SIer営業の転職先おすすめ7選|営業以外のキャリアパスも解説

SIerからの転職先

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SIer営業からの転職先は、他のSIerやIT企業の営業だけではありません。

法人営業・IT知識・顧客折衝・SEやPMとの調整経験を活かせば、SaaS営業、外資系IT営業、ITコンサル、プリセールス、カスタマーサクセス、IT企画・DX推進なども狙えます。

転職しやすさを重視するならSIer・SaaS営業、年収アップなら外資ITやITコンサル、営業ノルマから離れたいならプリセールスやIT企画などがおすすめです。

この記事では、SIer営業におすすめの転職先7つを比較し、市場価値、年齢別キャリアパス、転職で評価される経験、転職前に準備することまで解説します。

この記事の結論!
  • SIer営業の転職先は、SIer・SaaS営業だけでなく、ITコンサル、プリセールス、カスタマーサクセス、IT企画・DX推進など幅広い
  • 転職しやすさならSIer・SaaS営業、年収アップなら外資IT・ITコンサルが有力
  • 営業以外へ移りたいなら、ITコンサル・プリセールス・カスタマーサクセスが現実的
  • 「自分の経験ならどこへ転職できる?」と迷うなら、TechGoIT業界でのキャリアアップを相談する
  • 営業から離れて事業会社のIT部門を目指すなら、社内SE転職ナビ社内SE・IT企画への転職可能性を確認する

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  1. SIer営業の転職先は7つ|営業以外にも転職できる
    1. 他のSIer・大手IT企業の法人営業
    2. SaaS企業の法人営業
    3. 外資系IT企業の営業
    4. ITコンサルタント
    5. プリセールス・セールスエンジニア
    6. カスタマーサクセス
    7. IT企画・DX推進
  2. 目的別に選ぶSIer営業のおすすめ転職先
  3. SIer営業から営業以外へ転職するならどこが現実的?
  4. SIer営業の市場価値が高い3つの理由
    1. 大手企業へのエンタープライズ営業経験が評価される
    2. 高額な無形商材を提案した経験が活かせる
    3. 顧客・SE・PM・ベンダーを動かす調整力がある
  5. SIer営業のキャリアパスは年齢によって変わる
  6. SIer営業を辞めたい人が転職前に整理すること
    1. SIer営業そのものが嫌なのか会社が嫌なのか分ける
    2. 営業ノルマをなくしたいのか提案営業は続けたいのか考える
    3. IT業界から離れたいのかIT知識は活かしたいのか考える
    4. 年収・仕事内容・働き方の優先順位を決める
  7. SIer営業からの転職で評価されるスキルと経験
    1. 売上・受注額・達成率
    2. 顧客企業の規模と担当業界
    3. 案件単価・プロジェクト規模
    4. 新規営業か既存深耕か
    5. 提案から受注・導入までどこまで担当したか
    6. SE・PM・ベンダーとの調整経験
  8. SIer営業から転職する前にやるべき5つの準備
    1. 担当顧客・業界を整理する
    2. 売上・受注実績を数字で整理する
    3. 担当案件の規模と役割を書く
    4. 転職先を2〜3職種まで絞る
    5. 転職市場での評価を確認する
  9. SIer営業におすすめの転職エージェント
    1. Samurai Job
    2. TechGo
    3. 社内SE転職ナビ
  10. SIer営業の転職先に関するよくある質問
    1. SIer営業から営業以外の職種に転職できますか?
    2. SIer営業の市場価値は高いですか?
    3. SIer営業からSaaS営業へ転職するのは難しいですか?
    4. SIer営業からITコンサルタントへ転職できますか?
    5. SIer営業を1年・2年で辞めても転職できますか?
    6. SIer営業から転職すると年収は上がりますか?
    7. SIer営業に資格は必要ですか?

SIer営業の転職先は7つ|営業以外にも転職できる

SIer営業の転職先は、同じIT営業だけではありません。

法人営業や顧客折衝、SEとの調整経験を活かせば、SaaS営業や外資系IT営業、ITコンサル、プリセールスなどへのキャリアチェンジも可能です。

特にSIer営業は、IT知識と法人営業経験の両方を持っている点が強みになります。

転職先転職難易度年収アップ営業ノルマ活かせる経験
大手SIer・IT企業営業あり法人営業・IT知識
SaaS営業低〜中あり課題提案・法人営業
外資系IT営業中〜高強め営業実績・大手顧客経験
ITコンサル中〜高基本なし課題整理・顧客折衝
プリセールス会社によるIT知識・提案経験
カスタマーサクセスKPIあり顧客支援・追加提案
IT企画・DX推進基本なし要件整理・調整力

