SIerは技術力がつかない?低いと言われる理由とスキルの伸ばし方

SIerの働き方

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SIerでも技術力は身につきます

ただし、配属先や担当工程によっては、プログラミングや設計にほとんど触れないまま年数だけが過ぎる可能性もあります。

この記事では、SIerの技術力が低いと言われる理由、SIerだからこそ身につくスキル、技術力を伸ばす具体的な方法を解説します。

今の仕事でスキルが身につくか確認し、必要であれば異動や転職に向けて行動を始めましょう。

この記事の結論!
  • SIerだから技術力が低いわけではないが、配属次第で大きく変わる
  • プログラミングをしなくても、要件定義・設計・品質管理・障害対応はエンジニアとして評価される技術力
  • 半年~1年行動しても環境が変わらない場合は、社内異動技術力を伸ばせる企業への転職を検討すべし
  • 自分の市場価値の確認転職相談は、ユニゾンキャリア転職TechGoがおすすめ

このブログ独自のシミュレーション

今の年収からどの転職先を狙うべきかチェック

年収アップを狙うなら、資格よりも転職先選びや経験の伝え方が重要です。あなたに合う方向性を確認しましょう。

年収アップの方向性を確認する
  1. SIerは技術力が低い・つかないと言われるのは半分本当
    1. SIerに技術力がないわけではない
    2. SIerの技術力はプログラミング力だけではない
    3. SIer社員はエンジニアではない?
  2. SIerで技術力・スキルが身につかないと言われる理由
    1. SIerはプログラミングをしない案件がある
    2. SIerは調整ばかりになりやすい
    3. ウォーターフォール開発の分業で担当範囲が狭くなる
    4. 安定性を優先して古い技術が使われやすい
    5. 実装や技術判断を外部ベンダーに任せている
    6. 資格取得が目的になり実務で使えていない
  3. SIerエンジニアだからこそ身につく技術力とは
    1. 要件をシステムに落とし込む力
    2. 大規模システムを設計する力
    3. 品質を作り込む力
    4. 運用・保守から改善につなげる力
    5. 複数の関係者を技術的に動かす力
  4. SIerでプログラミングをしないと不足しやすいスキル
    1. 自分で実装して完成させる経験
    2. Gitを使ったチーム開発経験
    3. クラウド・コンテナ・CI/CDの経験
    4. 継続的にプロダクトを改善する経験
  5. SIerで技術力が身につきやすい仕事ランキング
    1. SIer企業の技術力ランキングは参考程度に見る
    2. 求人票で確認するべきポイント
  6. SIerでスキルが身につくか確認するチェックリスト
    1. チェック結果の目安
  7. SIerで技術力を伸ばす方法
    1. エージェントで自分の現在地を知る
    2. 伸ばす専門分野を1つに絞る
    3. 設計・レビュー・技術調査へ参加する
    4. 資格取得だけでなく手を動かす
    5. 社内異動を相談する
    6. 半年から1年で環境が変わらなければ転職を検討する
  8. SIerで技術力がつかない人におすすめの転職先
    1. プログラミング力を伸ばしたいなら自社開発企業
    2. 専門技術を伸ばしたいならクラウド・セキュリティ系企業
    3. 設計力を活かしたいなら大手SIer・ITアーキテクト
    4. 業務理解や調整力を活かしたいなら社内SE
    5. 上流工程と年収アップを狙うならITコンサル
  9. SIerの技術力や市場価値を相談できる転職エージェント
    1. ユニゾンキャリア転職
    2. TechGo
    3. TechClipsエージェント
    4. IT専門転職エージェント@PRO人
    5. MyVision
  10. SIerの技術力に関するよくある質問
    1. SIerはエンジニアではないのですか?
    2. SIerで調整ばかりなら転職するべきですか?
    3. プログラミング経験がなくても転職できますか?
    4. SIerの技術力ランキングは信用できますか?
    5. 資格を取ればSIerでも技術力は上がりますか?

