SIer営業の転職先おすすめ15選!職種・目的別の選び方と成功のコツ

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SIer営業の転職先は、他のSIerやIT企業の営業職だけではありません。

SaaS営業外資系IT営業のほか、ITコンサルタント、プリセールス、カスタマーサクセス、社内SE、IT企画、DX推進など、営業経験を活かせる選択肢は幅広くあります。

この記事では、SIer営業におすすめの転職先を職種別・目的別に紹介し、年代や経験に応じたキャリアプラン、転職を成功させるポイントまで解説します。

見出し
  • SIer営業の転職先は、SaaS営業、ITコンサル、プリセールス、社内SE、IT企画など幅広い
  • 転職しやすさを重視するなら他のSIerやSaaS営業、年収アップなら外資系IT営業やITコンサルが候補になる
  • 営業ノルマから離れたい人には、社内SE、営業企画、事業企画、DX推進などが向いている
  • 自分の市場価値応募できる求人は、IT転職に強い社内SE転職ナビやレバテックキャリアへの無料相談で確認できる
  1. SIer営業の転職先は営業職以外にも幅広い
  2. 営業経験をそのまま活かしたい人に向いている転職先
    1. 他のSIerや大手IT企業の法人営業
    2. SaaS企業の営業
    3. 外資系IT企業の営業
    4. ITメーカーやクラウド、セキュリティ企業の営業
  3. IT知識と提案力を活かして専門性を高められる転職先
    1. ITコンサルタント
    2. 業務コンサルタント
    3. プリセールス
    4. セールスエンジニア
    5. プロジェクトマネージャー
  4. 営業以外の職種にキャリアチェンジできる転職先
    1. カスタマーサクセス
    2. 営業企画
    3. 事業企画
    4. マーケティング職
    5. 社内SE
    6. IT企画
    7. DX推進
    8. IT系転職エージェント
  5. 目的別に選ぶSIer営業のおすすめ転職先
    1. 年収アップを狙うなら外資系IT営業やITコンサル
    2. 転職しやすさを重視するなら他のSIerやSaaS営業
    3. ITの専門性を高めるならプリセールス
    4. 顧客支援を重視するならカスタマーサクセス
    5. 上流工程に関わるならIT企画やDX推進
    6. 営業ノルマから離れたいなら社内SEや企画職
  6. 経験別に考えるSIer営業のキャリアプラン
    1. 20代前半は営業の基礎とIT知識を身につける
    2. 20代後半は得意な業界や技術領域を明確にする
    3. 30代は専門性かマネジメントの方向を選ぶ
    4. 管理職を目指すなら大型案件とチーム運営を経験する
    5. 専門職を目指すなら業界知識かIT知識を深める
  7. SIer営業からの転職で評価されるスキルと経験
    1. 顧客の課題を整理して提案した経験
    2. エンジニアと連携して案件を進めた経験
    3. 大型案件や長期案件を担当した経験
    4. 特定業界や業務に関する知識
    5. クラウドやセキュリティなどのIT知識
    6. 売上や受注実績を数値で示した経験
  8. SIer営業からの転職を成功させる方法
    1. 転職理由と実現したいキャリアを整理する
    2. 担当案件と営業実績を棚卸しする
    3. 営業スキルを転職先の業務に言い換える
    4. 不足している知識やスキルを補う
    5. 在職中に転職活動を始める
    6. IT業界に強い転職エージェントを活用する
  9. SIer営業におすすめの転職エージェント
    1. Geekly
    2. アクシスコンサルティング
    3. ミライフ
    4. 社内SE転職ナビ
    5. レバテックキャリア
  10. SIer営業の転職先に関するよくある質問
    1. SIer営業から営業以外の職種に転職できますか?
    2. SIer営業の市場価値は高いですか?
    3. SIer営業からSaaS営業へ転職するのは難しいですか?
    4. SIer営業からITコンサルタントへ転職できますか?
    5. SIer営業から転職すると年収は上がりますか?

