛けています。
顧客と直接話す機会が増えれば、技術だけでなく要件整理や提案、プロジェクト管理の経験も積みやすくなります。
転職時は「元請け案件がありますか?」だけでなく、自分が顧客と直接やり取りできるかまで確認しましょう。
入社後に担当できる工程を見る
会社名より、入社後にどの工程を担当できるかを確認した方がキャリアには直結します。
たとえば都築電気はコンサルティングから設計・構築・運用まで幅広く手掛け、ビジネスエンジニアリングもERPの企画・導入から運用まで対応しています。
今がテストや運用中心なら、次は設計へ進める会社を選ぶ。すでに設計経験があるなら、要件定義や顧客折衝を狙う。
このように、転職後に工程を一段上げられる企業は狙い目です。
得意な業界・技術を見る
今後伸ばしたい専門性が決まっているなら、特定領域に強い中堅SIerを選ぶのもおすすめです。
| 企業 | 強み |
|---|---|
| サーバーワークス | AWS・クラウド |
| テラスカイ | Salesforce |
| ビジネスエンジニアリング | SAP・ERP・製造業 |
| プロシップ | 会計・固定資産管理 |
| 日本プロセス | 制御・組込 |
| インテリジェント ウェイブ | 決済・金融IT |
私なら「有名な会社か」より、5年後にどんなスキルを職務経歴書へ書けるかを重視します。
→ STRATEGY CAREERでキャリアアップ求人を相談する
年収だけでなく福利厚生まで確認する
年収が高くても、住宅補助や退職金まで含めると実質的な待遇が逆転することがあります。
たとえば30歳推定年収が同じ500万円台でも、家賃補助・社宅・企業年金・退職金が充実している会社と、ほとんどない会社では長期的な差は小さくありません。
そのため、JFEシステムズや都築電気など給与上位の企業を見るときも、年収だけで決めず福利厚生まで確認しましょう。
「年収+福利厚生+入社後に積める経験」の3つがそろう企業が、本当に狙い目の中堅SIerです。
中堅IT企業ランキング【年収・売上・偏差値】

中堅SIerは、平均年収・売上高・30歳年収偏差値で見ると上位企業がかなり入れ替わります。
給与水準を重視するなら年収、企業規模を見るなら売上高、若手の待遇を比較するなら30歳年収偏差値を見ると分かりやすいです。
中堅SIerの平均年収ランキングTOP10
30歳推定年収とは別に、会社全体の平均年収も確認しておきましょう。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1 | 都築電気 | 940万円 |
| 2 | ビジネスエンジニアリング | 915万円 |
| 3 | JFEシステムズ | 861万円 |
| 4 | YE DIGITAL | 798万円 |
| 5 | 日本プロセス | 774万円 |
| 6 | DAIKO XTECH | 757万円 |
| 7 | NSD | 751万円 |
| 8 | 扶桑電通 | 745万円 |
| 9 | さくらケーシーエス | 745万円 |
| 10 | NCS&A | 744万円 |
| 順位 | 企業 | 平均年収 |
|---|---|---|
| 1 | 都築電気 | 940万円 |
| 2 | ビジネスエンジニアリング | 915万円 |
| 3 | JFEシステムズ | 861万円 |
| 4 | YE DIGITAL | 798万円 |
| 5 | 日本プロセス | 773万円 |
| 6 | DAIKO XTECH | 757万円 |
| 7 | NSD | 751万円 |
| 8位タイ | さくらケーシーエス | 745万円 |
| 8位タイ | 扶桑電通 | 745万円 |
| 10 | NCS&A | 744万円 |
ただし、平均年収は平均年齢にも左右されます。
20代・30代前半なら、前述した30歳推定年収と合わせて見るのがおすすめです。
中堅SIerの売上高ランキングTOP10
売上高では、日本ビジネスシステムズが1,725.8億円で1位となりました。
| 順位 | 企業 | 直近売上高 |
|---|---|---|
| 1 | 日本ビジネスシステムズ | 1,725.8億円 |
| 2 | DTS | 1,352.1億円 |
| 3 | NSD | 1,178.1億円 |
| 4 | 都築電気 | 1,037.3億円 |
| 5 | システナ | 944.0億円 |
| 6 | クレスコ | 646.8億円 |
| 7 | JFEシステムズ | 574.1億円 |
| 8 | CEC | 547.9億円 |
| 9 | 扶桑電通 | 546.8億円 |
| 10 | NSW | 524.3億円 |
日本ビジネスシステムズは2025年9月期、その他は各社で確認できる直近通期実績を使用しています。
原則として連結売上高で比較していますが、扶桑電通は2025年9月期まで単体決算のため単体売上高です。
売上高が大きい会社ほど必ず年収や働き方が良いわけではありません。
案件規模や顧客基盤を見るための参考指標として使いましょう。
30歳年収偏差値60以上の中堅SIer
若手の給与水準を重視するなら、30歳年収偏差値60以上の8社が一つの目安です。