SIerは技術力が低い・つかないと言われるのは半分本当

結論から言うと、SIerだから技術力が低いわけではありません。

ただし、配属先や担当工程によっては、技術に触れる機会が少なく、スキルが身につきにくいケースもあります。

大切なのは、会社がSIerかどうかではなく、自分が仕事の中で何を設計し、判断し、改善しているかを確認することです。

SIerに技術力がないわけではない

SIerにも、大規模なシステムを設計・開発・運用するための高い技術力があります。

金融や通信、公共分野などのシステムでは、性能やセキュリティ、障害時の影響まで考慮しなければなりません。

「SIerには技術力がない」と言われるのは、役割が細かく分業され、一人の社員がコードを書く場面が少ないことも原因です。

同じ企業でも、技術専門部署、開発部署、PMO部署では仕事内容が異なります。

そのため、企業名だけで技術力の有無を判断せず、担当工程や実際の業務内容を見る必要があります。

SIerの技術力はプログラミング力だけではない

SIerで身につく技術力は、プログラミングだけではありません。

顧客の要望を整理して仕様に落とし込む力や、性能・可用性・セキュリティを考慮して設計する力も、重要な技術力です。

技術力の種類具体的な業務
実装力プログラミング、SQL、デバッグ
設計力要件定義、基本設計、非機能設計
品質管理力レビュー、テスト設計、不具合分析
運用技術監視、ログ解析、障害対応、自動化
技術的な推進力仕様調整、影響調査、課題管理

私もSIerのテスト工程を経験するなかで、手順どおりに操作するだけでなく、仕様や処理の仕組み、不具合の原因まで考えることで、得られる学びが大きく変わると感じています。

SIer社員はエンジニアではない?