SIer営業の転職先は営業職以外にも幅広い

SIer営業の転職先は、他のSIerやIT企業の営業職だけではありません。

顧客折衝力、提案力、調整力、IT知識を活かし、ITコンサルタントやプリセールス、カスタマーサクセス、社内SE、IT企画などへ転職することも可能です。

転職先を選ぶ際は、年収、仕事内容、営業ノルマの有無、専門性の高めやすさを比較することが重要です。

↓タップで解説に飛べます。

転職先活かせる経験・スキル向いている人
他のSIer・大手IT企業の法人営業法人営業、提案、見積もり、契約、社内調整現在の経験をそのまま活かしたい人
SaaS企業の営業課題ヒアリング、提案力、IT知識自社サービスを扱いたい人
外資系IT企業の営業大手顧客への提案、売上実績、交渉力成果に応じて年収を上げたい人
ITメーカー・クラウド・セキュリティ企業の営業製品知識、ソリューション提案特定のIT分野で専門性を高めたい人
ITコンサルタント課題整理、提案、プロジェクト推進経営課題や上流工程に関わりたい人
業務コンサルタント業界知識、業務理解、顧客折衝特定業界の知識を活かしたい人
プリセールス・セールスエンジニアIT知識、技術提案、エンジニアとの連携営業経験を活かしながら技術力を高めたい人
プロジェクトマネージャー関係者調整、進捗管理、案件推進プロジェクト全体を管理したい人
カスタマーサクセス顧客フォロー、追加提案、関係構築新規営業より顧客支援を重視したい人
営業企画・事業企画営業戦略、数値管理、現場理解組織や事業全体を改善したい人
マーケティング職顧客理解、市場分析、提案経験営業以外の方法で売上に貢献したい人
社内SEIT知識、ベンダー調整、要件整理営業ノルマから離れたい人
IT企画・DX推進システム提案、業務課題の整理、調整力事業会社側でIT戦略に関わりたい人
IT系転職エージェント法人営業、IT業界知識、ヒアリング力人や企業のキャリア支援に関心がある人

このように、SIer営業の経験は幅広い職種で活かせます。

ただし、社内SEやマーケティングなどの異職種へ転職する場合は、営業実績だけでなく、応募先で活かせる知識や経験を具体的に示すことが必要です。

営業経験をそのまま活かしたい人に向いている転職先

SIer営業の経験をそのまま活かしたい人には、同じIT業界の営業職が向いています。

顧客へのヒアリングや提案、見積もり、契約、エンジニアとの調整といった業務に共通点が多く、転職後も即戦力として評価されやすいためです。

特に、他のSIer、SaaS企業、外資系IT企業、クラウドやセキュリティ企業などは有力な候補です。

他のSIerや大手IT企業の法人営業

他のSIer大手IT企業の法人営業は、現在の経験を最も活かしやすい転職先です。

顧客の課題を聞き、エンジニアと提案内容や見積もりを調整して受注を目指す流れは、現在の仕事と大きく変わりません。

より上位のSIerへ転職できれば、年収アップや大規模案件への挑戦も期待できます。

担当業界や商材が近い企業ほど評価されやすいため、これまでの顧客層、案件規模、受注実績を具体的に伝えることが重要です。

SaaS企業の営業

SaaS企業の営業は、SIer営業の課題解決型の提案経験を活かしやすい転職先です。

顧客の業務課題を聞き、自社サービスによってどのように改善できるかを説明するため、ヒアリング力や提案力が評価されます。

SIer営業より商談期間が短く、成果を実感しやすい点も魅力です。

一方で、新規顧客の獲得件数や商談化率など、細かな数値目標を追う企業もあります。

自社サービスに関わりたい人や、スピード感のある環境で働きたい人に向いています。

外資系IT企業の営業

外資系IT企業の営業は、成果に応じた高い報酬を目指したい人に向いています。

大手企業への提案経験、売上目標の達成実績、複数部署を巻き込んだ案件推進経験などが評価されやすく、転職によって大幅な年収アップを狙える場合もあります。

ただし、個人の売上や目標達成率を厳しく管理する企業も少なくありません。

英語力が必須とは限りませんが、社内資料や会議で英語を使う可能性もあるため、求人ごとの条件を確認する必要があります。

ITメーカーやクラウド、セキュリティ企業の営業

ITメーカーやクラウド、セキュリティ企業の営業は、特定の技術領域で専門性を高めたい人に向いています。

SIer営業で製品やサービスを組み合わせて提案した経験があれば、顧客の課題に応じて自社製品を提案する仕事にもつなげられます。

AWSやAzure、ネットワーク、セキュリティ製品などの知識があると、転職時に評価されやすくなります。

これまで担当した案件で扱った製品や技術を整理し、提案時にどのような役割を担ったかまで説明できるようにしましょう。

IT知識と提案力を活かして専門性を高められる転職先

SIer営業として身につけたIT知識や提案力を活かし、より専門性の高い職種へ転職することも可能です。

特に、顧客の業務課題を整理した経験や、エンジニアと連携して提案を進めた経験は、コンサルタントやプリセールスなどで評価されます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、顧客の経営課題や業務課題を整理し、IT戦略やシステム導入方針を提案する仕事です。