営業経験をそのまま活かすならSIer・SaaS営業年収アップを狙うなら外資ITやITコンサルが候補です。

一方、「営業ノルマから離れたい」「もう少し技術寄りの仕事がしたい」という人には、プリセールスやIT企画も向いています。

他のSIer・大手IT企業の法人営業

もっとも転職しやすいのは、他のSIer大手IT企業の法人営業です。

仕事内容が近いため、現在の営業経験をほぼそのまま評価してもらえます。

評価されやすい経験具体例
法人営業経験大手企業・官公庁への営業
IT知識システム開発・クラウド・インフラ
提案経験顧客課題のヒアリングから提案
社内調整SE・PM・ベンダーとの調整
営業実績売上、受注額、目標達成率

たとえば中堅SIerから大手SIerへ移れば、仕事内容を大きく変えずに年収や福利厚生を上げられる可能性があります。

私自身SIerで働いていて感じますが、営業は単純に商品を売るだけではありません。

顧客の要望を聞き、SEやPMと実現方法を詰める場面も多く、こうした調整経験は他社でも活かしやすいです。

「まずは今の経験を使って条件を上げたい」という人には、もっとも現実的な転職先でしょう。

SIer・IT企業の求人を幅広く確認したいなら、IT業界に特化したユニゾンキャリア転職で、自分の経歴ならどの企業を狙えるか確認しておく方法もあります。

SaaS企業の法人営業

SIer営業からSaaS営業への転職も相性がよい選択肢です。

SaaS企業でも、顧客の課題を聞きながらITサービスを提案するため、SIer営業で身につけた経験を活かせます。

SIer営業の経験SaaS営業で活かせる場面
顧客ヒアリング課題の整理
ITサービスの提案SaaS製品の提案
法人営業新規・既存顧客への営業
SEとの連携技術担当との連携
導入支援契約後の顧客フォロー

SIer営業との大きな違いは、案件ごとにシステムを作るのではなく、基本的には自社サービスを販売する点です。

そのため、「受託開発よりも自社サービスに近い場所で働きたい」という人に向いています。

ただし、SaaS企業では受注件数や商談数などを細かくKPI管理する会社もあります。

営業ノルマそのものから離れたい人は、仕事内容をよく確認しましょう。

SaaSやIT・Web企業まで広げて求人を探したい場合は、IT業界の求人を扱うTechGoで年収や仕事内容を比較してみるのも一つの方法です。

外資系IT企業の営業

営業実績に自信があるなら、外資系IT企業の営業も有力な転職先です。

成果次第では、SIer営業より大幅な年収アップを狙える可能性があります。

特徴内容
年収高め
インセンティブ大きい企業が多い
評価成果重視
英語企業・ポジションによる
営業目標高い傾向

特に評価されやすいのは、大手企業への営業経験や大型案件の受注実績です。

たとえば、

  • 年間売上
  • 予算達成率
  • 担当顧客数
  • 案件単価
  • 新規顧客の獲得実績

などを数字で説明できる人は強みがあります。

一方で、年収が高い分、成果へのプレッシャーも強くなりやすい転職先です。

「年収を上げたい」だけで選ぶのではなく、評価制度やインセンティブの割合まで確認しましょう。

ハイクラスなIT企業への転職を考えるなら、Samurai Jobなどを使い、現在の年収からどこまで上を狙えるのか確認してから動くと判断しやすくなります。

ITコンサルタント

営業ノルマから離れながら年収アップを狙いたい人には、ITコンサルタントも候補です。

SIer営業は、

  • 顧客の課題を聞く
  • 提案内容を整理する
  • SEやPMと調整する
  • 顧客へ説明する

といった仕事を経験するため、ITコンサルと共通する部分があります。

SIer営業経験ITコンサルで活かせる力
顧客ヒアリング課題整理
提案資料作成コンサル資料作成
顧客折衝クライアントワーク
社内調整プロジェクト推進
IT知識システム・DX支援