SIer社員もエンジニアです。

コードを書いていなくても、要件定義や設計、レビュー、障害対応などで技術的な判断をしていれば、エンジニアとしての専門性があります。

一方で、会議の日程を決める、進捗を確認して表にまとめる、ベンダーからの回答をそのまま顧客へ伝えるだけでは、技術力につながりにくいのも事実です。

判断基準は、プログラミングをしているかではありません。

「なぜその仕様にするのか」「変更するとどこに影響するのか」を自分の言葉で説明できるかが重要です。

説明できない場合は、技術に触れる業務を増やす必要があります。

SIerで技術力・スキルが身につかないと言われる理由

SIerでスキルが身につかない主な原因は、技術的な判断や改善を経験しないまま、担当業務が固定されることです。

コードを書かなくても、設計・レビュー・障害分析に関われば技術力は伸ばせます。

まずは現在の仕事で「自分が設計したこと・判断したこと・改善したこと」を書き出してみましょう。

SIerはプログラミングをしない案件がある

SIerでは、開発を外部ベンダーへ任せ、自社社員は要件定義や進捗管理を担当する案件があります。

問題はコードを書かないことではなく、設計書やソースコードを理解しないまま管理だけを続けることです。

開発力を伸ばしたい人は、コードレビューや不具合調査、SQL作成に参加できないか上司へ相談しましょう。

SIerは調整ばかりになりやすい

SIerでは、顧客や開発会社、インフラ部門との調整が多く発生します。

日程調整や進捗確認だけでは専門性は身につきにくい一方、仕様変更の影響や実現方法まで考える調整は技術力につながります。

情報をそのまま伝えるのではなく、「なぜ必要か」「どこに影響するか」まで確認しましょう。

ウォーターフォール開発の分業で担当範囲が狭くなる

大規模なウォーターフォール開発では、工程ごとに役割が分かれ、テストや資料作成だけを長く担当することがあります。

担当範囲が狭くても、前後の工程まで理解すれば成長できます。

自分の成果物がどの設計を基に作られ、次の工程でどう使われるのか確認しましょう。

安定性を優先して古い技術が使われやすい

金融や通信などのシステムでは、新しさより安定性が重視され、古い言語やオンプレミス環境が使われることがあります。

古い技術自体が問題なのではありません。

仕組みや採用理由を理解せず、手順だけ覚えることが問題です。

将来クラウド分野へ進みたい人は、AWSやAzureを個人でも触っておきましょう。

実装や技術判断を外部ベンダーに任せている

実装だけでなく技術判断まで外部ベンダーへ任せると、自社側にノウハウが残りません。

設計書を承認するだけでなく、方式を選んだ理由やリスク、代替案まで確認しましょう。

ベンダーの回答を自分の言葉で説明できれば、管理業務も技術経験として評価されます。

資格取得が目的になり実務で使えていない

資格を取るだけでは、実務で使える技術力の証明にはなりません。

AWS資格ならクラウド環境を構築する、基本情報技術者なら学んだ知識を設計や障害分析に使うなど、手を動かすことが重要です。

資格取得前に「取得後に何を作るか」まで決めておきましょう。

SIerエンジニアだからこそ身につく技術力とは

SIerでは、プログラミング以外にも、要件整理・設計・品質管理・運用改善など、大規模システムを安定して動かす技術力が身につきます。

特に、複数のシステムや会社が関わる案件では、部分的な実装力だけでなく、システム全体を見て課題を解決する力が必要です。

自分の担当作業だけでなく、目的や影響範囲まで理解すれば、SIer経験を市場価値につなげられます。

要件をシステムに落とし込む力

SIerでは、顧客の曖昧な要望を整理し、システムで実現できる仕様へ変える力が身につきます。

例えば「処理を速くしたい」という要望に対して、必要な性能や対象範囲、費用、期限を具体化しなければなりません。

顧客の言葉をそのまま開発者へ伝えるのではなく、業務要件とシステム要件に分けて整理する経験は、社内SEやITコンサルでも評価されます。

大規模システムを設計する力

大規模システムでは、一つの機能だけでなく、他システムとの連携や性能、可用性、セキュリティまで考えて設計します。

小さな変更でも、関連する機能や運用方法に影響する可能性があります。

そのため、設計時には「正常に動くか」だけでなく、「障害が起きた場合にどうするか」まで考えることが重要です。

全体への影響を整理する経験は、SIerならではの強みになります。

品質を作り込む力

SIerでは、設計・レビュー・テストを通して、不具合を事前に防ぐ力が身につきます。

私もテストを担当するなかで、手順どおりに操作するだけでなく、仕様書と実際の動作を照らし合わせ、不具合の原因や影響範囲を考えることが重要だと感じました。

テスト結果を記録するだけで終わらず、原因分析や再発防止まで関わると、品質管理の経験として転職でもアピールできます。

運用・保守から改善につなげる力

運用・保守では、システムを安定して動かしながら、障害や非効率な作業を改善する力が身につきます。

ただし、決められた手順を繰り返すだけでは、技術力として評価されにくいでしょう。

ログから障害原因を調べる、問い合わせの傾向を分析する、手作業をSQLやスクリプトで自動化するなど、改善まで取り組むことが重要です。

実施した改善は数字とともに記録しておきましょう。

複数の関係者を技術的に動かす力

SIerでは、顧客、開発会社、インフラ部門、運用部門など、多くの関係者をまとめながらプロジェクトを進めます。

ここで評価されるのは、単なる日程調整ではありません。

仕様変更の影響や技術的なリスクを整理し、各担当者が動ける形で説明する力です。

相手の回答をそのまま転送せず、自分で内容を理解して判断できれば、調整経験をPM・PMOやITコンサルでも通用するスキルに変えられます。

SIerでプログラミングをしないと不足しやすいスキル

SIerでプログラミングをしない場合、設計力や調整力は伸ばせても、実装や開発環境に関する経験が不足しやすくなります。

特に、自社開発企業やWeb系企業への転職を考えている人は、次のスキルを補う必要があります。

不足しやすいスキル不足すると困りやすい場面補う方法
実装経験自社開発・Web系への転職個人開発、社内開発への参加
Gitを使った開発経験チーム開発、コードレビューGitHubで成果物を管理
クラウド・コンテナ・CI/CDクラウド案件、モダン開発AWS、Dockerなどを触る
継続的な改善経験プロダクト開発企業への転職改善提案や効果測定を行う