SIer営業で培ったヒアリング力、提案力、顧客折衝力を活かしやすく、より上流工程に関わりたい人に向いています。

転職時には、提案内容だけでなく、どのような課題を発見し、どの部署を巻き込み、どのような成果につなげたかが重視されます。

業界知識や論理的思考力、資料作成力も必要ですが、転職によって年収アップを狙いやすい職種です。

業務コンサルタント

業務コンサルタントは、企業の業務フローを分析し、効率化や組織改革、システム導入を支援する仕事です。

製造、金融、通信、公共など、SIer営業として担当してきた業界への理解を活かせます。

顧客の要望をそのまま受け入れるのではなく、課題の原因を整理し、業務そのものを改善する提案力が求められます。

特定業界の商習慣や業務プロセスに詳しい人ほど転職で有利になりやすく、ITだけでなく業務面の専門性を高めたい人に適しています。

プリセールス

プリセールスは、営業担当者と連携し、顧客への技術提案や製品説明、デモ、要件確認を担当する職種です。

営業とエンジニアの間に立つため、SIer営業で培った顧客折衝力とIT知識の両方を活かせます。

営業ノルマを直接持たない求人もありますが、受注に貢献する役割であることは変わりません。

クラウド、ネットワーク、セキュリティなど、特定分野の知識があると評価されやすく、営業経験を活かしながら技術的な専門性を身につけたい人に向いています。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、営業活動を技術面から支援し、顧客の要件に合った製品やシステム構成を提案する仕事です。

企業によってはプリセールスとほぼ同じ意味で使われますが、導入支援や技術検証まで担当する場合もあります。

転職では、製品知識だけでなく、技術的な内容を顧客に分かりやすく説明する力が重視されます。

SIer営業としてエンジニアと提案書を作成した経験や、技術的な質疑応答に対応した経験がある人は、その実績を具体的に示しましょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、システム開発プロジェクトの予算、納期、品質、人員、リスクを管理する仕事です。

SIer営業で複数の関係者を調整し、大型案件を受注から導入まで進めた経験は、プロジェクト推進力として活かせます。

ただし、営業から直接プロジェクトマネージャーへ転職する難易度は低くありません。

要件定義や進捗管理、障害対応など、開発工程への関与経験が求められるためです。

まずはPMOやプロジェクト推進担当を経由するキャリアも現実的です。

営業以外の職種にキャリアチェンジできる転職先

SIer営業の経験は、営業職以外でも活かせます。

顧客の課題を整理する力、社内外の関係者を調整する力、ITサービスを分かりやすく説明する力は、カスタマーサクセスや企画職、社内SE、DX推進などでも評価されるためです。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは、契約後の顧客に対してサービスの導入や活用を支援し、継続利用や追加契約につなげる仕事です。