ただし、SIer営業から誰でも簡単に転職できるわけではありません。

単純な御用聞き営業ではなく、顧客課題を整理して提案した経験がどれだけあるかが重要になります。

SIer営業からITコンサルを狙うなら、IT業界とコンサル転職の両方に詳しいエージェントを利用すると求人を選びやすくなります。

特にMyVisionはコンサル転職、Groovement Agentコンコードエグゼクティブグループはハイクラス・コンサル領域を検討するときにおすすめ。

最初から応募を決める必要はないので、「自分の営業経験でコンサルを狙えるのか」を相談するだけでもよいでしょう。

プリセールス・セールスエンジニア

「営業経験は活かしたいけれど、もう少し技術寄りに働きたい」という人にはプリセールスが向いています。

プリセールスは、営業とエンジニアの中間に近い仕事です。

主な仕事内容
顧客ヒアリング技術的な要件を確認する
製品説明IT製品・サービスを説明する
提案支援営業と一緒に提案を作る
技術検証導入できるか確認する
SEとの連携技術部門と調整する

SIer営業としてSEと一緒に提案書を作ったり、システム構成について顧客へ説明した経験がある人ほど相性があります。

一方、製品やシステムについて技術的な質問を受けるため、営業力だけではなくIT知識も必要です。

「営業を完全に辞めたいわけではないが、ITスキルをもっと身につけたい」という人にはかなり現実的なキャリアパスです。

技術寄りの求人を探す場合は、エンジニア転職に強いTechClipsエージェントなどで、営業経験を活かせるプリセールス求人があるか確認してみるとよいでしょう。

カスタマーサクセス

顧客と関わる仕事は続けたいものの、新規営業を減らしたい人にはカスタマーサクセスが向いています。

カスタマーサクセスは、契約後の顧客を支援し、サービスを継続して使ってもらう仕事です。

SIer営業との共通点カスタマーサクセス
顧客との関係構築
課題ヒアリング
ITサービスの理解
新規営業少なめ
既存顧客対応多い

特に既存顧客への深耕営業や、システム導入後のフォローまで担当していたSIer営業とは相性があります。

ただし、「営業ではない=数字を追わなくてよい」とは限りません。

解約率や継続率、アップセル金額などのKPIを設定している会社も多いため、求人票では評価指標まで確認しましょう。

SaaS企業への転職では会社ごとに仕事内容の差が大きいため、STRATEGY CAREERなども含めて複数の求人を比較し、自分が求める働き方に近い会社を探すことが大切です。

IT企画・DX推進

営業から大きくキャリアチェンジしたいなら、事業会社のIT企画・DX推進も選択肢です。

IT企画やDX推進では、自社の課題を整理し、システム導入や業務改善を進めます。

活かせるSIer営業経験IT企画・DX推進での活用
顧客の業務理解社内部門の課題整理
ベンダー調整SIer・ベンダー管理
提案経験IT施策の企画
IT知識システム選定
プロジェクト調整DXプロジェクト推進

SIer営業からの転職難易度は高めですが、顧客企業の業務に深く入り込んだ経験や、大規模システム案件を動かした経験がある人なら可能性があります。

特に「システムを売る側ではなく、導入する側に回りたい」という人には魅力的な転職先です。

ただし、求人によっては要件定義やシステム開発の経験を求められるため、応募条件の確認は欠かせません。

事業会社のIT部門を目指す場合は、社内SE転職ナビで求人を確認すると、SIer営業から応募できる求人とエンジニア経験が必要な求人を比較しやすくなります。

SIer営業には思っている以上に転職先があります。

重要なのは「営業を続けるか・辞めるか」だけで考えず、今までの顧客折衝・IT知識・提案経験をどこで活かしたいのかから転職先を決めることです。

目的別に選ぶSIer営業のおすすめ転職先

SIer営業からの転職先は、「何を変えたいか」で選ぶのがおすすめです。

転職の目的おすすめの転職先向いている人注意点
年収を上げたい外資系IT営業・ITコンサル営業実績や大手顧客の担当経験がある人成果への要求や選考難易度は高め
今の経験をそのまま活かしたい大手SIer・IT企業営業法人営業やIT提案を続けたい人営業ノルマは残りやすい
自社サービスに関わりたいSaaS営業受託開発より自社サービスに興味がある人KPI管理が細かい企業もある
営業ノルマから離れたいITコンサル・IT企画顧客課題の整理や提案が得意な人営業以外のスキルも求められる
技術寄りの仕事をしたいプリセールス・セールスエンジニア営業経験とIT知識を両方活かしたい人技術知識を深める必要がある
新規営業を減らしたいカスタマーサクセス既存顧客との関係構築が得意な人継続率などのKPIを持つ場合がある
事業会社側へ移りたいIT企画・DX推進システム導入やベンダー調整経験がある人SIer営業からの転職難易度は高め
転職難易度を抑えたいSIer営業・SaaS営業大きなキャリアチェンジを避けたい人仕事内容が大きく変わらない可能性がある