すべてを一度に学ぶ必要はありません。

まずは希望する転職先で求められるスキルを確認し、優先順位をつけて補いましょう。

自分で実装して完成させる経験

プログラミングをしないSIerでは、自分で機能を作り、動作確認までやり切る経験が不足しやすくなります。

設計書を読めても、実際にコードを書かなければ、実装時の難しさや不具合の原因を理解しにくいでしょう。

自社開発やWeb系を目指すなら、小さなWebアプリや業務効率化ツールを一つ完成させるのがおすすめです。

完成度よりも、設計・実装・テスト・修正まで一通り経験することを重視してください。

Gitを使ったチーム開発経験

SIerでは、成果物を共有フォルダやExcelで管理し、Gitを使わない案件もあります。

しかし、自社開発企業では、ブランチ作成、プルリクエスト、コードレビューなどを前提に開発するケースが一般的です。

Gitの操作方法だけでなく、複数人でコードを管理する流れを理解する必要があります。

まずは個人開発の成果物をGitHubで管理し、変更履歴を残す習慣をつけましょう。

クラウド・コンテナ・CI/CDの経験

オンプレミス中心のSIerでは、AWSやAzure、Docker、CI/CDに触れないまま働くことがあります。

クラウドや自社開発企業を目指す場合、資格の知識だけでなく、実際に環境を構築した経験が重要です。

無料枠や学習用環境を使い、Webアプリの公開やDockerによる環境構築を試してみましょう。

一度でも自分で構築すれば、求人票に書かれている技術の理解度が大きく変わります。

継続的にプロダクトを改善する経験

SIerの受託開発では、システムを納品した時点でプロジェクトが終了する場合があります。

そのため、利用者の反応を見ながら改善を続ける経験が不足しやすいです。

自社開発企業では、リリース後のデータや問い合わせを確認し、機能を改善する力が求められます。

現在の案件でも、手作業の削減、問い合わせ件数の減少、障害の再発防止など、改善前後の変化を記録しておきましょう。

SIerで技術力が身につきやすい仕事ランキング

SIerで技術力を伸ばすなら、設計・実装・運用に幅広く関わり、自分で技術判断できる仕事を選ぶのがおすすめです。

IPAのデジタルスキル標準では、ソフトウェアエンジニアをシステムやソフトウェアの「設計・実装・運用」を担う人材と定義しています。

また、クラウドエンジニア・SREは、開発・運用環境の最適化と信頼性向上を担う役割です。

以下は、これらの公的な役割定義を参考に、技術へ直接触れやすい順で整理した本記事独自のランキングです。

順位仕事・配属先身につきやすい技術力
1位クラウドエンジニア・SREAWS・Azure、IaC、監視、自動化、信頼性設計
2位ITアーキテクト・技術専門部門技術選定、システム構成、非機能設計
3位設計から実装まで担当する開発部門プログラミング、設計、テスト、レビュー
4位セキュリティエンジニアリスク分析、セキュリティ設計、監視、インシデント対応
5位運用・保守改善部門ログ分析、障害対応、自動化、再発防止
6位品質管理・テストエンジニアテスト設計、品質分析、テスト自動化
7位PMO・ベンダー管理専任進捗管理、課題管理、関係者調整

順位が低い仕事に価値がないわけではありません。

ただし、PMOやベンダー管理だけを続ける場合は、設計レビューや技術調査にも参加し、技術的な専門性を補う必要があります。

参照:IPA「デジタルスキル標準 DSS-P 分冊版 ソフトウェアエンジニア編ver.2.0」
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/rcu1hd000000j76k-att/sep_dss-p_swe.pdf

SIer企業の技術力ランキングは参考程度に見る

SIer企業の技術力ランキングは参考になりますが、会社名だけで自分に技術力が身につくかは判断できません。

同じ大手SIerでも、クラウド部門、開発部門、営業支援部門、PMOでは業務内容が異なります。

ランキングより確認したい項目技術力が身につきやすい状態
配属予定部署技術専門・開発・クラウド部門
担当工程設計から実装・運用まで関われる
内製範囲自社社員が設計や開発を担当する
技術判断技術選定や方式検討に参加できる
キャリアパスPM以外に専門職ルートがある