| 順位 | 企業名 | 30歳推定年収 | 30歳年収偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1 | ビジネスエンジニアリング | 約689万円 | 77.8 |
| 2 | 都築電気 | 約667万円 | 74.0 |
| 3 | 日本プロセス | 約612万円 | 64.6 |
| 4 | シイエヌエス | 約602万円 | 62.8 |
| 5 | JFEシステムズ | 約601万円 | 62.7 |
| 6 | コムチュア | 約593万円 | 61.3 |
| 7 | サーバーワークス | 約591万円 | 61.0 |
| 8 | プロシップ | 約589万円 | 60.5 |
| 9 | NSD | 約580万円 | 59.0 |
| 10 | ビジネスブレイン太田昭和 | 約576万円 | 58.4 |
たとえばサーバーワークスやコムチュアは、給与水準に加えてクラウド・DX領域の経験も狙えます。
「年収が高いか」だけでなく、「その会社でどんな経験を積めるか」まで合わせて見ると、転職先を選びやすくなります。
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SIerランキングの偏差値は信用できる?
SIerランキングの「偏差値」は、何を基準に計算しているかを確認してから見ることが大切です。
ネット上には就職難易度を偏差値で表したランキングもありますが、算定基準が公開されていないものも少なくありません。
本記事では、曖昧な就職偏差値ではなく、30歳推定年収だけを基準にした「30歳年収偏差値」を使用しています。
本記事の偏差値は「就職偏差値」ではない
本記事の30歳年収偏差値は、入社難易度ではなく若手の給与水準を比較するための数字です。
今回調査した50社を母集団として、30歳推定年収の平均を偏差値50として計算しています。
たとえば偏差値70以上なら、今回の中堅SIer50社の中では30歳推定年収がかなり高い水準です。
そのため、偏差値が高い=入社が難しい、人気企業という意味ではありません。
SIerの就職偏差値は参考程度にする
ネット上の就職偏差値は、企業選びの参考程度に見るのがおすすめです。
就職偏差値には統一された公的な基準がなく、企業人気・学歴・選考難易度など、何を評価しているのか分かりにくいランキングもあります。
特にSIerは、同じ会社でも職種や採用区分によって難易度が変わります。
会社を比較するなら、偏差値だけでなく年収・仕事内容・商流・福利厚生・採用実績まで確認しましょう。
転職では偏差値より「自分の経験との相性」が重要
中途転職では、会社の偏差値より「自分の経験がその企業で評価されるか」の方が重要です。
たとえばAWS経験があるならサーバーワークス、ERPや製造業の経験があるならビジネスエンジニアリング、制御・組込なら日本プロセスなど、企業によって求める経験は違います。
偏差値の高い企業だけを狙うより、今の経験を活かせて、次に積みたいスキルまで得られる会社を選ぶ方が、転職後のキャリアアップにつながりやすいです。
当ブログ独自診断
年収アップを狙える転職タイプを診断
今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。
二次請けSIer一覧を見る前に知っておきたいこと

「中堅SIer=二次請け」と考えるのは正確ではありません。
中堅・大手・中小は会社規模の分類ですが、一次請け・二次請け・三次請けは案件ごとの商流を表します。
同じ会社でも案件によって立ち位置が変わるため、「二次請けSIer一覧」だけで転職先を判断するのは避けましょう。
中堅SIer=二次請けSIerではない
中堅SIerの中にも、顧客から直接受注する元請け案件を持つ企業はあります。
たとえばJFEシステムズのようなユーザー系SIerや、特定分野で強い製品・サービスを持つ企業では、顧客に近い立場でプロジェクトを進めるケースがあります。
逆に、規模の大きなSIerでも案件によっては他社の下で開発を担当することがあります。
そのため、企業規模と商流は分けて考えることが重要です。
一次請け・二次請け・三次請けSIerの違い
商流が上になるほど、顧客との距離が近くなりやすい傾向があります。
| 商流 | 主な立ち位置 | 担当しやすい工程 |
|---|---|---|
| 一次請け・元請け | 顧客から直接受注 | 要件定義・設計・PM |
| 二次請け | 元請けから受注 | 設計・開発・テスト |
| 三次請け以下 | 二次請けなどから受注 | 開発・テスト・運用 |
ただし、一次請けだから必ず上流、二次請けだから必ず開発だけとは限りません。
転職では商流だけでなく、実際に自分が担当する工程まで確認する必要があります。
「二次請けSIer一覧」を会社単位で断定しにくい理由
SIerの商流は会社ではなく、案件ごとに変わることがあるためです。
同じ企業でも、ある案件では顧客から直接受注し、別の案件では大手SIerの二次請けとして参画するケースがあります。
そのため「この会社は二次請け」と会社単位で決めつけると、実態とズレる可能性があります。
求人を見るときは、元請け比率・主要顧客・担当工程・顧客との直接折衝の有無まで確認すると、入社後の仕事をイメージしやすくなります。
中堅SIerに新卒で入るのはおすすめ?