SIer営業で培った顧客フォロー、課題ヒアリング、追加提案の経験を活かしやすい職種といえます。

新規顧客への営業よりも、既存顧客と長期的な関係を築きたい人に向いています。

ただし、解約率や利用率、アップセル額などの目標を持つ企業もあるため、営業ノルマが完全になくなるとは限りません。

営業企画

営業企画は、営業戦略の立案、売上分析、KPIの設計、営業資料の整備、業務効率化などを担当する仕事です。

営業現場を経験しているからこそ、実態に合った施策を考えられる点がSIer営業の強みになります。

転職時には、個人の売上実績だけでなく、営業プロセスを改善した経験や、チーム全体の成果につながる取り組みを示すことが重要です。

現場で営業を続けるより、組織を支える仕事に興味がある人に向いています。

事業企画

事業企画は、新規事業の立ち上げや既存事業の成長戦略、収益計画、サービス改善などを担う仕事です。

顧客ニーズや競合動向を理解しているSIer営業は、市場の課題を事業に反映する役割で経験を活かせます。

一方で、営業経験だけで転職するのは簡単ではありません。

売上予測、事業計画、データ分析、関係部署との調整などの経験が求められるため、社内プロジェクトや営業企画を経由して目指す方法も現実的です。

マーケティング職

マーケティング職は、市場調査、見込み顧客の獲得、広告運用、コンテンツ制作、販売促進などを通じて、売れる仕組みを作る仕事です。

顧客の悩みや購買理由を理解している点は、営業経験者の大きな強みになります。

ただし、未経験で転職する場合は、Web広告、SEO、アクセス解析、CRMなどの知識を求められることがあります。

営業活動でセミナー企画やメール施策、提案資料の改善に関わった経験があれば、積極的に伝えましょう。

社内SE

社内SEは、事業会社の情報システム部門で、社内システムの企画、導入、運用、問い合わせ対応、ベンダー管理などを担当します。

SIer営業のIT知識やベンダーとの調整経験、顧客要望を整理する力を活かせる職種です。

一方で、開発やインフラ運用の経験を求める求人もあります。

営業から転職する場合は、システム導入の推進や要件整理、障害対応への関与など、技術部門と一緒に進めた経験を具体的に示す必要があります。

IT企画

IT企画は、経営方針や事業課題を踏まえ、システム化計画やIT投資の方針を考える仕事です。

現場部門の要望を整理し、ベンダーや社内SEと調整しながらシステム導入を進めます。

SIer営業で顧客の業務課題を聞き、システム提案につなげた経験は活かしやすいでしょう。

ただし、経営視点や予算管理、システム全体を見渡す力も必要です。

より上流工程や事業会社側の立場でITに関わりたい人に向いています。

DX推進

DX推進は、デジタル技術を活用して業務や組織、事業モデルを変革する仕事です。

単なるシステム導入ではなく、業務改革やデータ活用、新しいサービスの企画まで関わる場合があります。

SIer営業として複数部署を巻き込み、顧客の課題解決を進めた経験は評価されやすいでしょう。

クラウド、AI、データ分析などの知識も求められるため、これまで担当したDX案件や業務改善の実績を整理しておくことが重要です。

IT系転職エージェント

IT系転職エージェントは、IT企業の採用支援や、エンジニア・営業職の転職支援を行う仕事です。

法人営業で培った課題ヒアリング力や提案力に加え、SIerやIT業界の仕事内容を理解している点を活かせます。

企業側と求職者側の両方を担当する場合もあり、売上目標や決定人数などの数値目標を持つことが一般的です。

人のキャリアに関わりたい人や、IT業界の知識を別の形で活用したい人に向いています。

目的別に選ぶSIer営業のおすすめ転職先

SIer営業の転職先は、転職の目的によって選ぶべき職種が変わります。

以下の表で確認してみましょう。

転職の目的おすすめの転職先活かせる経験注意点
年収を上げたい外資系IT営業、ITコンサル営業実績、大手顧客への提案、課題整理成果への要求や選考難易度が高い
転職しやすさを重視したい他のSIer、SaaS営業法人営業、提案、見積もり、顧客折衝営業ノルマがなくなるとは限らない
ITの専門性を高めたいプリセールスIT知識、技術提案、エンジニアとの連携特定分野の技術知識が必要
顧客支援を重視したいカスタマーサクセス顧客フォロー、課題ヒアリング、追加提案継続率や解約率などの目標がある
上流工程に関わりたいIT企画、DX推進業務課題の整理、提案、関係者調整経営視点や企画経験が求められる
営業ノルマから離れたい社内SE、営業企画、事業企画IT知識、調整力、業務改善経験異職種への転職は難易度が上がる