企業規模や知名度ではなく、どの部署で何を担当するかまで確認しましょう。

求人票で確認するべきポイント

求人票では、使用技術の名前だけでなく、自社社員がどこまで担当するかを確認してください。

技術力を伸ばしたい人は、実装だけでなく、設計や運用改善まで経験できる求人を優先しましょう。

確認項目求人票・面接で確認する内容
担当工程要件定義・設計・開発・テストのどこを担当するか
開発体制自社開発か、外部ベンダーへの委託が中心か
使用技術言語、クラウド、Git、Docker、CI/CDの利用状況
技術選定若手も方式検討や技術調査に参加できるか
レビュー設計レビューやコードレビューを実施しているか
運用との関わりリリース後の監視、障害対応、改善まで担当するか
配属方法入社後の部署・案件を事前に確認できるか
キャリアパスPM以外に技術専門職を目指せるか

求人票だけで判断できない場合は、面接で「自社社員が実装する割合」「入社後に担当する工程」「直近の配属事例」を質問しましょう。

回答が曖昧な企業は、入社後に調整や管理だけを任される可能性も考慮する必要があります。

SIerでスキルが身につくか確認するチェックリスト

SIerでスキルが身につくかは、会社名よりも「今の仕事で技術的な判断や改善をしているか」で確認できます。

以下の項目に当てはまるものを数えてみてください。

チェック項目該当
使用している言語・DB・クラウドを説明できる
設計書の作成やレビューに参加している
コード、SQL、設定ファイルのいずれかに触れている
不具合や障害の原因調査を担当している
仕様変更の影響範囲を自分で考えている
テスト結果から改善案を出している
手作業の自動化や業務改善を経験している
自分が判断した内容を具体的に説明できる
半年前より担当範囲が広がっている
3年後につながる専門分野が見えている

チェック結果の目安

該当数状態今から取る行動
7~10個スキルが身につきやすい実績を記録し、専門性をさらに深める
4~6個一部の経験が不足している設計・レビュー・技術調査への参加を相談する
0~3個スキルが身につきにくい異動や転職を含めて環境を見直す