迷ったら、まずは「年収」「営業ノルマ」「仕事内容」「働き方」のどれを最優先するかを決めましょう。

例えば、年収アップなら外資ITやITコンサル、営業経験を活かしながら技術寄りへ進みたいならプリセールスがおすすめです。

一方、「営業そのものを辞めたい」のか「今の会社を辞めたいだけ」なのかによっても選択肢は変わります。

自分に合う転職先が分からない場合は、SIer・IT業界ならユニゾンキャリア転職IT専門転職エージェント@PRO人、ITコンサルならMyVision、事業会社のIT職なら社内SE転職ナビなどで求人を比較すると、現実的な選択肢を判断しやすくなります。

SIer営業から営業以外へ転職するならどこが現実的?

SIer営業から営業以外へ転職するなら、ITコンサル・プリセールス・カスタマーサクセスが比較的現実的です。

一方、社内SEやPMのように開発・運用経験を強く求められる職種は、営業経験だけでは難易度が上がります。

転職先現実性活かせる経験注意点
ITコンサル顧客折衝・課題整理・提案論理的思考や資料作成力も必要
プリセールスIT知識・提案・SEとの連携技術知識が必要
カスタマーサクセス顧客支援・関係構築KPIを追う会社もある
IT企画・DX推進○〜△顧客業務理解・調整上流工程経験があると有利
社内SEIT知識・ベンダー調整開発・運用経験を求められやすい
PM・PL調整・プロジェクト理解開発PJの管理経験が必要

営業職から離れたいからといって、いきなり技術職を目指す必要はありません。

これまでの顧客折衝やIT知識を残しながら、少しずつ営業色を薄める転職先を選ぶのが現実的です。

SIer営業の市場価値が高い3つの理由

SIer営業の市場価値が高い理由は、単なる営業力だけでなく、IT知識・法人営業・プロジェクト調整をまとめて経験しやすいからです。

特に、以下の3つは転職時のアピール材料になります。

SIer営業の強み評価されやすい転職先
大手企業への営業経験大手SIer・SaaS・外資IT
高額な無形商材の提案経験SaaS・外資IT・ITコンサル
複数関係者との調整力ITコンサル・プリセールス・IT企画

「営業しかしていないから市場価値が低い」と考える必要はありません。

重要なのは、これまでの仕事を単なる「営業経験」ではなく、誰に・何を・どの規模で提案し、どんな役割を担ったのかまで整理することです。

大手企業へのエンタープライズ営業経験が評価される

大手企業を担当した経験は、SIer営業の大きな武器になります。

大企業向けの営業では、一人の担当者に商品を売れば終わりではありません。

求められる経験具体的な仕事
顧客理解顧客企業の業務・組織を理解する
関係構築現場担当者から決裁者まで関係を作る
長期提案数カ月以上かけて案件を進める
社内調整SEやPMと提案内容を詰める
契約調整価格・納期・契約条件を調整する

こうした経験は、大手SIerへの転職だけでなく、SaaSや外資系IT企業の法人営業でも活かしやすいです。

特に転職時は「大手企業を担当していました」で終わらせず、担当企業の規模・案件規模・自分の役割まで説明できるようにしましょう。

高額な無形商材を提案した経験が活かせる

SIer営業では、完成品をそのまま販売するのではなく、顧客の課題に合わせてシステムやサービスを提案します。

そのため、課題を聞き出して解決策を組み立てる営業経験を身につけやすいのが強みです。

  • 顧客の課題をヒアリングする
  • 必要なシステムや機能を整理する
  • SEと提案内容を検討する
  • 見積もりやスケジュールを調整する
  • 顧客へ提案して受注につなげる

数千円の商品を販売する営業とは異なり、システム案件では多額の予算が動くことも珍しくありません。

その分、顧客から信頼を得ながら提案を進める力が求められます。

こうした無形商材の課題解決型営業は、SaaS営業やITコンサル、外資系IT営業などでも活かせます。

転職時には売上だけでなく、「どのような課題に対して、どんな提案をしたのか」まで整理しておくと強みを伝えやすくなります。

顧客・SE・PM・ベンダーを動かす調整力がある

SIer営業の強みとして見逃されやすいのが、複数の関係者を動かす調整力です。

システム案件は営業だけでは進みません。

関係者SIer営業の役割
顧客要望・予算・納期を確認する
SEシステムとして実現できるか確認する
PM・PL開発体制やスケジュールを調整する
ベンダー製品・技術・費用を確認する
社内上司金額や契約条件の承認を取る