年収アップを狙うなら外資系IT営業やITコンサル

年収アップを最優先するなら、外資系IT営業やITコンサルタントが有力です。

外資系IT営業は成果連動型の報酬制度を採用する企業が多く、営業実績次第では大幅な年収アップを狙えます。

ITコンサルタントも、SIer営業の顧客折衝力や課題整理力を活かしやすい職種です。

ただし、どちらも成果への要求が高く、選考では売上実績や担当案件、提案によって生み出した成果を具体的に説明する必要があります。

転職しやすさを重視するなら他のSIerやSaaS営業

転職のしやすさを重視するなら、他のSIerやSaaS企業の営業がおすすめです。

法人営業、課題ヒアリング、提案書作成、見積もり、契約といった業務に共通点が多く、これまでの経験を即戦力として伝えやすいためです。

特に、担当してきた業界や商材が応募先と近ければ、選考で評価されやすくなります。

ただし、SaaS営業は商談数や受注率などの細かな数値目標を追う場合があるため、営業スタイルの違いを確認しましょう。

ITの専門性を高めるならプリセールス

営業経験を活かしながらITの専門性を高めたい人には、プリセールスが向いています。

営業担当と同行し、顧客への製品説明や技術提案、デモ、要件確認などを担当する職種です。

SIer営業としてエンジニアと提案内容を調整した経験や、技術的な質問に対応した経験を活かせます。

クラウド、ネットワーク、セキュリティなど、特定領域の知識があると有利です。

転職前に得意な技術分野を明確にしておきましょう。

顧客支援を重視するならカスタマーサクセス

新規顧客の獲得よりも、既存顧客の支援を重視したい人にはカスタマーサクセスがおすすめです。

契約後の導入支援や利用促進、課題解決を通じて、顧客がサービスの成果を得られるように支援します。

SIer営業で導入後のフォローや追加提案を担当した経験は、そのまま活かしやすいでしょう。

ただし、解約率、継続率、利用率などのKPIを持つ企業もあります。

数値目標が完全になくなる職種ではない点には注意が必要です。

上流工程に関わるならIT企画やDX推進

事業会社側で上流工程に関わりたい人には、IT企画やDX推進が向いています。

経営課題や現場の業務課題を整理し、システム化の方針やIT投資、新しい業務プロセスを企画する仕事です。

SIer営業として顧客の課題を聞き、エンジニアやベンダーを巻き込んで提案した経験を活かせます。

一方で、経営視点や予算管理、業務改革の経験も求められるため、担当案件で上流工程に関与した実績を整理しておきましょう。

営業ノルマから離れたいなら社内SEや企画職

営業ノルマや新規開拓から離れたい人には、社内SE、営業企画、事業企画などが候補になります。

社内SEではIT知識やベンダー調整力、企画職では営業現場の理解や業務改善経験を活かせます。

ただし、営業職から異職種へ転職する場合、営業成績だけでは評価されにくい点に注意が必要です。

システム導入、業務改善、営業プロセスの見直しなど、応募先の仕事につながる経験を具体的に示すことが転職成功のポイントです。

経験別に考えるSIer営業のキャリアプラン

SIer営業のキャリアプランは、年齢や経験年数に応じて考えることが重要です。

20代前半は営業の基礎とIT知識を身につけ、20代後半からは得意分野を明確にすると、転職市場で評価されやすくなります。

30代以降は、管理職を目指すのか、業界や技術の専門家を目指すのかを決める段階です。

将来の転職先から逆算し、今の仕事で積むべき経験を整理しましょう。

20代前半は営業の基礎とIT知識を身につける

20代前半は、SIer営業としての基礎を固める時期です。

顧客へのヒアリング、提案書や見積書の作成、契約手続き、エンジニアとの調整など、一連の営業業務を経験しましょう。

あわせて、システム開発の流れやクラウド、ネットワーク、セキュリティなどの基礎知識も必要です。

若手のうちは実績の大きさよりも、案件の中で何を考え、どのように行動したかを説明できることが転職時の評価につながります。

20代後半は得意な業界や技術領域を明確にする

20代後半は、自分の強みとなる業界や技術領域を明確にする時期です。

金融、製造、通信、流通、公共などの業界知識や、クラウド、セキュリティ、ERPなどの専門知識があると、市場価値を高めやすくなります。

単に幅広い案件を経験するだけでなく、どの分野なら顧客課題を深く理解できるかを考えましょう。

得意分野が明確になると、ITコンサルタントやプリセールス、専門ベンダーなどへの転職もしやすくなります。

30代は専門性かマネジメントの方向を選ぶ

30代のSIer営業は、専門性を高めるか、マネジメントへ進むかを選ぶ必要があります。

管理職を目指すなら、営業戦略の立案や予算管理、メンバー育成などの経験が求められます。

一方、専門職を目指すなら、特定業界や技術領域に詳しい営業、プリセールス、ITコンサルタントなどが候補です。

30代は即戦力としての期待が高まるため、自分の強みを曖昧にせず、今後の方向性を言語化しておきましょう。

管理職を目指すなら大型案件とチーム運営を経験する

営業管理職を目指すなら、個人の売上実績だけでなく、大型案件やチーム運営の経験を積むことが重要です。