中堅SIerは、新卒の就職先として十分おすすめできます。
大手SIerより知名度は低くても、若手の給与水準が高い会社や、特定業界・技術に強い企業があります。
大切なのは会社の規模ではなく、入社後にどんな案件・工程を経験できるかです。
新卒なら大手SIerだけを見る必要はない
新卒だからといって、大手SIerだけに絞る必要はありません。
今回のランキングでも、ビジネスエンジニアリングや都築電気、シイエヌエスなど、30歳推定年収が600万円を超える中堅SIerがあります。
また、サーバーワークスのAWS、テラスカイのSalesforce、日本プロセスの制御・組込など、専門性を伸ばしやすい企業もあります。
知名度より、年収・仕事内容・身につくスキルで比較する方が失敗しにくいです。
中堅SIerに新卒で入るメリット
中堅SIerのメリットは、会社によっては若手から幅広い仕事を経験しやすいことです。
- 大手より担当範囲が広い場合がある
- 特定業界・技術の専門性を身につけやすい
- 若手でも設計や顧客対応を経験できる会社がある
- 大手SIerより採用難易度を抑えて高待遇企業を狙える場合がある
たとえば、クラウドを伸ばしたいならサーバーワークス、ERPならビジネスエンジニアリングなど、目指すキャリアから会社を選べるのが中堅SIerの面白さです。
中堅SIerを新卒で選ぶときの注意点
新卒では初任給や会社名だけでなく、配属後の仕事内容まで確認しましょう。
特に見ておきたいのは以下です。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 配属 | 希望職種・勤務地に配属されるか |
| 担当工程 | 開発・設計・要件定義まで経験できるか |
| 商流 | 顧客と直接関われる案件があるか |
| 研修 | 新卒研修・技術研修が充実しているか |
| 給与 | 初任給だけでなく30歳前後の水準 |
| 働き方 | 残業・リモート・福利厚生 |
新卒では仕事内容を具体的にイメージしにくいため、「3~5年後にどんな経験を積める会社か」まで見て選ぶことが重要です。
・年収・案件規模を上げたい
→ TechGoで今より上を狙える求人を相談する
・20代でまずキャリアから整理したい
→ ユニゾンキャリア転職で相談する
中堅SIerへの転職はおすすめ?