私自身SIerで働いていて感じるのは、案件を進めるには「誰か一人が優秀ならよい」というわけではないことです。

顧客の要望をそのままエンジニアへ渡すのではなく、予算や納期、技術的な実現性を踏まえて関係者の認識を合わせる必要があります。

こうした経験は、ITコンサル・プリセールス・IT企画・DX推進など、営業以外の職種でも役立ちます。

SIer営業から営業以外へ転職したい人ほど、「売った経験」だけではなく、プロジェクトをどう動かしたかを棚卸ししておきましょう。

SIer営業のキャリアパスは年齢によって変わる

SIer営業のキャリアパスは、年齢よりもその年齢までにどんな顧客・案件・役割を経験したかで変わります。

ただし、20代はポテンシャルも評価されやすく、30代以降は実績や専門性をより厳しく見られる傾向があります。

年代意識したいこと積みたい経験狙いやすいキャリア
20代前半営業とITの基礎を固める法人営業、提案、見積もり、SEとの連携他SIer営業、SaaS営業
20代後半強みを作る大手顧客、大型案件、特定業界の知識大手SIer、SaaS、プリセールス、ITコンサル
30代前半専門性か管理職か決める大型案件、後輩育成、案件リード外資IT、ITコンサル、営業リーダー、IT企画
30代後半以降実績と専門性で勝負する組織管理、重要顧客、事業・営業戦略管理職、ハイクラス営業、コンサル、事業企画

20代前半では、無理にキャリアを決め切る必要はありません。

まずは法人営業の基本に加えて、顧客の業務理解やSEとの調整など、SIer営業ならではの経験を増やすことが重要です。

20代後半になると、単に「営業経験があります」だけではなく、担当業界や案件規模などの強みを作りたい時期です。

大手顧客や大型案件を経験していると、SaaSやプリセールス、ITコンサルなどへの選択肢も広がります。

30代前半では、営業の専門性を高めるのか、マネジメントへ進むのか、営業以外へキャリアチェンジするのかを考えましょう。

特にITコンサルや外資ITなどを狙う場合は、売上実績だけでなく、顧客課題の解決やプロジェクトを動かした経験が重要になります。

30代後半以降はポテンシャルより実績が重視されやすいため、「どの業界に強いか」「どの規模の案件を動かしたか」「何人をマネジメントしたか」など、明確な武器が必要です。

SIer営業を辞めたい人が転職前に整理すること

SIer営業を辞めたいなら、求人を見る前に「何を変えたいのか」を整理しましょう。

不満の原因によって、選ぶべき転職先は変わります。

整理すること方向性の例
SIer営業そのものが嫌か営業以外へ転職する
今の会社が嫌か他のSIer・IT企業へ転職する
営業ノルマが嫌かプリセールス・ITコンサルなどを狙う
新規営業が嫌かカスタマーサクセスなどを狙う
IT業界が嫌か異業界への転職を検討する
IT知識を活かしたいかSaaS・ITコンサル・IT企画などを狙う
年収を重視するか外資IT・ITコンサルなどを検討する
働き方を重視するかリモート・残業時間などで求人を比較する

SIer営業そのものが嫌なのか会社が嫌なのか分ける

まず、SIer営業の仕事内容が嫌なのか今の会社に不満があるだけなのかを分けましょう。

例えば、人間関係や給与、評価制度が不満なら、他のSIerへ転職するだけで解決する可能性があります。

一方、営業活動そのものが苦痛なら、ITコンサルやプリセールスなど営業以外の職種を検討したほうがよいでしょう。

営業ノルマをなくしたいのか提案営業は続けたいのか考える

営業ノルマが嫌だからといって、顧客との提案活動まで辞める必要はありません。

希望向いている転職先
営業を続けたいSIer営業・SaaS営業
新規営業を減らしたいカスタマーサクセス
提案経験を活かしたいプリセールス
営業ノルマから離れたいITコンサル・IT企画