複数部署やベンダーを巻き込んだ案件、長期間にわたる提案、予算規模の大きいプロジェクトなどを経験すると評価されやすくなります。

また、後輩育成、案件レビュー、目標管理、営業戦略の策定にも関わりましょう。

自分が成果を出した経験に加え、チーム全体の売上や業務改善に貢献した実績が管理職への昇進や転職で重視されます。

専門職を目指すなら業界知識かIT知識を深める

専門職を目指す場合は、業界知識かIT知識のどちらかを深めることが効果的です。

金融業務、製造工程、公共制度などに詳しくなれば、業務コンサルタントや業界特化型の営業を目指せます。

クラウド、セキュリティ、データ分析などの技術知識を深めれば、プリセールスやセールスエンジニアへの道も広がります。

幅広く浅い知識だけで終わらせず、自分の名前と結びつく得意分野をつくることが重要です。

SIer営業からの転職で評価されるスキルと経験

SIer営業からの転職では、営業成績だけでなく、顧客の課題を整理して提案した経験や、エンジニアと協力して案件を進めた経験も評価されます。

IT業界の営業は、商品を売るだけでなく、多くの関係者を動かしてシステム導入を実現する仕事だからです。

顧客の課題を整理して提案した経験

顧客の要望をそのまま受け取るのではなく、背景にある業務課題を整理して提案した経験は高く評価されます。

SaaS営業やITコンサル、IT企画などでも、課題を見つけて解決策を考える力が求められるためです。

選考では、「システムを提案した」と伝えるだけではありません。

顧客が抱えていた課題、ヒアリングで確認した内容、提案した解決策、導入後の成果まで説明しましょう。

業務時間の短縮やコスト削減など、具体的な変化を示せると説得力が高まります

エンジニアと連携して案件を進めた経験

エンジニアや開発部門と連携し、顧客の要望を実現可能な提案にまとめた経験も重要です。

SIer営業は顧客と技術部門の間に立ち、要件、予算、納期の調整を行うため、その経験はプロジェクト推進力として評価されます。

面接では、誰と連携し、どのような問題を解決したかを具体的に伝えましょう。

技術部門への依頼内容や意見の対立を調整した方法まで説明できれば、単なる営業ではなく、周囲を巻き込める人材としてアピールできます。

大型案件や長期案件を担当した経験

大型案件や長期案件を担当した経験は、外資系IT企業や大手SIer、ITコンサルへの転職で強みになります。

関係者が多く、提案から導入まで時間がかかる案件では、計画性、調整力、リスク管理力が必要になるためです。

案件の受注金額だけでなく、商談期間、参加人数、担当した工程、自分の役割も整理しましょう。

すべてを一人で担当していなくても、提案や契約、進捗管理のどこで貢献したかを明確にすれば、実務経験として評価されやすくなります。

特定業界や業務に関する知識

金融、製造、通信、流通、公共など、特定業界の業務知識は転職市場で評価されます。

顧客の業務や商習慣を理解していれば、転職後も課題を正確に把握し、実態に合った提案を行いやすいためです。

単に「金融業界を担当した」と伝えるのではなく、決済、融資、生産管理、物流管理など、理解している業務まで掘り下げましょう。

担当業界と応募先の顧客層が近ければ、他のSIerやコンサルティング会社でも即戦力として評価されやすくなります。

クラウドやセキュリティなどのIT知識

クラウドやセキュリティ、ネットワーク、ERPなどのIT知識は、SIer営業の市場価値を高めます。

特にプリセールスやITメーカー、クラウド関連企業への転職では、顧客への説明や技術部門との会話に必要な知識が重視されます。

営業職の場合、エンジニアと同じ開発スキルまでは求められないこともあります。

ただし、製品の特徴や導入メリット、構成の概要を説明できる状態が理想です。

担当案件で扱った技術や取得資格を、実務での活用例と一緒に伝えましょう。

売上や受注実績を数値で示した経験

売上や受注実績を数値で示すことは、営業としての成果を伝えるうえで欠かせません。

売上額、受注額、目標達成率、新規顧客数、継続率などを使えば、採用担当者が実績の大きさを判断しやすくなります。

数字だけを並べるのではなく、目標に対してどのような工夫をしたかも説明しましょう。

たとえば、「年間目標を120%達成した」だけでなく、新規提案の増加や既存顧客への追加提案など、成果につながった行動まで示すことが重要です。

SIer営業からの転職を成功させる方法

SIer営業からの転職を成功させるには、勢いで応募するのではなく、自分の経験と希望するキャリアを整理することが重要です。

特に、担当案件や営業実績を具体化し、応募先でどのように活かせるかを説明できる状態にしておきましょう。

転職理由と実現したいキャリアを整理する

まずは、なぜ転職したいのか次の職場で何を実現したいのかを整理しましょう。

年収を上げたい、営業ノルマから離れたい、ITの専門性を高めたい、より上流工程に関わりたいなど、転職理由によって選ぶべき職種は変わります。

不満だけを理由にすると、転職後も同じ悩みを抱える可能性があります。

仕事内容、年収、働き方、専門性のうち、何を優先するのかを決めておくことが大切です。

担当案件と営業実績を棚卸しする