私もSIerで働くなかで、同じテスト業務でも、手順どおりに進めるだけの場合と、仕様や不具合の原因まで考える場合では、得られる経験が大きく違うと感じています。

該当数が少なかった人は、まず上司に「設計や障害調査にも参加したい」と相談しましょう。

半年から1年たっても担当業務が変わらない場合は、求人を確認し、今の経験が転職市場でどう評価されるか調べるのがおすすめです。

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年収アップを狙える転職タイプを診断

今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。

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SIerで技術力を伸ばす方法

SIerで技術力を伸ばすには、資格を増やすだけでなく、目指す分野を決めて実務経験を積むことが重要です。

まずは転職市場で現在のスキルがどう評価されるかを確認し、不足している経験を整理しましょう。

そのうえで、設計・レビュー・技術調査への参加や社内異動を相談します。

半年から1年動いても環境が変わらない場合は、技術に触れられる企業への転職を検討してください。

エージェントで自分の現在地を知る

最初に、転職エージェントへ相談して現在の市場価値を確認しましょう。

すぐに転職するつもりがなくても、応募できる求人や不足しているスキルを知ることで、今後の学習方針が明確になります。

面談前には、担当工程、使用技術、役割、改善実績を整理してください。

「今の経験でどの求人を狙えるか」「年収を上げるには何が足りないか」を具体的に質問するのがおすすめです。

伸ばす専門分野を1つに絞る

技術力を効率よく伸ばすには、最初に専門分野を1つに絞りましょう。

例えば、開発ならJavaやPython、クラウドならAWSやAzure、インフラならネットワークやLinuxを優先します。

複数の技術を浅く学ぶより、目指す職種に必要なスキルを集中して伸ばす方が転職でも評価されやすくなります。

求人票を10件ほど確認し、共通して求められている技術から学習を始めてください。

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設計・レビュー・技術調査へ参加する

現在の案件でも、担当範囲を広げれば技術力を伸ばせます。

上司との面談で、設計書の作成、レビュー、不具合調査、新技術の検証などに参加したいと伝えましょう。

最初から大きな仕事を任せてもらう必要はありません。

会議の日程調整だけで終わらず、仕様変更の影響調査や設計内容の確認まで担当できれば、調整業務も技術経験に変えられます。

資格取得だけでなく手を動かす

資格は知識を整理するのに役立ちますが、取得しただけでは実務能力の証明になりません。

AWS資格を取るならクラウド上に簡単な環境を構築し、プログラミングを学ぶなら小さなアプリや自動化ツールを完成させましょう。

GitHubで変更履歴を管理すると、Gitを使った開発経験も補えます。

「資格を取ること」ではなく、「学んだ知識で何を作るか」まで決めてください。

社内異動を相談する

現在の案件で技術に触れられない場合は、転職前に社内異動を相談しましょう。

開発、クラウド、セキュリティ、データ、技術専門部署など、希望する分野に近い部署を調べます。

そのうえで、上司との面談では「技術力を高めたい」だけでなく、学習内容や希望する業務まで具体的に伝えてください。

異動希望を出した時期や上司からの回答も記録し、いつまで待つか期限を決めておくことが大切です。

半年から1年で環境が変わらなければ転職を検討する

学習や異動希望を続けても半年から1年で環境が変わらない場合は、転職を検討しましょう。

技術に触れないまま数年過ごすと、経験年数に対してアピールできるスキルが少なくなる可能性があります。

特に、日程調整や進捗管理だけが続いている人は注意が必要です。

転職先では、会社名だけでなく、担当工程、内製範囲、使用技術、配属予定部署を確認してください。

在職中に求人を比較すれば、焦らず判断できます。

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年収アップを狙える転職タイプを診断

今の経験をもとに、年収アップ・上流工程・社内SE転職のどれを優先すべきか確認できます。

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SIerで技術力がつかない人におすすめの転職先

SIerで技術力が身につかないと感じる人は、伸ばしたいスキルに合わせて転職先を選びましょう。

プログラミング力を伸ばしたいなら自社開発、クラウドやセキュリティを極めたいなら専門企業が向いています。

一方、SIerで培った設計力や調整力を活かすなら、大手SIer、社内SE、ITコンサルも有力です。

転職先伸ばせる・活かせるスキル向いている人
自社開発企業プログラミング、Git、継続的な改善自分でサービスを作りたい人
クラウド・セキュリティ系企業AWS・Azure、設計、構築、運用専門技術を深めたい人
大手SIer・ITアーキテクト要件定義、非機能設計、技術選定設計力を活かしたい人
社内SE業務理解、システム企画、運用改善事業に近い立場で働きたい人
ITコンサル課題整理、提案、プロジェクト推進上流工程と年収アップを狙う人