「数字を追うのが嫌なのか」「顧客と話すこと自体が嫌なのか」を分けると、転職先を絞りやすくなります。

IT業界から離れたいのかIT知識は活かしたいのか考える

SIer営業で身につけたIT知識は、転職市場でも活かせます。

そのため、IT業界そのものに不満がなければ、SaaS・プリセールス・ITコンサル・IT企画などへ横展開するほうが経験を評価されやすいです。

異業界へ転職するとIT知識の優位性が薄れることもあるため、「SIerが嫌=IT業界を辞める」と考えないようにしましょう。

年収・仕事内容・働き方の優先順位を決める

すべての希望を満たす求人を探すのは簡単ではありません。

転職前に、条件へ優先順位をつけておきましょう。

  1. 絶対に譲れない条件
  2. できれば実現したい条件
  3. 妥協できる条件

例えば「年収アップを最優先するなら外資ITやITコンサル」「営業ノルマを避けたいならプリセールスやIT企画」のように、優先順位によって選択肢は変わります。

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SIer営業からの転職で評価されるスキルと経験

SIer営業から転職するときは、単に「法人営業を経験した」だけでは十分ではありません。

売上・顧客規模・案件規模・担当範囲を数字と具体例で伝えることが重要です。

評価される経験転職時に整理する内容
売上・受注額・達成率年間売上、受注金額、予算達成率
顧客企業の規模と担当業界大手企業、中小企業、金融、通信、製造など
案件単価・プロジェクト規模契約金額、期間、プロジェクト人数
新規営業・既存深耕新規開拓、既存顧客への追加提案
提案から導入までの担当範囲ヒアリング、提案、見積もり、契約、導入支援
関係者との調整経験顧客、SE、PM、ベンダーとの調整

売上・受注額・達成率

営業実績は、できるだけ数字で伝えましょう。

  • 年間売上○万円
  • 年間受注額○万円
  • 営業目標達成率○%
  • チーム○人中○位

「営業を頑張った」よりも、どれだけ成果を出したかを数字で示したほうが評価されやすくなります。

顧客企業の規模と担当業界

誰に営業していたのかも重要です。

特に、大手企業や官公庁への営業経験、金融・通信・製造など特定業界への知識は強みになります。

例えば「法人営業を3年経験」だけではなく、「金融業界の大手企業3社を担当」まで書くと経験のレベルが伝わりやすくなります。

案件単価・プロジェクト規模

SIer営業では、扱ってきた案件の規模も評価材料です。

項目具体例
契約金額5,000万円規模
プロジェクト期間1年間
プロジェクト人数30名
担当範囲提案から契約まで

特に外資ITやITコンサルなどを狙う場合、大規模案件に関わった経験はアピールしやすいです。

新規営業か既存深耕か

同じSIer営業でも、新規開拓既存営業では強みが異なります。

新規営業なら顧客開拓力、既存営業なら関係構築や追加提案の経験をアピールしましょう。

例えば既存顧客に対して別システムを提案し、契約金額を拡大した経験も立派な営業実績です。

提案から受注・導入までどこまで担当したか

営業プロセスのどこまで関わったかも整理しておきましょう。

ヒアリング → 課題整理 → SEとの検討 → 提案 → 見積もり → 契約 → 導入支援

このうち担当範囲が広いほど、単純な営業ではなく、課題解決型の営業経験として伝えやすくなります。

特にITコンサルやプリセールスへ転職するなら、受注額だけでなく提案内容や課題整理の経験を伝えることが重要です。

SE・PM・ベンダーとの調整経験

SIer営業では、顧客だけでなくSEやPM、ベンダーなど多くの関係者と仕事をします。

例えば、

  • 顧客の要望をSEへ共有した
  • PMと納期や体制を調整した
  • ベンダーから見積もりを取得した
  • 顧客と社内の意見を調整した

といった経験です。

こうした複数の関係者を動かした経験は、ITコンサル・プリセールス・IT企画など営業以外への転職でも活かせます。

職務経歴書では「調整業務を担当」と書くだけでなく、誰と何を調整し、どのような結果につながったのかまで書きましょう。

例えば、

「SIer法人営業を担当」

ではなく、

「金融業界の大手企業3社を担当。5,000万円規模のシステム案件で、顧客ヒアリングからSEとの提案調整、見積もり、契約まで担当」

と書くほうが、市場価値を伝えやすくなります。

SIer営業から転職する前にやるべき5つの準備

SIer営業から転職するなら、求人へ応募する前にこれまでの経験を整理しておきましょう。

特に、顧客・売上・案件規模・役割・転職先の5つを整理すると、自分の市場価値を伝えやすくなります。

準備すること整理する内容目的
担当顧客・業界を整理する顧客規模、業界、担当社数得意分野を明確にする
売上・受注実績を数字で整理する売上、受注額、達成率営業成果を伝える
担当案件の規模と役割を書く金額、期間、人数、担当範囲経験レベルを伝える
転職先を2〜3職種まで絞る営業、コンサル、プリセールスなど応募先を明確にする
転職市場での評価を確認する求人、想定年収、応募条件現実的な選択肢を知る