次に、これまで担当した案件や営業実績を整理します。

顧客の業界、案件規模、商談期間、提案内容、受注金額、自分の役割などを具体的に書き出しましょう。

特に、顧客の課題をどのように整理し、エンジニアや社内部門を巻き込み、どのような成果につなげたかが重要です。

数字で示せる実績があれば、職務経歴書や面接でも説得力を持たせられます。

営業スキルを転職先の業務に言い換える

SIer営業の経験は、応募先の仕事内容に合わせて言い換えることが重要です。

たとえば、社内外との調整経験はプロジェクト推進力、顧客への提案経験は課題解決力としてアピールできます。

カスタマーサクセスなら顧客フォロー、IT企画なら要件整理、コンサルタントなら課題分析というように、同じ経験でも見せ方は変わります。

営業実績だけでなく、転職先で再現できるスキルとして伝えましょう。

不足している知識やスキルを補う

異職種へ転職する場合は、応募先で必要な知識やスキルを確認し、足りない部分を補いましょう。

プリセールスならクラウドやセキュリティ、マーケティング職なら広告やアクセス解析、社内SEならシステム運用や要件定義の知識が役立ちます。

資格を取るだけでなく、現職で関連する案件に関わることも有効です。

学習内容と実務経験を結びつけて説明できれば、未経験職種への転職でも評価されやすくなります。

在職中に転職活動を始める

転職活動は、できるだけ在職中に始めるのがおすすめです。

収入がある状態で進めれば、焦って条件の合わない企業へ転職するリスクを減らせます。

また、複数の求人を比較することで、自分の市場価値や希望条件の相場も把握できます。

仕事と並行して進めるのは大変ですが、応募数を絞り、面接日程を計画的に管理すれば無理なく進められます。

IT業界に強い転職エージェントを活用する

転職先に迷う場合は、IT業界に強い転職エージェントを活用しましょう。

SIer営業の経験がどの職種で評価されるか、希望年収で応募できる求人があるかを客観的に確認できます。

また、職務経歴書の添削や面接対策、非公開求人の紹介、年収交渉なども任せられます。

Geeklyやレバテックキャリア、アクシスコンサルティングなど、希望する転職先に合ったサービスを選ぶことが重要です。

SIer営業におすすめの転職エージェント

SIer営業から転職する際は、希望する職種に強い転職エージェントを選びましょう。

IT営業を続ける場合と、ITコンサルや社内SEへキャリアチェンジする場合では、利用すべきサービスが異なるためです。

複数の転職エージェントを併用すると、求人や担当者の提案を比較できます。

まずは2〜3社に登録し、自分の経験がどの職種で評価されるか確認するのがおすすめです。

転職エージェント特におすすめの人
GeeklyIT・Web業界で営業職や企画職を探したい人
アクシスコンサルティングITコンサルやDX関連職へ転職したい人
ミライフ自分の価値観や長期的なキャリアから転職先を考えたい人
社内SE転職ナビ社内SEや情報システム部門へ転職したい人
レバテックキャリアIT知識を活かして技術寄りの職種を目指したい人

Geekly

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

IT業界の求人を幅広く扱っているため、SIer営業から別のIT企業の営業職や、SaaS企業、企画職などへの転職を検討している人に向いています。

IT職種ごとに専門のアドバイザーが在籍しており、SIer営業で培った提案力や業界知識を活かせる求人を探しやすい点が特徴です。

転職先を営業職に限定せず、IT業界内で幅広く比較したい人は登録しておきましょう。

項目内容
運営会社株式会社Geekly
得意な領域IT・Web・ゲーム業界
主な転職先IT企業の営業、SaaS企業、企画職、ITコンサルなど
特徴IT職種別の専門アドバイザーによる転職支援を受けられる
おすすめの人SIer営業の経験を活かし、IT業界内で幅広く求人を比較したい人
利用料金無料
公式サイトhttps://www.geekly.co.jp/

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングが運営するAXIS Agentは、コンサルティング業界や事業会社のDX・IT領域に強い転職エージェントです。

SIer営業からITコンサルタントや業務コンサルタント、DX関連職を目指す人に適しています。

SIer営業の顧客折衝力や課題整理力は、コンサル転職でも評価される可能性があります。

一方で、選考では論理的思考力や資料作成力も問われるため、業界に詳しいアドバイザーから応募書類や面接の支援を受けるとよいでしょう。

項目内容
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
得意な領域コンサルティング業界、事業会社のDX・IT領域
主な転職先ITコンサル、業務コンサル、DX推進、IT企画など
特徴コンサル転職とポストコンサル転職に詳しい
おすすめの人SIer営業からコンサルタントや上流工程の職種を目指したい人
利用料金無料
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/