中堅SIerへの転職は、年収・担当工程・働き方を一段上げたい人におすすめです。
特にSESや中小SIerからなら、より大きな案件や上流工程を経験できる可能性があります。
一方で、大手SIerから中堅SIerへ移る場合も、技術領域や裁量を重視するなら十分ありです。
重要なのは、会社規模ではなく「転職後に何が変わるか」で判断することです。
SESから中堅SIerへの転職
SESから中堅SIerへの転職は、商流や担当工程を上げたい人に向いています。
たとえば現在がテスト・運用中心なら、設計や要件定義まで経験できる中堅SIerへ移ることで、職務経歴書に書ける経験を増やせます。
また、客先常駐中心の働き方から、社内での開発や顧客との直接折衝が増えるケースもあります。
ただし、中堅SIerでも常駐案件はあるため、元請け比率・担当工程・配属先は必ず確認しましょう。
中小SIerから中堅SIerへの転職
中小SIerから中堅SIerへの転職は、年収や案件規模を上げたい人におすすめです。
中堅SIerでは、大手企業向けの基幹システムや大規模プロジェクトに関われる会社もあります。
そのため、
- 年収を上げたい
- 上流工程を経験したい
- 大規模案件に関わりたい
- 教育制度や福利厚生を重視したい
という人は候補にしやすいです。
ただし、会社規模が大きくなっても仕事内容が変わらなければ転職効果は薄いので、入社後にどの工程へ進めるかまで確認しましょう。
大手SIerから中堅SIerへの転職もあり
大手SIerから中堅SIerへ移るのも、目的が明確なら十分ありです。
大手では分業が進み、調整や管理が中心になることもあります。
一方、中堅SIerでは会社によって、技術に近い仕事や幅広い工程を担当しやすい場合があります。
たとえば、AWSならサーバーワークス、ERPならビジネスエンジニアリング、制御・組込なら日本プロセスのように、特定分野へ専門性を寄せる転職も可能です。
年収だけでなく、今後伸ばしたいスキルや仕事内容を優先したいなら、中堅SIerも有力な選択肢です。
中堅SIerへの転職におすすめの転職エージェント
中堅SIerへの転職では、IT業界に詳しく、今の経験から狙える企業を整理してくれるエージェントを使うのがおすすめです。
特に、年収アップや上流工程を狙うならTechGo、20代でキャリアの方向性から相談したいならユニゾンキャリア転職に登録しましょう。
| 転職エージェント | おすすめの人 | 主な強み | 利用料金 |
|---|---|---|---|
| TechGo | 実務経験を活かして年収アップしたい人 | ITエンジニア特化・面接対策・高年収求人 | 無料 |
| ユニゾンキャリア転職 | 20代・初めての転職で不安がある人 | IT業界特化・キャリア相談・書類添削 | 無料 |
TechGo

今より年収や案件規模を上げたいなら、まず相談したいのがTechGoです。
ITエンジニア専門の転職エージェントで、特に実務経験2年以上の20代後半〜30代の支援実績が豊富です。
高年収求人に加え、ITコンサルやメガベンチャーなど、SIer経験を活かして次のキャリアを狙える求人も扱っています。
また、模擬面接を回数制限なく受けられるため、技術経験はあっても面接でうまくアピールできるか不安な人にも向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている人 | 年収アップ・上流工程・大規模案件を狙いたい人 |
| 対象 | 実務経験2年以上のITエンジニアが中心 |
| 主な強み | IT特化・高年収求人・面接対策 |
| 利用料金 | 無料 |
| 相談するなら? | TechGoで今の経験から狙える求人を相談する |
中堅SIerへの転職では、単に会社名を見るだけでなく、今より商流や担当工程を上げられる求人があるかを確認する使い方がおすすめです。
ユニゾンキャリア転職

20代で「今の経験でどこまで狙えるのか分からない」という人には、ユニゾンキャリア転職が向いています。
IT・Web業界に特化しており、IT業界に詳しいキャリアアドバイザーが、転職相談から職務経歴書の添削、面接対策までサポートしてくれます。
特に、SESや中小SIerで経験が浅く、「設計経験が少ない」「今のスキルで中堅SIerを狙えるか不安」という人は、まず自分の市場価値を整理する目的で使いやすいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている人 | 20代・初めての転職・キャリア相談をしたい人 |
| 対象 | 20代中心 |
| 主な強み | IT業界特化・書類添削・面接対策 |
| 利用料金 | 無料 |
| 相談するなら? | ユニゾンキャリア転職で今後のキャリアを相談する |
中堅SIerを目指すなら、求人を大量に見るよりも、自分の経験で狙える企業と、次に積むべきスキルを整理してから応募する方が効率的です。
ユニゾンキャリア転職は、その整理から相談したい人と相性がよいです。
中堅SIerランキングに関するよくある質問
中堅SIerとはどのくらいの規模の企業ですか?
中堅SIerに、IT業界共通の明確な規模基準はありません。
本記事では、NRI・NTTデータグループ・SCSK・TISなどの大手・準大手を除き、独立系・ユーザー系・メーカー系などの中堅~準中堅SIerを対象にしています。
従業員数だけでなく、売上規模や業界内での立ち位置も含めて判断しています。
中堅SIerで年収が高い企業はどこですか?