プログラミング力を伸ばしたいなら自社開発企業

コードを書く機会を増やしたい人には、自社開発企業がおすすめです。

自社サービスを持つ企業では、設計、実装、テスト、リリース後の改善まで継続して担当しやすく、GitやCI/CDを使ったチーム開発も経験できます。

ただし、転職時には一定の実装力を求められるケースが多いため、現在の案件で開発経験を積むか、個人開発で成果物を作っておきましょう。

SIerの設計・品質管理経験と実装力を組み合わせれば、強いアピール材料になります。

専門技術を伸ばしたいならクラウド・セキュリティ系企業

特定分野の技術力を深めたい人には、クラウドやセキュリティに強い企業が向いています。

クラウド分野ではAWS・Azureの設計や構築、IaC、監視の自動化などを経験できます。

セキュリティ分野では、リスク分析、脆弱性対策、セキュリティ設計、インシデント対応が中心です。

SIerでのインフラ、運用保守、大規模システム経験を活かしやすい転職先でもあります。

まずは希望分野を一つ選び、資格取得と実機での検証を並行して進めましょう。

設計力を活かしたいなら大手SIer・ITアーキテクト

要件定義や設計の経験を活かしたい人は、上流工程を担う大手SIerやITアーキテクトを検討しましょう。

ITアーキテクトは、システム全体の構成や使用技術、性能、可用性、セキュリティなどを設計する仕事です。

プログラミング力だけでなく、業務要件を理解して最適な方式を選ぶ力が求められます。

転職活動では、担当工程だけでなく、設計時に検討した選択肢や判断理由まで説明してください。

指示どおりに設計書を作った経験との差を示せます。

業務理解や調整力を活かしたいなら社内SE

SIerで培った業務理解や顧客折衝、ベンダー管理の経験を活かすなら、社内SEがおすすめです。

社内SEは、自社の事業課題を整理し、システム企画や導入、運用改善を進めます。

プログラミングよりも、利用部門との要件整理やプロジェクト推進が重視される求人も少なくありません。

ただし、社内問い合わせへの対応や端末管理が中心の求人もあります。

求人票では、IT企画、DX推進、システム導入など、上流業務に関われるか確認しましょう。

上流工程と年収アップを狙うならITコンサル

上流工程へ進みながら年収アップを目指す人には、ITコンサルが有力です。

ITコンサルでは、顧客の経営・業務課題を整理し、IT戦略やシステム導入計画を提案します。

SIerでの要件定義、顧客折衝、PM・PMO、ベンダー管理経験を活かしやすい仕事です。

一方、資料作成や調整経験だけでは十分ではありません。

課題をどのように整理し、関係者を動かし、成果につなげたかを説明する必要があります。

転職前にプロジェクトの成果を数字とともに整理しておきましょう。

SIerの技術力や市場価値を相談できる転職エージェント

SIerで身につけたスキルが通用するか知りたい人は、IT業界に詳しい転職エージェントへ相談しましょう。

求人を紹介してもらうことで、現在の経験で狙える職種や年収、不足しているスキルを具体的に確認できます。

最初から1社に絞らず、ITエンジニア向けと希望職種に強いサービスを2社ほど併用するのがおすすめです。

転職エージェント得意な転職先おすすめのSIer社員
ユニゾンキャリア転職IT・Web・ゲーム企業若手、経験が浅い人
TechGo自社開発、大手IT企業技術力と年収を上げたい人
TechClipsエージェント自社サービス企業、事業会社技術を理解する担当者に相談したい人
IT専門転職エージェント@PRO人ITエンジニア職全般初めて転職する人
MyVisionITコンサル、総合コンサル上流工程と年収アップを狙う人

ユニゾンキャリア転職

ユニゾンキャリア転職は、若手や経験が浅いSIer社員におすすめです。

IT・Web・ゲーム業界に特化し、業界に詳しいアドバイザーから転職支援を受けられます。

現在の業務がテストや運用保守中心で、「どの経験をアピールすればよいか分からない」という人も相談しやすいでしょう。

項目内容
向いている人20代、第二新卒、経験が浅いSIer社員
主な相談内容スキルの棚卸し、職種選び、選考対策
おすすめの使い方技術力を伸ばせる企業の条件を確認する
公式サイトユニゾンキャリア転職の公式サイトはこちら

技術経験が少ないからと諦めず、まずは現在の経験で応募できる求人を確認してみましょう。

TechGo

TechGoは、SIer経験を活かして技術力と年収を上げたい人におすすめです。

ITエンジニアの転職支援に特化し、求人選定から企業別の選考対策、年収交渉までサポートしています。

自社開発や専門性の高いポジションを目指す際に、どの経験が評価され、何が不足しているかを整理しやすいサービスです。

項目内容
向いている人開発・インフラ経験があるSIer社員
主な相談内容年収アップ、求人選び、企業別選考対策
おすすめの使い方現在の技術力で狙える上位求人を確認する
公式サイトTechGoの公式サイトはこちら

「今の会社に残るべきか迷っている」という段階でも、求人と比較すれば判断材料を増やせます。

TechClipsエージェント

TechClipsエージェントは、技術を理解している担当者にキャリア相談をしたい人におすすめです。

ITエンジニアに特化し、現役エンジニアがコンサルティングを行っています。

高年収・高待遇や将来のキャリアプランを重視しており、技術経験を踏まえた求人提案を受けやすい点が特徴です。

主な対象地域は首都圏となっています。

項目内容
向いている人技術経験を正しく評価してほしい人
主な相談内容専門性の整理、自社開発転職、待遇改善
おすすめの使い方SIer経験を開発企業向けに言い換えてもらう
公式サイトTechClipsエージェントの公式サイトはこちら