担当顧客・業界を整理する

まず、これまで誰を相手に営業してきたのか整理します。

  • 担当した業界
  • 大手企業か中小企業か
  • 担当社数
  • 顧客との関係性

例えば「法人営業を担当」より、「通信業界の大手企業3社を担当」と書いたほうが経験が伝わりやすくなります。

特定業界の業務知識がある場合は、それ自体が転職時の強みになります。

売上・受注実績を数字で整理する

営業実績はできるだけ数字にしましょう。

  • 年間売上
  • 受注金額
  • 目標達成率
  • 前年比
  • 新規受注件数

正確な金額を職務経歴書に書けない場合でも、「数千万円規模」「前年比120%」など、伝えられる範囲で具体化します。

数字があるだけで、営業としてどの程度成果を出したのか判断されやすくなります。

担当案件の規模と役割を書く

SIer営業では、売上だけでなく案件そのものの経験も重要です。

整理する項目
案件規模5,000万円規模
期間約1年間
プロジェクト人数30名
担当範囲ヒアリング〜契約
関係者顧客、SE、PM、ベンダー

特にITコンサルやプリセールスを目指すなら、案件の中で自分がどんな役割を担ったかまで整理しておきましょう。

転職先を2〜3職種まで絞る

最初から1職種に決める必要はありませんが、候補を広げすぎるのもおすすめできません。

例えば、

  • 年収アップなら外資IT・ITコンサル
  • 技術寄りならプリセールス
  • 新規営業を減らすならカスタマーサクセス

のように、転職目的から2〜3職種に絞ります。

職種を絞ると、職務経歴書でアピールする経験も決めやすくなります。

転職市場での評価を確認する

最後に、自分の経験が実際の転職市場でどこまで評価されるのか確認しましょう。

見るべきポイントは以下です。

  • 応募できる求人の数
  • 求められる経験
  • 想定年収
  • 書類選考で評価される強み
  • 不足しているスキル

転職市場での評価は、転職エージェントで確認できます。

求人を見るだけでも、自分が狙える転職先はかなり見えてきます。

SIer営業におすすめの転職エージェント

SIer営業から転職するなら、希望する転職先に合わせてエージェントを選ぶことが重要です。

営業経験を活かして年収アップを狙う場合と、IT業界内で職種を変える場合、社内SEへキャリアチェンジする場合では、相性のよいサービスが異なります。

転職エージェント特におすすめの人主な相談内容
Samurai Job営業実績を活かして外資・ハイクラス転職を狙う人年収アップ、外資系、ハイクラス転職
TechGoSIer経験を活かしてIT業界内でキャリアアップしたい人IT企業への転職、年収アップ、キャリア相談
社内SE転職ナビ営業から離れて事業会社のIT部門を目指したい人社内SE、情シス、IT企画

転職先がまだ決まっていない人は、方向性の異なる2〜3社へ相談し、自分のSIer営業経験がどこで評価されるのか比較すると判断しやすくなります。

Samurai Job

項目内容
得意な領域外資系・グローバル・ハイクラス
向いている人SIer営業経験を活かして年収・ポジションを上げたい人
主な転職先外資系企業、グローバル企業、管理職・専門職など
利用料金無料
公式サイト外資・ハイクラス転職を相談する

Samurai Jobは、外資系・グローバル企業ハイクラス転職を検討している人向けの転職支援サービスです。

大手顧客への営業経験や高額案件の受注実績があり、SIer営業の経験を使ってさらに年収やポジションを上げたい人に向いています。

特に、

  • 大手企業への法人営業経験がある
  • 営業実績を数字で説明できる
  • 外資系企業にも興味がある
  • ハイクラス転職を狙いたい

という人は候補に入れやすいでしょう。

若手全員向けというより、すでに一定の営業実績や専門性があるSIer営業向けの選択肢です。

TechGo

項目内容
得意な領域IT・エンジニア領域
向いている人SIer経験を活かしてIT業界内でキャリアアップしたい人
相談したいこと年収アップ、IT業界での転職先、今後のキャリア
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TechGoは、ITエンジニア領域を中心にキャリアアップ転職を支援する転職エージェントです。