ミライフ

ミライフは、求職者個人の価値観や将来像を重視してキャリア支援を行う転職エージェントです。

転職先の求人を紹介してもらうだけでなく、今後のキャリアプランから相談したいSIer営業に向いています。

営業職を続けるか、SaaS企業や企画職などへキャリアチェンジするか迷っている場合にも候補となります。

年収や企業名だけで転職先を決めず、自分に合う仕事や働き方を整理したい人は相談してみましょう。

項目内容
運営会社株式会社ミライフ
得意な領域キャリア相談、成長企業などへの転職支援
主な転職先営業職、SaaS企業、企画職、成長企業など
特徴個人の価値観や長期的なキャリアを重視している
おすすめの人転職先を決める前に、自分のキャリアプランから相談したい人
利用料金無料
公式サイトhttps://www.miraif.co.jp/

社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEや情報システム部門への転職に特化したサービスです。

SIer営業から営業ノルマのない職種へ移りたい人や、事業会社側でシステム導入やベンダー管理に関わりたい人に向いています。

エージェントによる求人紹介に加えて、企業からスカウトを受けられる機能もあります。

ただし、社内SE求人では開発や運用経験を求められる場合もあるため、営業として関わった要件整理や導入支援、ベンダー調整の経験を具体的に伝えましょう。

項目内容
運営会社アイムファクトリー株式会社
得意な領域社内SE、情報システム部門
主な転職先社内SE、情シス、IT企画、システム導入担当など
特徴社内SEに特化し、エージェントとスカウトの両方を利用できる
おすすめの人SIer営業から事業会社のIT部門へ転職したい人
利用料金無料
公式サイトhttps://se-navi.jp/

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアやクリエイターの転職に特化した転職エージェントです。

SIer営業からプリセールス、セールスエンジニア、社内SEなど、技術寄りの職種へ転職したい場合に候補となります。

一方、IT営業だけを探している人よりも、技術知識やシステム導入経験を活かして職種を変えたい人に向いています。

エンジニアと連携した経験や、クラウド、ネットワーク、セキュリティなどの知識がある場合は、応募できる求人があるか相談してみましょう。

項目内容
運営会社レバテック株式会社
得意な領域ITエンジニア、Webエンジニア、クリエイター
主な転職先プリセールス、社内SE、インフラ・クラウド関連職など
特徴IT職種と技術に詳しいアドバイザーへ相談できる
おすすめの人SIer営業のIT知識を活かし、技術寄りの職種へ転職したい人
利用料金無料
公式サイトhttps://career.levtech.jp/

SIer営業の転職先に関するよくある質問

SIer営業から営業以外の職種に転職できますか?

SIer営業から営業以外の職種へ転職することは可能です。

顧客の課題を整理する力、エンジニアとの調整力、IT知識は、ITコンサル、プリセールス、カスタマーサクセス、IT企画などでも活かせます。

ただし、社内SEやマーケティング職などは専門知識も求められるため、関連する業務経験を具体的に伝えることが重要です。

SIer営業の市場価値は高いですか?

SIer営業の市場価値は、担当してきた顧客や案件、実績によって大きく変わります。

大手企業への提案、大型案件の受注、クラウドやセキュリティ案件への関与、特定業界の知識がある人は評価されやすいでしょう。

単に営業年数を伝えるのではなく、顧客課題、提案内容、受注額、担当範囲まで整理して示すことが大切です。

SIer営業からSaaS営業へ転職するのは難しいですか?

SIer営業からSaaS営業への転職は、比較的実現しやすい選択肢です。

顧客へのヒアリングや課題解決型の提案、ITサービスの説明経験をそのまま活かせます。

ただし、SaaS営業では商談数、受注率、継続率などを細かく管理する企業もあります。

長期提案が中心のSIer営業とは、営業スピードや評価指標が異なる点を理解しておきましょう。

SIer営業からITコンサルタントへ転職できますか?

SIer営業からITコンサルタントへの転職は可能です。

顧客折衝、課題整理、提案書作成、関係者調整などの経験はコンサル業務にもつながります。

一方で、論理的思考力、資料作成力、業務知識なども重視されます。

システムを販売した経験だけでなく、顧客の経営課題や業務課題にどこまで踏み込んだかを説明できると有利です。

SIer営業から転職すると年収は上がりますか?

転職先やこれまでの実績によっては、年収アップを狙えます。

外資系IT営業、ITコンサル、大手SIerなどは、経験や成果が評価されれば年収が上がりやすい転職先です。

ただし、社内SEや未経験の企画職へ転職する場合は、一時的に年収が下がる可能性もあります。

年収だけでなく、仕事内容や将来の市場価値も含めて判断しましょう。

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