設計やテスト、運用保守の経験を、開発企業で評価される形に整理したい人は相談してみましょう。

IT専門転職エージェント@PRO人

IT専門転職エージェント@PRO人は、初めて転職するSIer社員におすすめです。

IT分野に特化し、キャリア相談や求人紹介、選考対策を受けられます。

転職理由がまとまっていない人や、「プログラミング経験が少なくても転職できるのか」と不安な人も、今後の方向性から相談しやすいサービスです。

項目内容
向いている人初めて転職する若手SIer社員
主な相談内容キャリア整理、求人紹介、書類・面接対策
おすすめの使い方現在の経験を活かせる職種を複数比較する
公式サイトIT専門転職エージェント@PRO人の公式サイトはこちら

転職先を決め切れていない場合は、自社開発、社内SE、別のSIerなどを比較してもらいましょう。

MyVision

MyVisionは、SIerからITコンサルへ進み、上流工程や年収アップを目指す人におすすめです。

コンサル転職に特化し、ITコンサルを含むコンサルティング業界への転職支援を行っています。

キャリアの棚卸しだけでなく、企業ごとの面接対策やコンサル特有のケース面接対策も受けられる点が特徴です。

項目内容
向いている人要件定義、顧客折衝、PM・PMO経験者
主な相談内容ITコンサル転職、年収アップ、面接対策
おすすめの使い方SIer経験がコンサルで通用するか確認する
公式サイトMyVisionの公式サイトはこちら

要件定義や調整経験を「課題解決力」として伝えられるように整理し、選考に備えましょう。

SIerの技術力に関するよくある質問

SIerの技術力については、「コードを書かなくてもエンジニアなのか」「調整ばかりなら転職すべきか」と悩む人が少なくありません。

重要なのは、プログラミングの有無だけで判断せず、設計・技術判断・改善などの経験が身についているか確認することです。

ここでは、SIer社員からよくある疑問に簡潔に回答します。

SIerはエンジニアではないのですか?

SIer社員もエンジニアです。

プログラミングをしていなくても、要件定義、設計、テスト、障害分析などで技術的な判断をしていれば、エンジニアとしての専門性があります。

ただし、日程調整や進捗報告だけを担当し、システムの仕組みを説明できない場合は注意が必要です。

自分が設計・判断・改善した内容を具体的に説明できるか確認しましょう。

SIerで調整ばかりなら転職するべきですか?

調整業務が多いという理由だけで、すぐに転職する必要はありません。

仕様変更の影響調査や技術的なリスク整理まで行っているなら、調整力はPMやITコンサルでも評価されます。

一方、会議設定や進捗確認だけが続く場合は、設計やレビューへの参加を上司に相談しましょう。

半年から1年たっても変わらなければ、異動や転職を検討してください。

プログラミング経験がなくても転職できますか?

プログラミング経験がなくても転職できます。

要件定義、基本設計、顧客折衝、ベンダー管理などの経験があれば、大手SIer、社内SE、PMO、ITコンサルを狙えます。

一方、自社開発企業の開発職では実装経験を求められやすい傾向があります。

自社開発を目指す人は、現在の案件で開発に参加するか、個人開発で小さな成果物を作りましょう。

SIerの技術力ランキングは信用できますか?

企業名だけで作られたSIerの技術力ランキングは、参考程度に見るべきです。

同じ企業でも、クラウド部門、開発部門、PMO部門では身につくスキルが異なります。

知名度や会社規模だけでなく、配属予定部署、担当工程、内製範囲、使用技術を確認しましょう。

面接では、自社社員が設計や実装をどこまで担当するか質問することが大切です。

資格を取ればSIerでも技術力は上がりますか?

資格を取れば知識は増えますが、取得するだけでは実務で使える技術力になりません。

例えば、AWS資格を学ぶなら実際にクラウド環境を構築し、プログラミング資格を学ぶなら簡単なアプリや自動化ツールを作りましょう。

資格は目的ではなく、実務や成果物につなげるための手段です。取得前に「学んだ知識を何に使うか」まで決めてください。

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