SIer営業から営業職だけを探すというより、IT業界で培った知識を活かしながら、より市場価値の高いキャリアを考えたい人に向いています。

特に、SEやPMと連携して提案してきた経験や、システム・クラウドなどのIT知識がある人は、自分の経験をどの職種で活かせるか相談してみるとよいでしょう。

「営業を続けるべきか、もう少しIT・技術寄りのキャリアへ進むべきか迷っている」という段階で、市場価値を確認する使い方もできます。

社内SE転職ナビ

項目内容
得意な領域社内SE・情報システム
向いている人SIer営業から事業会社のIT部門を目指したい人
活かしやすい経験ベンダー調整、要件整理、システム導入支援
利用料金無料
公式サイト社内SE・IT企画への転職を相談する

社内SE転職ナビは、社内SE・情報システム部門への転職に特化したサービスです。

「システムを売る側ではなく、事業会社でシステムを導入する側へ移りたい」というSIer営業に向いています。

ただし、社内SE求人では開発・運用などの実務経験を求められる場合があります。

SIer営業の場合は、顧客とSEの間に入った経験や、システム導入・ベンダー調整にどこまで関わったかを整理して相談しましょう。

「営業を離れて事業会社側へ行きたい」という人は、まず自分の経歴で応募できる求人があるか確認する使い方がおすすめです。

SIer営業の転職先に関するよくある質問

SIer営業から営業以外の職種に転職できますか?

SIer営業から営業以外の職種へ転職することは可能です。

顧客の課題を整理する力、エンジニアとの調整力、IT知識は、ITコンサル、プリセールス、カスタマーサクセス、IT企画などでも活かせます。

ただし、社内SEやマーケティング職などは専門知識も求められるため、関連する業務経験を具体的に伝えることが重要です。

SIer営業の市場価値は高いですか?

SIer営業は、法人営業・IT知識・顧客折衝・社内調整をまとめて経験できるため、市場価値を高めやすい職種です。

特に大手顧客への営業経験、高額案件の受注実績、SE・PMとの調整経験があると、SaaS営業や外資IT、ITコンサルなどでも評価されやすくなります。

SIer営業の市場価値は、担当してきた顧客や案件、実績によって大きく変わります。

大手企業への提案、大型案件の受注、クラウドやセキュリティ案件への関与、特定業界の知識がある人は評価されやすいでしょう。

単に営業年数を伝えるのではなく、顧客課題、提案内容、受注額、担当範囲まで整理して示すことが大切です。

SIer営業からSaaS営業へ転職するのは難しいですか?

SIer営業からSaaS営業への転職は、比較的実現しやすい選択肢です。

顧客へのヒアリングや課題解決型の提案、ITサービスの説明経験をそのまま活かせます。

ただし、SaaS営業では商談数、受注率、継続率などを細かく管理する企業もあります。

長期提案が中心のSIer営業とは、営業スピードや評価指標が異なる点を理解しておきましょう。

SIer営業からITコンサルタントへ転職できますか?

SIer営業からITコンサルタントへの転職は可能です。

顧客折衝、課題整理、提案書作成、関係者調整などの経験はコンサル業務にもつながります。

一方で、論理的思考力、資料作成力、業務知識なども重視されます。

システムを販売した経験だけでなく、顧客の経営課題や業務課題にどこまで踏み込んだかを説明できると有利です。

SIer営業を1年・2年で辞めても転職できますか?

1年・2年でも転職は可能です。

20代前半であればポテンシャルも評価されやすいため、短期離職だけで転職できなくなるわけではありません。ただし、なぜ辞めるのか、次の会社では何を実現したいのかを説明できるようにしておきましょう。

SIer営業から転職すると年収は上がりますか?

転職先やこれまでの実績によっては、年収アップを狙えます。

外資系IT営業、ITコンサル、大手SIerなどは、経験や成果が評価されれば年収が上がりやすい転職先です。

ただし、社内SEや未経験の企画職へ転職する場合は、一時的に年収が下がる可能性もあります。

年収だけでなく、仕事内容や将来の市場価値も含めて判断しましょう。

SIer営業に資格は必要ですか?

SIer営業の転職に資格は必須ではありません。

基本的には、営業実績・担当顧客・案件規模・提案経験のほうが重要です。

ただし、IT知識を補強したい場合は基本情報技術者試験やクラウド系資格などが、知識を示す材料になることがあります。

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