30歳推定年収では、1位がビジネスエンジニアリングの
約689万円、2位が都築電気の
約667万円、3位が日本プロセスの約612万円です。
単純な平均年収では都築電気が940万円で1位ですが、若手の待遇を比べるなら平均年齢も合わせて見ることをおすすめします。
SIerの30歳の年収はいくらくらいですか?
本記事で比較した中堅SIer50社の30歳推定年収は、2026年9月6日時点の単純平均で約528万円です。
ただし、上位は600万円を超える一方、400万円台前半の企業もあります。
実際の年収は職種、残業、賞与、評価、勤務地などでも変わるため、約528万円は中堅SIerを比較するときの参考値として見てください。
中堅SIerは二次請けが多いですか?
中堅SIer=二次請けではありません。
中堅は会社規模、二次請けは案件の商流を表す言葉です。
同じ企業でも、顧客から直接受注する案件もあれば、大手SIerの下で二次請けとして参加する案件もあります。転職では会社名だけでなく、元請け比率や担当工程まで確認しましょう。
中堅SIerに新卒で入るのはおすすめですか?
中堅SIerは新卒の就職先として十分おすすめできます。
サーバーワークスのAWS、ビジネスエンジニアリングのERPなど、特定分野に強い企業もあります。
大手という理由だけで選ばず、3~5年後にどんな経験やスキルが身につくかで比較しましょう。
中小SIerから中堅SIerへ転職できますか?
中小SIerから中堅SIerへの転職は十分可能です。
開発・設計・運用などの実務経験に加え、顧客対応や改善実績があれば評価材料になります。
年収アップだけでなく、今より上流工程や大規模案件へ進めるかも確認すると、転職する意味を作りやすいです。
中堅SIerへの転職は難しいですか?
転職難易度は企業によってかなり違います。
ランキング上位の高年収企業や専門性の高い企業では、それに合った実務経験を求められやすくなります。
一方、現在と近い業界・技術・工程の求人なら経験を活かしやすいため、まずは自分の経歴と求人の相性を確認しましょう。
→ TechGoで求人を相談する
SIerランキングの就職偏差値は信用できますか?
就職偏差値だけで企業を判断するのはおすすめしません。
ネット上の就職偏差値には統一された公的基準がなく、算定方法が分からないものもあります。
年収、仕事内容、商流、福利厚生、採用難易度など、実際に確認できる情報と合わせて使いましょう。
30歳年収偏差値が高ければ優良企業ですか?
30歳年収偏差値が高いだけで、優良企業とは判断できません。
本記事の偏差値は、50社の30歳推定年収を比較した給与面だけの独自指標です。
転職先を決めるときは、担当工程・得意技術・福利厚生・残業・働き方まで含めて比較してください。
SIerランキング100社も見られますか?
大手・準大手まで含めて比較したい人向けに、SIer100社の年収ランキングも公開しています。
NRI・オービック・電通総研・CTCなども含めて、平均年収や企業タイプを比較できます。
ランキングに非上場SIerが少ないのはなぜですか?
企業間で年収を同じ条件で比較するためです。
上場企業は有価証券報告書で平均年間給与・平均年齢を確認できますが、非上場企業では同じ形式のデータを取得できない場合があります。
そのため本ランキングでは原則として上場企業を対象にしています。掲載されていないからといって、非上場SIerの待遇が悪いという意味ではありません。
まとめ|中堅SIerは30歳年収だけでなく「次に積める経験」で選ぶ
中堅SIer50社を30歳推定年収で比較すると、同じ「中堅SIer」でも給与水準にはかなり差があります。
2026年9月6日時点では、30歳推定年収600万円を超える企業が5社あり、50社平均は約528万円でした。
ただし、転職先を選ぶときに一番重要なのはランキング順位だけではありません。
今より年収が上がるか
- 今より年収が上がるか
- 商流を上げられるか
- 設計・要件定義へ進めるか
- AWS・SAPなどの専門性を作れるか
- 福利厚生や働き方が改善するか
この5つを確認してください。
私自身、SIerで働いていると「会社名」より「配属された案件と担当工程」の影響がかなり大きいと感じます。
ランキングで候補を絞ったら、最後は求人票や面談で「入社後に何を経験できるか」まで確認するのがおすすめです。










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